1. 釜玉うどんのカロリーは低くない

うどん県として有名な香川に起源をもつ釜玉うどん。チェーン店で食しても非常に安価なうえ、満足度も高いメニューとして人気である。この釜玉うどんのカロリーは、具体的にはどのくらいになるのであろうか。
●並盛りにみる釜玉うどんのカロリー
大手のうどんチェーン店を閲するに、うどんの料理において一般的なうどんの量は250gとされている。これに、生卵を絡めて出汁をかけた釜玉うどんは、カロリーが380~400kcal前後になる。シンプルな料理としては、カロリーは決して低いとはいえない。
●大盛になるとカロリーも急上昇
味付けがシンプルなだけに、うどんの量を増やして満腹度もあげたいのが人の常である。しかし、釜玉うどんの大盛りや特盛りとなると、カロリーは急上昇する。うどんの量が350gを超える大盛りになると、カロリーは軽く500kcalを超過する。
●ともに食べるものにも注意を
釜玉うどんだけでかなりのカロリーに達してしまうため、コスパをよくするためにさらにいなり寿司などを食べるとかなり高カロリーとなる。カロリーが気になる人は、ねぎをたっぷりのせたりおかずの選択に気をつけたりしよう。また、自宅で作る場合にはうどんの量の調節が可能となる。うどん200gのカロリーは250kcalほど、これに生卵や出汁などを加えても外食よりは低く抑えられる可能性がある。
2. 釜玉うどんの糖質は?

釜玉うどんの主力をなすのは、もちろんうどんと卵である。ほかに選択肢がないことから、カロリーや糖質はどうしてもうどんのそれを無視できないことになる。今度は、糖質についてみてみよう。
●釜玉うどんの糖質
うどん250gを使用した釜玉うどんの場合、糖質は65~70gになる。デスクワークをする成人男性の1日糖質摂取許容量は330gであることを考えると、釜玉うどんの糖質はカロリー同様決して低いとはいえない。これが、大盛りなどになってうどんの量が増えると、それだけで糖質は100gに達する可能性もある。
●糖質制限をしている人が気をつけることは
糖質制限をしている人は、釜玉うどんを食べる際には通常の量で済ませるのが無難であろう。また、糖質の高いカボチャやさつまいもの天ぷらは避けるほうがよいかもしれない。
●釜玉うどん、そのほかの栄養素
それでは、釜玉うどんに含まれるそのほかの栄養素はどうであろうか。たんぱく質は16g、脂質は6,5g、主に生卵に含まれるたんぱく質やビタミンA、D、E、葉酸などが、主な栄養を構成しているといってよいだろう。また、ねぎをたっぷりのせた場合にはビタミンCやβカロテン、アリシンなども摂取できる。釜玉うどんには、醤油をかけたり出汁をかけたりするのが普通である。この出汁も、昆布などから作ればミネラルを含む栄養を摂取できる。
3. カロリーオフのための釜玉うどん、さまざまなアレンジ

釜玉うどんは、それだけでカロリーや糖質も高めである。そのため、カロリーオフのためには自宅でうどんの量を調節する必要があるだろう。その分、満腹度は減少してしまうため工夫が必要になってくる。出汁の量を増やしたり、生姜や大葉、梅干しなどの薬味で、味わいを濃くしたりするのもひとつの手である。
また、しらすやたらこ、肉類などをのせてたんぱく質を加えるのも、満腹度をあげるためには役に立つ。しかし、その際にも適度の量であることが条件である。
薬味や具で見ためも華やかになれば、満足度も急上昇の一品となりカロリーオフの一助となるであろう。
また、しらすやたらこ、肉類などをのせてたんぱく質を加えるのも、満腹度をあげるためには役に立つ。しかし、その際にも適度の量であることが条件である。
薬味や具で見ためも華やかになれば、満足度も急上昇の一品となりカロリーオフの一助となるであろう。
結論
うどんと卵が主役の釜玉うどんは、カロリーや糖質が低いとはいえない料理である。とはいえ、工夫をすれば美味しくかつ健康的に食べることができるうえ、季節を問わずに簡単にできる料理である。トッピングやともに食べるおかずに注意をして、美味しく釜玉うどんを食べてほしい。
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