1. 手羽中と大根の煮物の基本の作り方

最初に紹介するのは、手羽中と大根の煮物の基本の作り方だ。
用意する材料
用意する材料は、手羽中・大根・塩・しょうゆ・砂糖・みりん・酒・サラダ油でOK。大根は米のとぎ汁で下茹でしておくと特有のアクがとれ、中まで味がしみやすくなる。ちょっとしたひと手間だが、美味しく仕上げるポイントなのでぜひ行ってもらいたい。
大根の下茹で方法
- まず大根を4cm幅くらいの輪切りにする。やや厚めに皮をむいたら、切り口の角をそぎ落とす面取りをすると煮崩れしにくい。
- 次に両面(片面でもOK)に厚みの1/3くらいまで隠し包丁といって十文字の切り込みを入れる。
- 鍋に大根とかぶるくらいの水、大さじ1~2ほどの米を入れ(米の研ぎ汁でもOK)下茹でする。
- 竹串を大根に刺しスーッと通れば茹であがりだ。
大根をそのままじっくり冷やすと透明感がありキレイに仕上がり、煮物・おでん・ふろふき大根に使うのに向いている。下茹でするのが面倒という人は大根を小さめの乱切りにして耐熱皿に並べ、大さじ1~2杯の水をふり、ふんわりとラップをかけ電子レンジで5~6分くらい加熱しザルにあげ水気をきればOK。
手羽中と大根の煮物の作り方
大根の下茹でを終えたら、鍋にサラダ油を入れ、手羽中の皮のほうを下にして焼き目をつけ、裏返して反対側も焼く。手羽中の両面が焼けたら、大根を入れ全体的に油がまわったら水を加える。煮立ったら弱火にしてアクをとり、砂糖とみりんを加え20分ほど煮る。次にしょうゆの半分を加え15分ほど煮て、残りのしょうゆを加え10分くらい煮れば完成だ。
2. 手羽中と大根の煮物のカロリーや栄養

次に紹介するのは、手羽中と大根の煮物のカロリーや含まれる栄養成分だ。
手羽中と大根の煮物のカロリー
手羽中と大根の煮物のカロリーは使用する調味料や材料の量により異なるが、うどんスープや砂糖で味付けした場合、1人前あたりのカロリーは223kcalである。ある食品メーカーの公式サイトに掲載されている手羽中と大根の煮物のレシピにはすき焼きのタレが使用されており、1人前あたりのカロリーは234kcalだ。別のメーカーに掲載されているレシピはめんつゆを使用して作られているが、1人前あたりのカロリーは212kcalである。
手羽中と大根の煮物に含まれる栄養成分
手羽中と大根の煮物に含まれる栄養成分は、免疫力を高め、血や骨を作るタンパク質や三大栄養素の中で最もエネルギーが高く身体を動かすパワーの源である脂質、糖質と食物繊維の合計である炭水化物などがある。ちなみに大根の葉は緑黄色野菜で鉄・βカロテン・カルシウムが豊富なので、葉付き大根が手に入れば葉の部分も調理に利用してもらいたい。
3. 手羽中と大根の煮物の定番以外の味付け

最後に手羽中と大根の煮物の定番以外の味付けを紹介しよう。手羽中と大根の煮物のアレンジ料理のひとつが、そば屋で提供されるカレーのような和風味で材料に油揚げやカレー粉を使用した手羽中と大根のカレー煮だ。こってりとした味を楽しみたいときは、しょうゆの代わりにオイスターソース、にんにくを加えるとよい。材料の種類を増やして食べたいときは、茹で卵・さつま揚げ・こんにゃくをプラスしておでん風に作るのもありだ。
またコチュジャン入りの焼肉のたれを使用して作ると韓国風の煮物を味わえる。さらに調味料に味噌や白ごまを使用して手羽中と大根の煮物を作ると、ごま味噌のやさしい甘みと大根に含まれる手羽中の旨みを堪能できるだろう。
またコチュジャン入りの焼肉のたれを使用して作ると韓国風の煮物を味わえる。さらに調味料に味噌や白ごまを使用して手羽中と大根の煮物を作ると、ごま味噌のやさしい甘みと大根に含まれる手羽中の旨みを堪能できるだろう。
結論
手羽中と大根の煮物の作り方やカロリー、含まれる栄養成分、アレンジ料理を紹介した。紹介した作り方のほかに、酢を加えてサッパリとした味に仕上げたり、ゆずの皮を散らして香りを楽しんだり、いろいろな味わい方がある。ちなみに、もも肉のような骨のない鶏肉で大根の煮物を作るときは出汁を加えるとよい。
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