1. 簡単4ステップ!ビーフシチューを圧力鍋で作る方法

さっそく、圧力鍋を使用したビーフシチューの作り方を紹介していく。メーカーや型番などにより使い方が異なるため、事前に取扱説明書などを確認して圧力の強さなどを調整しよう。
材料
- 牛もも肉
- にんじん
- 玉ねぎ
- バター
- 赤ワイン
- 塩胡椒
- デミグラスソース
- ウスターソース
- コンソメ
- ケチャップ
- 砂糖
- 小麦粉
- お好みでクリーム、ブロッコリー
1.具材を切る
牛もも肉冷蔵庫から出して常温に戻しておき、一口サイズの大きさに切ろう。切り分けたあとは、塩コショウで軽く味付けをしておくとよい。またにんじんは乱切りに、玉ねぎは1cm幅程度のくし切りにするのがおすすめだ。なお玉ねぎは、切り分けたら水の入ったボウルに入れて電子レンジで軽く加熱しておこう。
2.牛もも肉を炒める
具材の準備ができたら、圧力鍋のなかにバターと赤ワインを入れて火にかける。バターが溶けた段階で、牛もも肉を圧力鍋に入れて焼き色がつくまで中火で炒める。火が強すぎるとバターが焦げてしまうため注意が必要だ。
3.野菜を入れて煮込む
次に、圧力鍋のなかに水・にんじん・玉ねぎ・デミグラスソース・ウスターソース・コンソメ・ケチャップ・砂糖を入れて軽く混ぜ、ふたをしたら中火で煮込んでいく。
4.圧力をかけてさらに煮込む
圧力がかかり始めた段階で弱火にし、15~20分ほど煮込んでいこう。その後、火を止めて圧力が抜けるまで待ち、安全ロックピンが下がり次第ふたを開ける。再度加熱し、水溶き小麦粉でとろみをつけたらビーフシチューの完成だ。皿に盛りつけよう。お好みで生クリームを少量かけたり、ブロッコリーをトッピングしたりして見栄えをよくするとよい。
2. ビーフシチューを圧力鍋で作る際の注意点

圧力鍋を使えば簡単にビーフシチューが作れる。ただし上手に作るにはいくつか注意点がある。以下のポイントは必ず把握したうえで調理をしよう。
豆類を入れる場合の注意事項
大豆や枝豆、ひよこ豆といった豆入りビーフシチューのレシピも数多く存在するが、圧力鍋を使用する場合、豆類をたくさん入れた状態で圧力をかけるのはおすすめできない。豆の量が多すぎると皮が詰まり、圧力鍋の故障につながるおそれがある。説明書に記載されている基準値以上の豆類を入れないように注意しよう。
市販のルウを使う場合の注意事項
ビーフシチューのルウを入れて圧力をかけると、粘度が高いせいでノズルが詰まるおそれがある。そのため、圧力をかける段階では水とコンソメ程度の味付けにしておき、圧力が抜けてからルウを加えるようにしよう。
3. ビーフシチュー作りに向いている圧力鍋とは?

最後に、圧力鍋そのものについても触れておく。
「おもり式」「スプリング式」がある
圧力鍋は大きく2種類に分けられる。おもり式は圧力がかかった際「シュー!」という大きめの音が出るのが特徴だ。一方スプリング式は大きな音がせず、圧力の調整も可能である。ビーフシチューはおもり式でもスプリング式でも問題なく作れる。値段や音の有無、圧力の調整が必要な料理を作りたいか否かなどによって、自分好みの圧力鍋を使うとよいだろう。
よく作るならステンレス製がおすすめ
ステンレス製の圧力鍋は、比較的少ない火力で調理できる。普通の鍋でビーフシチューを作ろうとすると長時間火を使い続ける必要があるが、ステンレス製であれば時短やガス代の節約にもつながる。ビーフシチューを圧力鍋で頻繫に作るのであれば、ステンレス製を選ぶとよいだろう。
結論
圧力鍋を使えば、誰でも簡単かつ短時間で絶品ビーフシチューが作れる。普通の鍋とは違い注意しなくてはいけない点もあるが、扱いがややこしいわけではないので、すぐに慣れるだろう。この記事を参考に、圧力鍋でビーフシチューを作っていただければ幸いだ。
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