1. カスピ海ヨーグルトが増える理由

カスピ海ヨーグルトは、種菌と呼ばれるカスピ海ヨーグルトの素になる菌さえあれば、いくらでも増やすことができる。カスピ海ヨーグルトは常温で発酵することができるので、自宅でも簡単に増やすことが可能なのだ。このカスピ海ヨーグルトの種菌は、ネットや専門店などで購入するか、すでにカスピ海ヨーグルトを作っている人から分けてもらう方法がある。とにかく少量のカスピ海ヨーグルトさえあれば、誰でも簡単に増やせるのもうれしい。しかし増やすためには、正しいやり方をしないとうまく固まらなかったり、雑菌などが入ったりすることがあるので、注意したい。
2. カスピ海ヨーグルトを増やす際の注意点

煮沸消毒
カスピ海ヨーグルトを増やすことを植え継ぎという。この増やし方をする際に使う容器やスプーンなどは煮沸消毒しておくことが大切だ。煮沸消毒をしておかないと、雑菌がヨーグルトに入ってしまうこともある。雑菌が入ってしまうと、うまくカスピ海ヨーグルトを増やすことができなかったり、衛生上にも問題が出てきたりするので、使う道具などはしっかり煮沸消毒しておこう。
増やす際の温度
カスピ海ヨーグルトを増やす際は、室内の環境や温度も大切になってくる。カスピ海ヨーグルトは常温に置くことで発酵し、増えていくのだが通常食べるまでは1~2日ほどかかる。とくに冬場は気温も室温も低くなってしまうので、どうしても完成までに時間がかかってしまうことをおぼえておこう。また、カスピ海ヨーグルトの発酵には常温がよいとされており、過度に温度が高い環境にも注意が必要だ。あまり温度が高すぎると、かえって菌が死んでしまうので注意しよう。
3. カスピ海ヨーグルトの増やし方を紹介

カスピ海ヨーグルトの増やし方である植え継ぎ方法は、まずカスピ海ヨーグルトを大さじ1杯用意し、清潔な容器に移す。次に常温の牛乳を500mlほど加えてよく混ぜ、室温で6時間ほど置いておけば完成だ。さらに食べるまでには1~2日かかるが、この作業を繰り返していくことで、無限にカスピ海ヨーグルトを増やし続けることができる。そのため、作ったカスピ海ヨーグルトを食べる際には全部を食べきるのではなく、スプーン1杯分ほどのカスピ海ヨーグルトを残し、この植え継ぎの作業を繰り返していくことが必要なのだ。
植え継ぎに適したヨーグルト
カスピ海ヨーグルトを増やす際には、できあがったヨーグルトの真ん中あたりを使うのがおすすめだ。表面部分のカスピ海ヨーグルトはどうしても空気に触れやすい分、雑菌がついていることが多いので、できるだけ新鮮で清潔な部分を使うのが適している。植え継ぎに使う部分は、真ん中あたりのものを使うようにしよう。
4. 増やしたカスピ海ヨーグルトはどうやって保存する?

増やしたカスピ海ヨーグルトは冷蔵庫と冷凍庫の両方で保存が可能だ。冷蔵庫で保存する際は、完成したカスピ海ヨーグルトを入れる必要がある。冷蔵庫の温度でもカスピ海ヨーグルトは発酵が進むので、その分雑菌などが増えやすい環境になってしまう。冷蔵庫での保存期間は約1週間だ。冷凍庫での保存は、種菌であるカスピ海ヨーグルトのみ可能だ。ヨーグルトは基本的に冷凍保存に適していないので、種菌のみ冷凍可能だ。
冷凍した種を使う場合
冷凍しておいたカスピ海ヨーグルトの種菌を使った増やし方は、まず冷蔵庫か室温で解凍し、牛乳と合わせて通常通り保存しておくとカスピ海ヨーグルトになる。何度も冷凍と解凍を繰り返すと菌が弱くなってしまうので、使う分ずつ解凍するのがいいだろう。
結論
カスピ海ヨーグルトの増やし方は、コツさえおさえれば、誰でも簡単に行うことができ、無限に増やし続けることが可能だ。増やす際には、雑菌の繁殖などを防ぎ、保存方法にも注意しよう。できあがったカスピ海ヨーグルトを冷蔵庫で保存する際は、1週間を目途に食べきるようにすることが大切だ。
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