1. ラムレーズン入りバタークリームサンドの作り方

それではまず、ラムレーズン入りのバタークリームサンドの作り方を見てみよう。外側のサブレと、なかのクリームにそれぞれ分けて作り方を紹介したい。
- サブレの作り方
柔らかくしたバターと砂糖を混ぜ、溶いた卵黄を加えてさらに混ぜる。あればバニラエッセンスを加えるとよい。さらに薄力粉とアーモンドプードル、ベーキングパウダーを合わせて、ラップで包み冷蔵庫で寝かせる。その後、生地を成形してオーブンで焼いたらサブレの完成だ。温かいうちにサブレにラム酒を塗り、香りを浸透させておこう。
- レーズン入りバタークリームの作り方
卵白と砂糖を泡立ててメレンゲを作り、そこに柔らかくしたバターに溶かしたホワイトチョコを混ぜたもの、ラム酒とラムレーズンを合わせてよく混ぜる。冷蔵庫で寝かせて完成。
サブレとバタークリームができたら、ホイッパーにクリームを詰めてサブレに絞っていく。ほかのサブレでサンドしたら完成。冷蔵庫で冷やして味をなじませてから美味しくいただこう。
サブレの生地を休ませたり、クリームを冷やしたりと、レーズンサンドの仕上がりまでには時間がかかる。レーズンサンドを作るときは、時間に余裕をもって計画的に準備しよう。
2. ラムレーズン入りバタークリームサンドのカロリーってどのくらい?

レーズン入りバターサンドは、生地にもクリームにもバターをたっぷりと使うのでカロリーが高めになる。ここではレーズン入りバターサンドのカロリーはどのくらいあるのかを調べてみよう。
- 市販のバタークリームサンドのカロリー
有名な北海道の定番土産である六花亭の「マルセイバターサンド」のカロリーは、1個あたり168kcalとなっている。板チョコのカロリーが1枚あたり390kcal程度なので、比較するとチョコレートよりは低カロリーといえるかもしれない。しかし、1個だけではなく2個3個続けて食べると、カロリーがどんどんあがってしまうので注意しよう。
- 手作りのバタークリームサンドのカロリー
レーズン入りバタークリームサンドの材料から1個あたりのカロリーを計算すると、サブレは約105kcal、クリームは約69kcal。合計で174kcalだ。
大きさにもよるが、市販のバタークリームサンドよりも手作りのほうがカロリーは高くなりやすい。しかし、作る大きさを変えたり、サンドするクリームの量を減らしたりすればカロリーの調整は可能である。
手作りの最大のメリットは、なんといっても添加物が入らないという点だ。カロリーのほかにも、安全性や美味しさなどを総合的に判断して、どちらが自分に合っているかを決めてみよう。
3. 分離させない!バタークリーム作りのポイント

バタークリームはバターとホワイトチョコレートを使って作るが、部屋の温度や混ぜ方などによって分離してしまうこともある。ここではバタークリームを失敗させない方法を紹介していきたい。
- バターを室温に戻す
バターは小分けにして室温においておこう。大きなかたまりのままだと温度が均一にならず、分離の原因になる。夏場は室温が高くなることもあるので、バターの温度を20℃程度に保てるようにし、冬場は電子レンジで少しずつ加熱しながら様子をみよう。バターを完全に溶かしてしまうと、再び固めても口触りの悪いクリームになってしまうので、違う料理に使うのが好ましい。
- ホワイトチョコを溶かす
バタークリームのポイントはホワイトチョコだ。湯煎や電子レンジを使って、柔らかくなりすぎない程度に溶かしてからバターに加えよう。熱が高いとバターを溶かしてしまう原因になるので、温度は低めでクリーム状が仕上がりの目安である。
バタークリームは温度の調整とクリームの均一具合がポイントである。温度を高くしすぎず、バターとホワイトチョコレートをしっかりと均一に混ぜてから、この2つの材料を合わせるようにしよう。
結論
北海道土産として人気のラムレーズン入りバターサンドは、家でその味を再現することも可能だ。サブレは市販のクッキーで代用できるので、バタークリームを作っていろいろな食べ方を楽しんでみよう。上品な味わいのラムレーズンは、いつものティータイムをより優雅な気分に盛りあげてくれることだろう。
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