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日本三大うどんは存在しない?日本三大うどんの候補と特徴を紹介!

日本三大うどんは存在しない?日本三大うどんの候補と特徴を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年10月15日

強いコシやツルツルとした喉越しが特徴のうどん。ご当地うどんを含めると日本には数多くのうどんがあるが、その中でも特に有名なものを指して「日本三大うどん」と呼ぶことがある。しかし、実際には日本三大うどんという明確な定義はなく、人によって捉え方が違うそうだ。そこで今回は日本三大うどんの基本とその候補について詳しく紹介する。

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1. 日本うどんとは?

日本うどんとは良質な小麦を食塩と水で長く伸ばして作る麺類である。原則として素麺や冷麦などとは太さで区別しているが、稲庭うどんのように細麺の場合もある。また、手延べ麺・手打ち麺といった製法や、生麺・半生麺・乾麺などの状態もさまざまあり、各地の風土に合わせて製法や形が異なることも特徴。そのため一口に「うどん」といってもご当地うどんを含めると数多くの種類がある。

日本うどんの歴史

日本のうどんの歴史は古く、奈良時代に中国から渡来して普及した。元々は「索餅(さくべい)」という饅頭のような見た目をしていたが、やがて「麦縄(むぎなわ)」という細長い麺が誕生。その後「切麦(きりむぎ)」という細かく切った麺が生まれ、これが「うどんの原型になった」といわれている。ただし、うどんの歴史には多くの仮説があり、この歴史に対しての反論もあるようだ。

讃岐うどんのブーム

今では日本中で讃岐うどんが食べられているが、実は火付け役となったのは1993年出版の『恐るべきさぬきうどん』という香川県下の讃岐うどんに関するガイドブックであった。それに伴い香川県への観光客の増加、県外への出店の増加が起こり、一大讃岐うどんブームを引き起こすこととなる。圏外に進出した讃岐うどん店は、一般店(食堂方式)ではなくセルフ店であることも多い。

2. 日本三大うどんとは?

日本には現在、40種類以上のご当地うどんがある。その中でも名実ともに特に優れたものを日本三大うどんと呼ぶことがある。しかし、日本うどん学会・初代会長を務めた三宅耕三氏によると「三大うどんに関する明確な定説はない」とのことだ。全国的な知名度や普及率からいって讃岐うどん(香川県)と稲庭うどん(秋田県)はほぼ当確だそうだが、残りの一つは評価の仕方などで異なるそうだ。

3. 日本三大うどんの六つの候補

日本三大うどんに関する定説はないものの、一般的には讃岐うどん・稲庭うどんがほぼ当確で残り一つが氷見うどん・水沢うどん・五島うどん・きしめんのいずれかになるそうだ。

候補1.讃岐うどん(香川県)

香川県の讃岐うどんは強いコシが特徴の手打ち麺である。独特のコシは「足踏み製法」と呼ばれる作り方が関係しており、これによりシコシコとした強い食感が生まれるそうだ。また、讃岐うどんではつゆにイリコ出汁を使うのが特徴で、魚介の甘み・うま味・香りを楽しむことができる。かけうどん以外にも、ぶっかけうどん・窯あげうどん・ざるうどんなどさまざまな食べ方がある。

候補2.稲庭うどん(秋田県)

秋田県の稲庭うどんはツルツルとした喉越しが特徴の手延べ麺である。手綯いという製造方法が特徴であり、細長くした生地を二本の棒に綾掛けしながら作っていく。また、干しうどんなので、仕上げ前に十分乾燥させて完成となる。温かいつゆで食べても美味しいが、冷たいざるうどんも人気。かつおの風味がきいた麺つゆや甘みが強いゴマだれで食べると、稲庭うどんを存分に楽しむことができる。

候補3.氷見うどん(富山県)

富山県の氷見うどんは1751年頃から作られている歴史があり、稲庭うどんと同じくツルツルとした喉越しが特徴の手延べ麺である。ただし、名店・高岡屋の氷見うどんに代表されるように、ほかの手延べ麺と比べてコシが強いことも特徴。そのため、麺はツルツルなのにモチモチとした食感を楽しむこともできる。食べるときはざるうどんにして、喉越し・食感・風味を味わってみるものおすすめだ。

候補4.水沢うどん(群馬県)

群馬県の水沢うどんは讃岐うどんと同じく手打ち麺であり、讃岐うどんと稲庭うどんと並び「日本三大うどん」と呼ばれることが多い。また桐生うどん・舘林うどんと並び「群馬三大ご当地うどん」としても知られている。讃岐うどんよりもやや細めで、ツルツルとした食感が楽しめる。一般的にはかけうどんよりも、ざるうどんとして冷たい麺つゆやゴマだれにつけて食べることが多い。

候補5.五島うどん(長崎県)

長崎県の五島うどんは稲庭うどんと同じく手延べ麺である。水沢うどんを日本三大うどんに含めない場合は、この五島うどんを含めることが多い。椿油を塗ってから熟成させているため、茹でても独特のコシが続くという特徴がある。また、スープには五島近海のトビウオを焼いたものを使うことが多いそうだ。一般的には「地獄炊き」と呼ばれる煮立った鍋から直接取って食べることが多い。

候補6.きしめん(愛知県)

愛知県のきしめんは通常のうどんとは異なり平たい形をしているうどんで、一般的には平打ちうどんと呼ばれている。表面が滑らかでコシが弱いという特徴があり、柔らかい食感が楽しめるうどんである。かけうどんのようにして食べるのが一般的だが、味噌煮込みうどんやカレーうどんなどにして食べることもある。また、夏場はざるうどんのようにして食べても美味しい。

結論

日本三大うどんの明確な定義はないものの、一般論としては讃岐うどんと稲庭うどんはほぼ確定で、最後の一つだけそれぞれの捉え方で異なるようだ。日本全国には40種類以上ものご当地うどんがあるため、自分だけの日本三大うどんを見つけてみるのもいいかもしれない。
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