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味噌汁に卵はアリ?ナシ?おすすめの具材と美味しく仕上げるコツ

味噌汁に卵はアリ?ナシ?おすすめの具材と美味しく仕上げるコツ

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年4月 3日

味噌汁といえば日本料理の代表格で、日本人の食事には欠かせないといっても過言ではないだろう。味噌汁は、家庭によって味や具材がさまざまなのも特徴。そんな味噌汁に卵を入れるという人は意外に多いはずだ。卵を入れるとボリュームがアップするだけでなく、栄養バランスもよくなる。今回は卵入りの味噌汁を美味しく仕上げるコツとともに、おすすめの具材を紹介したい。

  

1. 味噌汁に卵を入れるときのコツ

味噌汁に卵を入れる方法はいろいろあるが、基本的には常温に戻してから使うのがおすすめ。冷たいまま使うと火の通りにムラができてしまう可能性があるため、時間がある場合は常温に戻してから使うようにしよう。また、卵をまるごと味噌汁の中に落とすなら弱火でじっくり火を入れるとよい。沸騰した中に入れると形が崩れてしまう。白身に火が入り始めたら火を消してふたを閉め、しばらく余熱で火を入れるととろりとした半熟状態に仕上げることができる。かきたま汁のように溶き卵を入れる場合は、まるごと入れるときとは逆に沸騰した中に入れるのがおすすめ。沸騰しているところに溶き卵を入れ、一気に火を通すことでふわっと仕上げることができる。

2. 具だくさん味噌汁×卵で満足感アップ

豚肉や根菜、ネギなどをたっぷりと入れたボリュームのある味噌汁に卵を加えればさらに満足感がアップする。ゴロゴロと野菜を入れて作るなら、落とし卵を加えるのがおすすめ。溶き卵を加えてしまうとほかの野菜に卵が負けてぼやけてしまうので、しっかりと存在感のある落とし卵を加えて作ってみよう。豚肉や鶏肉などの肉類を加えれば、ごはんのおかずとしても十分な料理になる。ごま油を加えてコクを出してみるのもよいだろう。味噌汁には根菜や葉物野菜などいろいろな具材が合わせられるため、冷蔵庫に中途半端な野菜が残っているときに作るのもおすすめだ。

3. 白菜×ふわふわ卵のかきたま味噌汁

千切りにした白菜に溶き卵を合わせた味噌汁は、食欲がないときでも食べやすい優しい味わい。白菜を千切りにすることで溶き卵としっかり絡み、一緒に食べることができる。白菜は芯の部分が硬く、葉が柔らかいため火加減には注意が必要だ。白くて硬い芯の部分は薄めにスライスし、葉の部分はやや大きめにカットすると均一に火が入る。葉が柔らかくなりすぎる場合は、先に芯だけを茹でてから葉を加えるとよい。白菜はもちろん、レタスやキャベツなどほかの葉野菜を使っても美味しく作れる。溶き卵を加えるときは沸騰した状態で加え、卵に火が入ったら味噌を加えて仕上げよう。味噌を加えてから沸騰させてしまうと味噌の香りが飛んでしまうため注意が必要だ。

4. 卵白を使ったメレンゲ味噌汁

卵を使った味噌汁の中でもちょっと珍しいのが、メレンゲを使った味噌汁だ。卵白を泡立ててメレンゲを作り、味噌汁の上に浮かべて仕上げる。ネギやわかめなどのシンプルな具材で味噌汁を作り、その上にしっかりと泡立てたメレンゲをスプーンですくって落とす。メレンゲが固まったら器に盛り付ければ完成だ。家庭ではなかなか見ない珍しい味噌汁だが、じつは料亭などで出されることがある。見栄えもおしゃれでかわいらしいので、おもてなし用として作るのもおすすめ。シンプルな具材でも十分存在感のある味噌汁になるので、使える野菜や具材がないときにも活用してみよう。

結論

味噌汁は使う味噌の種類や入れる具材によっていろいろな味わいになる。卵を加えるとボリュームがアップするだけでなく、コクもプラスされるのでぜひ試してみてほしい。夕飯で残った味噌汁に卵を加えれば、満足感のある朝食にもなるだろう。好みの具材や味噌と一緒に卵を合わせ、オリジナルの味噌汁にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年4月 3日

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