1. 牛肉がベスト?ビビンバに合う肉の部位

ビビンバといえば牛肉だが、牛肉といってもさまざまな種類がある。どの部位を使うのかは個人の好みによって違う。肉の厚みやジューシーさなど、自分の求めるものと合わせて選んでみよう。ビビンバにおすすめの牛肉の部位を3種類紹介する。
カルビ
バラ肉とも呼ばれるが、脂質の多い牛肉の部位をカルビという。脂身がしっかりのっていて、こってりした風味が特徴だ。カルビは焼肉の人気メニューで、ビビンバにもよく使われる。しかし、脂身が多いとカロリーが高くなりやすい。量に気をつけながらとり入れていこう。
もも肉
カルビとは違って赤身の部分が多いため、脂身が苦手な人にはおすすめの部位である。厚めにカットすると噛みごたえがあり、肉の旨みをじわっと感じられる。かたまり肉を買って、自分で厚みを調整する食べ方もおすすめだ。
ロース
リブロースや肩ロースといった部位がある。脂身と赤身のバランスがよく、ほどよく美味しい風味が感じられる。すき焼きやしゃぶしゃぶによく使われる部位である。薄切りに適しているので、ビビンバとも相性がよい。
牛ひき肉もおすすめ
牛肉にはほかにもたくさんの部位があるが、スーパーで手軽に買いやすいのは主にこの3種類だろう。また、スライスした牛肉以外にも牛ひき肉を使って作るビビンバもある。牛ひき肉には、コチュジャンやタレが絡みやすいというメリットがある。濃厚な味付けを求めるのであれば、牛ひき肉を使ってみてはいかがだろうか。
2. 豚肉や鶏肉でビビンバは作れるのか?

「ビビンバは牛肉で作るもの」と思い込んでしまうと、牛肉が家にないときにはビビンバは作れないと諦めてしまう。しかし、豚肉や鶏肉で代用することも可能である。。もし牛肉がないときでも対応できる。美味しいビビンバに仕上げるためには、味付けはもちろん、自分の好みにあった肉の種類を選ぶことも大切である。どのような使い方があるのかを見てみよう。
豚肉
豚肉を使ってビビンバを作るときは、こま切れ肉やバラ肉を使用するとよい。豚肉は牛肉よりも安価で手に入りやすいというメリットがある。とくに豚こま切れ肉はアレンジしやすいので便利だ。豚肉には「ビタミンB1」が多く含まれている。ビタミンB1には糖質の代謝をたすける働きがある。糖質を多く含む白米の摂取量が多くなりやすいビビンバのような丼料理には、豚肉がとくにおすすめだ。
鶏肉
鶏肉は脂質の少ないささみや胸肉、脂質が多く肉質のやわらかいもも肉がある。鶏肉は一口大で食べる料理が多いが、スライスして薄切りにすることも可能だ。味は淡泊でクセがないので、あっさりとした風味で味わいたいときにぴったりの肉といえるだろう。スライスをしてから焼いてもよいが、ブロックの状態で加熱してからカットすると、しっとりした食感に仕上げられる。
3. 肉以外にもまだある!ビビンバに使える食材!

ビビンバに肉は欠かせない存在である。しかし、肉が苦手な人やカロリーが気になる人は、ほかの食材を使ってビビンバを作るとよい。ビビンバはさまざまな具材をごはんにのせて、混ぜて食べるという意味である。肉が入っていなければならないという決まりはないので、好きな具材をのせて食べてみよう。
海鮮ビビンバ
肉の代わりにエビやイカ、ホタテなどの魚介類をふんだんに使用したビビンバ。脂質が少ないので、カロリーダウンにも効果的である。
刺身ビビンバ
マグロやいくら、サーモンの刺身を肉の代わりにごはんにのせよう。醤油や砂糖、ごま油で作ったタレをかければビビンバのようにアレンジできる。韓国のりを添えれば、本場韓国の味わいが楽しめる。
豆腐ビビンバ
肉の代わりに豆腐を使うと大幅にカロリーダウンが可能だ。豆腐はごま油をしいたフライパンでカリッと焼くと、風味が増すだけではなく食感もよくなる。ひき肉風にしたければ、豆腐を崩してタレと炒めるのもよいだろう。
結論
ビビンバは牛肉を使って作ることが多い。こってりしたものが好きならカルビを、あっさりとしたものが好きならもも肉やロースがおすすめだ。牛肉が苦手だったり、より安く済ませたかったりする場合は、ほかの肉や魚介類を使うという方法もある。ビビンバは無限のアレンジが楽しめる料理なので、好みの材料とタレを合わせてさまざまな組み合わせを楽しんでみよう。
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