1. 焼き飯の具材は何でもあり?選び方の目安

焼き飯の具材は選択肢が幅広い。家庭料理の中でも、冷蔵庫の残り物を使って美味しく仕上げられる料理だといえる。したがって、基本的には何を入れてもよいだろう。ここでは、おおまなか目安を紹介する。
米
米についてはこだわりたい場合もあるだろうが、難しく考える必要はない。もしこだわるなら、たとえば粘り気の少ない品種を選ぶ、炊きたてあるいは一度冷凍したごはんを使うなど選択肢がある。しかし、何で作ってもまずくはならないはず。もし作り慣れていなければ、まずは普段どおりの米や炊き方で作り、様子を見てみるのがよいだろう。
卵
焼き飯には卵がよく使われる。必須ではないものの、彩りを増やせるほか、たんぱく質などの栄養を補うのもよい。好みに応じて多めに使っても問題ないだろう。
肉
焼き飯には肉もよく合う。風味がしっかりある牛肉や豚肉がおすすめだが、鶏肉を入れてあっさりと仕上げるのもよい。塊肉を使えるほか、ひき肉を使うのもよいだろう。肉の脂をうまく利用して、焼き飯の食べごたえを増やしたい。
野菜
焼き飯には幅広い野菜を使える。栄養を重視するなら、たとえば油と相性のいいにんじんや小松菜、ほうれん草、ピーマンなどの緑黄色野菜がおすすめだ。ほかにも玉ねぎや白ねぎといった香味野菜や、ごぼうなどの根菜を入れても美味しい。冷蔵庫の残り物を使うだけでも、十分よい味に仕上げられるはずだ。多少多めに入れてもほかの具材とのバランスは崩れないので、入れたいものをどんどん選んでしまおう。
調味料
焼き飯の味付けは、何でもありだ。塩こしょうでシンプルに仕上げるのもよいし、しょうゆや出汁で和風にするのもよい。ほかにも、コンソメなどの洋風、焼き肉のタレなどで甘めになど、あらゆる味付けで美味しくなる。
そのほか
たとえば魚の練り物を刻んで入れると、出汁がしっかり出て美味しくなるほか、肉の代わりにもなる。ほかにもしょうがを入れてさっぱりした味わいに仕上げるのもよい。あるいは、思いきって漬物を入れるのも手だ。意外にも相性がよいので、気になる人は一度試してみてはどうだろう。ほかにも、使いきりたい食材や何となく美味しそうなものなど、気軽に入れてみたい。
2. 焼き飯作りのポイント!下処理のコツ

具材の大きさを揃えたい
まず前提として、焼き飯の調理には時間をかけ過ぎず、さっと仕上げるのがおすすめだ。加熱し過ぎるとごはんや具材が焦げてしまう。手早く調理するためには、具材の大きさをおおまかにでも揃え、火の通りにムラができないようにしたい。どの具材も共通して、小さめに刻むのがよいだろう。塊肉やこま切れ肉を使う場合にも、細かく刻んでおくと調理しやすくなる。また、具材の大きさを揃えるのは、食感のバランスを整えるためでもある。もし強調したい具材があるのなら、多少大きめに切るのはありかもしれない。
ごはんは多少水分を飛ばす
ごはんは炊きたてだと水分が多いため、炒めにくくなるほか、フライパンにこびり付きやすくなる。いったん冷ます、あるいは冷凍したごはんをレンジで加熱するなどして、多少水分を飛ばしたほうが調理しやすくなる。
3. 具材の火の通し方がポイント!焼き飯の簡単な作り方

下処理が終わったら、あとは炒めるだけだ。フライパンに具材、次にごはんと調味料、最後に溶き卵を加えて炒めればよい。油はサラダ油かごま油がおすすめだ。
炒める際に注意すべきは、具材の炒め方だ。火の通りにくい順に加えていけばよいのだが、タイミングを間違うと、焦げる具材と生焼けの具材が混在してしまう。もし上手くいかなければ、最初に火の通りにくい具材だけ炒めてからいったん取り出し、あとから加えればよい。少しだけ工程が増えるものの、調理の成功率は大幅にあがるはずだ。
ごはんの加熱時間は好みで構わない。調味料とごはんがしっかり絡むよう、よく混ぜながら炒めたい。卵は、好みによって半熟でも固めに仕上げてもよい。簡単にできる分、好みに応じて調整しよう。
炒める際に注意すべきは、具材の炒め方だ。火の通りにくい順に加えていけばよいのだが、タイミングを間違うと、焦げる具材と生焼けの具材が混在してしまう。もし上手くいかなければ、最初に火の通りにくい具材だけ炒めてからいったん取り出し、あとから加えればよい。少しだけ工程が増えるものの、調理の成功率は大幅にあがるはずだ。
ごはんの加熱時間は好みで構わない。調味料とごはんがしっかり絡むよう、よく混ぜながら炒めたい。卵は、好みによって半熟でも固めに仕上げてもよい。簡単にできる分、好みに応じて調整しよう。
結論
焼き飯はさまざまな具材や味付けとよく合うため、非常に手軽だ。冷蔵庫の残り物でも美味しく仕上げられるのが嬉しい。難しいとすれば具材への火の通し方だが、火の通りにくい具材だけ先に炒めておけば失敗はぐっと減るはずだ。野菜などをしっかり入れるなら、何を食べるか困った際のとりあえずの食事にもちょうどよい。せっかく自作するなら、自分の好みに従って仕上げてみてはどうだろう。
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