1. ピーナッツバターとは

ピーナッツバターとは、煎ったピーナッツ(落花生)をペースト状になるまですりつぶしたものである。パンに塗ったり、菓子作りや料理に使用したりする。バターという名がついているがバターが含まれているわけではなく、ピーナッツ自体がもつ油脂によって、バターのようななめらかな食感になるのだ。
ピーナッツバターとピーナッツクリームの違い
ピーナッツバターの発祥地といわれているアメリカでは、原料の90%以上にピーナッツが使われていることがピーナッツバターの条件とされている。しかし、日本では明確な基準はなく、ピーナッツのほか砂糖や水あめ、油脂、食塩などを加えた、いわゆる「ピーナッツクリーム」もピーナッツバターと同義とされることがある。
ピーナッツバターの味わい
ピーナッツのコクのある風味はパンにぴったり。日本では砂糖などが加えられた甘いピーナッツバターが主流だが、ピーナッツのみで作ったものも香り高く美味しい。そのままパンに塗って食べるときには加糖のものを、料理に使用するときは無糖のものを選ぶなど、使い分けるのもいいだろう。
2. ピーナッツバターはサンドイッチがおすすめ

ピーナッツバターの食べ方でもっともポピュラーなのはパンと合わせる食べ方だ。トーストした食パンやバケットにピーナッツバターを塗るだけでも美味しいが、おすすめはサンドイッチである。ほかの食材と組み合わせてサンドすることで、美味しさも倍増だ。人気の組み合わせはバナナ。ほかにもさまざまなフルーツと組み合わせてみよう。
ピーナッツバターとバナナのサンドイッチ
軽くトーストした食パン2枚の片面にピーナッツバターを塗る。1枚に皮をむいてスライスしたバナナを並べる。もう1枚の食パンで挟み、食べやすい大きさにカットする。
3. ピーナッツバターサンドのプチアレンジ

ピーナッツバターのシンプルサンドを覚えたら、次はアレンジしたものに挑戦してみよう。
ピーナッツバター&ジェリーサンド
アメリカで人気のピーナッツバターサンド。食パンでサンドするのももちろんいいが、おすすめはベーグルサンドだ。作り方はいたって簡単。食パンまたはベーグルにピーナッツバター、ジャムを塗ってサンドするだけでできあがる。アメリカではぶどうジャムなどがポピュラーだが、ブルーベリージャムやマーマレードなどもおすすめである。
エルヴィスサンド
世界中で人気のロックスター、エルヴィス・プレスリーが愛したとされるピーナッツバターを使ったサンドイッチである。バナナの甘さとベーコンの塩気がクセになる。
フライパンに油を熱し、ベーコンをカリカリになるまで焼く。バナナは皮をむき、スライスしておく。食パン2枚の片面にピーナッツバターを塗り、具をのせてサンドする。フライパンにバターを溶かし、サンドイッチの両面に焼きめがつくまで焼く。
フライパンに油を熱し、ベーコンをカリカリになるまで焼く。バナナは皮をむき、スライスしておく。食パン2枚の片面にピーナッツバターを塗り、具をのせてサンドする。フライパンにバターを溶かし、サンドイッチの両面に焼きめがつくまで焼く。
4. サンドイッチ以外にも!ピーナッツバターの食べ方

市販のピーナッツバターは大容量のものも多い。サンドイッチだけでは使いきれないということもあるだろう。そこで、パンに塗ったり、サンドイッチにするなどの定番の食べ方以外にも、ピーナッツバターを楽しむ方法を紹介しよう。
お菓子作りに
加糖ピーナッツバターの場合はお菓子作りに使用するのがおすすめ。クッキーやパウンドケーキ、マフィンなどさまざまなスイーツに使うことができる。ピーナッツバターのコクと甘さがあるため、砂糖の使用量を控えめにすることができる。
料理に
醤油などと混ぜてほうれん草やにんじんと和えたり、炒め物に使うこともできる。串に刺した鶏肉にピーナッツバターを使ったソースを塗って焼けば、一気にエスニック風になる。
結論
ピーナッツバターを使ったサンドイッチについて紹介した。ピーナッツバターには不飽和脂肪酸や食物繊維など、さまざまな栄養素が豊富に含まれている。美味しいだけでなく、身体にもうれしいピーナッツバターサンドをぜひ朝食の定番に取り入れてみてはいかがだろうか。
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