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【どんぐり】の食べ方を解説!実は下処理すれば食べられる!?

【どんぐり】の食べ方を解説!実は下処理すれば食べられる!?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2020年3月20日

どんぐりを食べられる、と聞いても、なかなか想像しにくいかもしれない。しかし、古くからどんぐりは食べ物として親しまれてきた。いまでこそ食べる機会は少ないが、手順さえ踏めば美味しく食べられるのだ。本記事では、どんぐりの食べ物としての特徴や、食べ方について紹介していく。食べ物としてのどんぐりに、少しでも興味を持っていただければ幸いだ。

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1. どんぐりには種類があり、特徴がそれぞれ異なる

どんぐりは単一の種類の実を表す名前ではない。実際にはシイやミズナラ、カシなど、さまざまな種類の木の実を総称してどんぐりと呼ぶ。大きさや帽子の形など、バリエーションが豊かだ。どの種類も基本的には食べられるが、それぞれ食感や調理のしやすさが少しずつ異なる。林などで拾って料理に使うのはもちろんよい。ただしその場合、拾うどんぐりの種類をなるべく統一すると、料理の仕方に差が少なくて済むので楽だ。

2. どんぐりの栄養はあなどれない!カロリーも多くはない

どんぐりのカロリーは100gあたり252kcalだ。糖質が約54.3g含まれることから、カロリーのおおよそ9割は糖質に由来するといえる。また、どんぐりの大きな特徴はビタミンやミネラルの豊富さだ。代表的なのはマンガン(2.72mg)、銅(0.36mg)、マグネシウム(82mg)、ビタミンC(110mg)あたりで、ほかのミネラルおよびビタミンも幅広く含む。どんぐりは1食あたりおおよそ40gといわれるが、その量でも食事1食あたりのマンガンとビタミンCの摂取目安量をほぼまかなえてしまう。したがって、どんぐりは栄養豊富な食材だ。古くからどんぐりが食べられていたのは、栄養面から見ればもっともなことだといえそうだ。

3. どんぐりは下処理が必須!食べ方のアレンジはさまざま

どんぐりが栄養豊富といっても、食べるには注意が必要だ。どんぐりにはタンニンをはじめとしたアクが含まれているため、食べられなくはないものの渋みが強い。したがって、美味しく食べるためにはアク抜きをしたい。殻をむいたどんぐりを小さめに砕いてから、じっくり煮込んでアクを取り除く。時間がかかるが、しっかりアクを抜けば渋みが抜け、違和感なく食べられるようになる。ちなみに、シイ類はアクが比較的少ないとされる。アク抜きをしたくない人は、シイの実を使ってみるのもよいだろう。なお、どんぐりの中に虫がいる可能性がある。確認のためには、どんぐりを最初に水に浸けるとよい。浮きあがってきたものには、虫がいると考えてよい。水に沈んだものだけを料理に使おう。

・クッキーがおすすめ

縄文時代にはどんぐりを挽いて粉にし、練って、あるいは炊いて食べることが多かったようだ。同じように食べるのもよいが、ほかにおすすめなのはクッキーだ。粉にしたあとにクッキーの生地に練り込み、焼く。アク抜きが済んだなら、多少粒を残して食感を残すのもよい。オーブンがなくてもフライパンを使えば問題ない。しっかり火を通そう。淡白な味が特徴で、もしかすると好き嫌いが分かれるかもしれない。一度試してみる価値はあるだろう。ただし、人によっては体質に合わない、あるいはアレルギー症状が出るおそれもある。少なくとも、食べ過ぎには気をつけよう。

・どんぐりごはんも試してみては

とくに渋みの少ないシイの実を使う場合、殻をむいてさっとアクを抜いたあとに、ごはんと一緒に炊いてみるのもよい。小さく砕かなくてもよく、どんぐりの味や食感をしっかり楽しむのにちょうどよいはずだ。クッキーと同じく食べ過ぎには注意しながら、味わってみてはどうだろうか。

4. どんぐりは下処理をしてから保存すること

どんぐりは、基本的にはあまり保存がきかない。仮に食べずに保存する場合でも、最初に虫入りのどんぐりを分ける作業と煮沸は必須だ。放っておくと虫が出てくるほか、雑菌が繁殖しやすいためだ。そのため下処理をしっかりしたうえで、フリーザーバッグなどに入れて冷凍庫で保存するのがよいだろう。冷凍中も味や食感が徐々に落ちていくので、なるべく早く食べきりたい。

結論

どんぐりは何種類かの木の実の総称で、基本的にどれも食べられる。しかし虫が入っていることやアクがあるため、下処理が必須だ。下処理が終われば、ナッツや栗などと似た感覚で料理に使える。体質やアレルギーには気をつけながら、少しずつ食べてみるのがおすすめだ。林などで足元に転がるどんぐりを食べ物だと思うようになると、面白いかもしれない。
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