1. 生春巻きの皮の特徴

油で揚げて作る春巻きの場合、薄力粉や片栗粉などを使って皮を作っていく。しかし、生春巻きを作る場合は、ライスペーパーという米粉を原料とした皮を使用するのが一般的だ。「小麦などを原料としているのは春巻きの皮」「米などを原料としているのは生春巻きの皮」と覚えておくとよいだろう。
春巻きの皮はほとんど透けていないのが特徴だが、生春巻きの皮は透けている。そのため、なかにどのような具材を入れているのか外側から見ることができるのだ。生春巻きの皮の「透ける」という特徴を活かして、フォトジェニックな具材の巻き方をする人も多い。生春巻きは味だけでなく、見ためも存分に楽しむことができる料理といえるだろう。ちなみに、生春巻きの発祥の地でもある本場ベトナムでは、ライスペーパーのことをバインダーやバインチャンという名称で呼んでいる。
春巻きの皮はほとんど透けていないのが特徴だが、生春巻きの皮は透けている。そのため、なかにどのような具材を入れているのか外側から見ることができるのだ。生春巻きの皮の「透ける」という特徴を活かして、フォトジェニックな具材の巻き方をする人も多い。生春巻きは味だけでなく、見ためも存分に楽しむことができる料理といえるだろう。ちなみに、生春巻きの発祥の地でもある本場ベトナムでは、ライスペーパーのことをバインダーやバインチャンという名称で呼んでいる。
2. 生春巻きの皮を戻す方法は?

市販のライスペーパーは、水でふやかしてから使うタイプが数多く販売されている。水につけるだけで簡単に戻すことができるが「皮に含まれているデンプンのせいで、皮同士がくっついてしまった」「皮が破れてしまった」という失敗をしたことがある人も多いだろう。ライスペーパーを上手に水で戻すには、以下のポイントを意識してみるとよい。たった2つのポイントに注意するだけで、誰でも簡単にライスペーパーを綺麗な状態で戻すことができるので、ぜひ試してみてほしい。
長時間水に浸さない
乾燥した状態のライスペーパーはバリバリなため、水をたっぷりつけて戻さないといけないのでは?という印象を受けがちである。しかし、ライスペーパーは非常に水戻りしやすく、長時間水に浸してしまうと、ブヨブヨになってしまい、皮同士がくっついて破れる原因にも繋がりやすい。なので、生春巻きを作る直前に、ほんの少しだけ水をかけてふやかすのが大きなポイントである。
まだ少し硬いかも?くらいがちょうどよい
ライスペーパーの戻し方は「鍋やボウルに水を張って皮をくぐらす」という方法がメジャーだ。この方法で皮を戻しても全く問題はないが「少し硬いかも?」と思えるくらいの硬さでライスペーパーを引きあげよう。水をくぐらせる時間に自信がない場合は、霧吹きを使って生春巻きの皮に水を吹きつけて、様子を見ながら戻すのもおすすめである。
3. 生春巻きの皮を使ったアレンジメニューを紹介

ライスペーパーといえば、生春巻きを思い浮かべる人も多いと思うが、実は生春巻き以外の料理にも活用することができる。ここからは、生春巻きの皮を利用して作ることができるおすすめのメニューをいくつか紹介しよう。
生春巻きの皮を使ったミニピザ
生春巻きの皮にピザソースやチーズ、タマネギ、ピーマンなどをのせて、オーブントースターで焼けば、パリパリとした食感のミニピザになる。1枚分のサイズは小さく、何種類かミニピザを作って複数人でシェアするのにも向いているため、パーティーメニューとしても使える。
生春巻きの皮を使ったいちご大福
生春巻きの皮は、スイーツの食材とも相性がよい。生春巻きの皮にあんこといちごをのせて包めば、いちご大福風のスイーツを作ることもできるのだ。生春巻きの皮のモチモチとした食感は、和菓子に使われる餅の食感と似ているため、和菓子作りの材料として生春巻きの皮を使うことも可能なのである。
結論
生春巻きの皮をふやかす作業で失敗したことがある人は「扱いづらい」と印象をもっているかもしれないが、ポイントをいくつかおさえるだけで綺麗に戻すことができる。生春巻きだけでなく、さまざまな料理の材料として使用することもできるため、ぜひ生春巻きの皮を活用してみてはいかがだろうか。
この記事もCheck!