このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
おからパウダーでクッキーを作る!ヘルシーおやつの簡単レシピを紹介

おからパウダーでクッキーを作る!ヘルシーおやつの簡単レシピを紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 中山沙折(なかやまさおり)

鉛筆アイコン 2020年12月 8日

低糖質ながら腹持ちがよく、そのうえ美味しいおやつがある。おからパウダーで作る、その名も「おからクッキー」だ。本稿では、そんなおからパウダーを使ったクッキーの簡単な作り方やアレンジのアイデアなどを紹介する。

  

1. おからパウダーで作るクッキーとは

文字通り「おからをパウダー状にしたもの」がおからパウダーだ。粒が細かく、小麦粉の代わりとしてさまざまな料理に使える。今回紹介するおからクッキーは、薄力粉の代わりにそのおからパウダーを使ったクッキーである。

低糖質なクッキー

一般的に「炭水化物量」から「食物繊維量」を引いたものを糖質とする。おから100gあたりの炭水化物量は52.3g、食物繊維量は43.6gであるため、差し引き8.7gが糖質ということになる。同様に、クッキーに使われる薄力粉の糖質を見てみると炭水化物量が75.8g、食物繊維量が2.5gで、差し引き73.3gが糖質ということになる。単純計算で、おからパウダーを使ったクッキーは、薄力粉を使ったクッキーよりも糖質量が1/8以下ということになる(※1)。

食物繊維も豊富である

野菜の中でも食物繊維量が多いとされているゴボウでも、100gあたりの水溶性食物繊維は2.3g、不溶性食物繊維は3.4gだ。一方のおからは、100gあたりに水溶性食物繊維1.5g、不溶性食物繊維はなんと42.1gも含まれている(※1)。

整腸効果が期待でき腹持ちもよい

上述のように、おからには不溶性食物繊維が豊富に含まれている。この不溶性食物繊維とは便をかさ増しして腸に刺激を与える働きがあり、便秘の解消や整腸効果などが期待できる栄養素だ。しかも、食物繊維には糖の吸収を緩やかにする作用がある。糖の分解に時間がかかり、血糖値もゆるやかに上昇していくため腹持ちがよいというわけだ(※2・※3)。

2. おからパウダーを使ったクッキーのレシピ紹介

低糖質で食物繊維が豊富なおからパウダーを使ったクッキーは、ダイエット中の方や糖質制限をしている方にピッタリのおやつだろう。ご家庭でも簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか?

おからクッキーの材料

  • おからパウダー
  • 砂糖
  • バター
  • 豆乳
通常のクッキーの材料に使う薄力粉をおからパウダーに変えるイメージだ。そのほかには砂糖や卵、バターを用意しよう。牛乳でも構わないが、よりヘルシーに仕上げたいときは豆乳をおすすめする。

おからクッキーの作り方

  • おからパウダーと砂糖をボウルに入れ、泡立て器などでよく混ぜる
  • その際、小さくカットしたバターを加えて手でポロポロになるようにすり混ぜる
  • たまごを加えてさらに混ぜていき、豆乳(牛乳)を加えて生地をまとめる
  • まとまったらビニール袋などに入れ、冷蔵庫で1時間ほど休ませる
  • めん棒を使って厚さ5mmほどを目安に生地を伸ばしていく
  • 好きな型で抜き、170℃のオーブンで20~25分ほど焼いたら完成
以上が基本的な作り方である。サクサクした食感の本格的なクッキーに仕上がるはずなのでぜひ試してみてほしい。

3. おからパウダーを使ったクッキーのアレンジアイデア

おからパウダーを使ったクッキーは、アレンジ次第でいろいろな味わいに仕上げることができる。いくつか例を紹介するので、ぜひオリジナルのクッキー作りを楽しんでみてはいかがだろうか?

おからパウダーとヨーグルトのソフトクッキー

  • ボウルに無糖ヨーグルトとおからパウダー、キビ糖を加えて混ぜる
  • オーブンシートの上に一口大にカットして並べる
  • 200℃のオーブンで20分ほど焼いたら完成
ヨーグルトをプラスすると、しっとりしたソフトクッキーのような仕上がりになる。お好みでナッツやチョコをプラスすれば、食感も楽めるソフトクッキーができあがる。

おからパウダーとクリームチーズのクッキー

  • 柔らかくしたバターとクリームチーズに好みの甘味料を混ぜる
  • バニラエッセンス・卵・おからパウダーを入れてよく混ぜ、ひとつにまとめる
  • 一口大に丸めた生地をオーブンシートに並べる
  • 170℃のオーブンで20~25分ほど焼いたら完成
クリームチーズの味わいがアクセントの、しっとりしたクッキーが作れる。生地が柔らかいので、型抜きするもより手で丸めてボールのような形にするのがおすすめだ。

結論

クッキーにおからパウダーを加えることで、サクサク食感の本格的なクッキーができあがる。そのままでもよいが、ヨーグルトやクリームチーズを加えれば味や食感の変化も楽しめる。低糖質なうえ食物繊維がたっぷり含まれたヘルシーなクッキーなので、体重が気になる方や糖質制限中の方も安心して食べられるのではないだろうか?

(参考文献)

この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年3月24日

  • 更新日:

    2020年12月 8日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧