1. 砂漠の栄養補給源「デーツ(ナツメヤシ)」

デーツとは、ナツメヤシの果実を干したもののこと。日本でもドライフルーツ売り場でよく見かけ、食したこともある方も多いと思う。乾燥に強く、雨がほとんど降らない砂漠でもよく育つナツメヤシは、メソポタミア紀元といわれ、古来より富の象徴ともされてきた。砂漠が広がる中東の人々の栄養源として、一日に一個食せば生きていけるといわれるほど栄養価が高いデーツ。木の高さは15~30m。雌雄異株で、雌の成木は1年に5~10果房をつけ、各果房には500~1000果がたわわに実る。
2. 糖質オフ時も頼れる果汁100%「デーツシロップ」

ビタミンA・B類、食物繊維やカリウム、マグネシウム、亜鉛などミネラルたっぷり。実が成る形状も味わいも日本の干し柿にどこか似たナツメヤシの果実を、そのまま絞ったデーツシロップは、まろやか味の天然甘味として世界中で注目度も上昇中。メタボ世代で糖質に気をつけているお父さんも、砂糖に置き換えてみてはいかがだろう。ライト系と濃厚系と2タイプの瓶詰が販売されているので、好みで使い分けてみたい。コーヒーや紅茶、ヨーグルトに甘さをちょい足し。煮物な酢の物などの和食にもマッチし、コクあるうまさに導いてくれる。
結論
以前エジプトへ旅したとき瓶詰めを購入して以来、捜し求めていたデーツシロップ。近年では日本でも入手しやすくなって大助かり。バランス栄養食品でもあり、砂漠を行き交う旅人の生命の果実デーツそのままのシロップは、運動の前後のエネルギーチャージにも絶好。ぜひキッチンに1本常備したい。
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