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シンガポールチキンライスでエスニックに!作り方や食べ方を紹介

シンガポールチキンライスでエスニックに!作り方や食べ方を紹介

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2020年4月24日

エスニック料理のレストランではメジャーな料理である「シンガポールチキンライス」。たっぷりのった鶏肉と3種類のソースで食べるチキンライスは、まさにシンガポールのソールフードだ。近年日本でもファンが増えている。シンガポールチキンライスについて、発祥の理由や、簡単な作り方などを紹介していこう。

  

1. シンガポールチキンライスとは?

シンガポールチキンライスは、鶏肉を大胆に茹で、その汁でごはんを炊いて、一緒に食べる料理だ。鶏肉は茹でているものだけではなく、香ばしく焼いた鶏肉を選べる場所もあり、好み次第だ。茹で汁で炊く米には、「ジャスミンライス」とも呼ばれるタイ米を使うのが一般的。日本の米と違い、細長く歯ごたえがしっかりあり、香りも強い。シンガポールチキンライスは、山状にしっかり型どられたジャスミンライスに、添えられるように鶏肉がカットされているシンプルな料理だ。

シンガポールに旅行に行くと、フードコートのようなカジュアルな店から、高級ホテルレストランまでシンガポールチキンライスを提供しているのに気が付く。「国民のソウルフード」と呼べるほど人気がある料理だが、もともとの起源は中国である。中国ではシンガポールチキンライスは、「海南鶏飯」と呼ばれる。中国語で呼ばれている通り、海南島で発祥したとされている。多くの海南島で暮らす人々が世界に移住を開始したことで、東南アジアのあらゆる地域で食べられるようになった。シンガポールでは、戦争中に鶏飯をバナナの皮で包んで食べたという歴史が残されている。

2. シンガポールチキンライスの食べ方

シンガポールチキンライスの食べ方は、どうしたらよいのだろうか。どこかで食べるときの参考になるように、解説をしていこう。

■3種類のソースで食べる

基本的に店などでシンガポールチキンライスをオーダーすると、3種類のソースが付いてくる。赤いチリソース、甘口の醤油ベースのソース、生姜ソースだ。好みにより食べるたびにソースを選び、スプーンとフォークで上手に食べるのが主流。

■野菜を添えて

シンガポールチキンライスはシンプルな料理なので、大体付け合わせとして野菜が添えられていることが多い。皮のむいたキュウリやトマトなどが合わせてあるので、口直しに一緒に食べたい。パクチーが付いていることもあるが、店で食べる場合は抜いてもらうことも可能である。

■スープで口直し

シンガポールライスを注文すると、スープが一緒についてくることが多い。鶏肉が茹でてあるので、口の中がしつこいということはあまりないが、スープを飲むことでサッパリする。ソースを変えるときにスープを飲み、口直しをするのもおすすめの食べ方である。

3. シンガポールチキンライスの作り方

自宅でシンガポールライスを作れるのだろうか?もし作る場合は、いかに簡単に作るかがポイントになる。そこで、おすすめの作り方を紹介しよう。

■用意するポイントは胸肉

シンガポールチキンライスを作る時には、鶏肉の胸を用意するのがポイントだ。酒や塩などで事前にもみこんでおいて、少し置いておこう。適量のお湯を用意したら生姜汁と一緒に鶏肉を茹でる。生姜を入れると肉のくさみが消えるのでよい。

■茹で汁で炊き込む

鶏肉を茹でたら、その汁で米を炊く。ササっと洗った米に茹で汁を分量通りいれよう。このときに、米の上に鶏肉をのせるのがコツだ。一緒に炊飯器で炊くことで、より味わい深くなる。できあがったら最初に鶏肉を取り出して、サクサク切っていこう。盛り付けは自分の好みでOK。チリソースやしょうゆドレッシングなど、好みのソースを添えて食べよう。

結論

シンガポールチキンライスの歴史や由来、また簡単な食べ方や作り方などもまとめてきた。シンガポールで食べるからその名がついたが、タイで食べる時は「カオマンガイ」と呼ぶ。ソースの味も見ためも少しずつ違うため、各国の味の微妙な違いを楽しむのも面白いかもしれない。自宅で作るときにも意識して変えると、飽きないだろう。
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  • 更新日:

    2020年4月24日

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