1. ハッピーターンとは

ハッピーターンは、亀田製菓から発売されているせんべいだ。中毒性があることでも知られており、そのゆえんとも言えるのがたっぷりとまぶされたあの甘しょっぱい粉。ハッピーパウダーと呼ぶらしい。近年ではハッピーパウダー多めの商品も販売されるほどだ。
ハッピーターンの歴史
ハッピーターンが誕生したのは1976年。当時、日本は第一次オイルショックの影響を受けており、多くの人が不況に苦しんでいた。そこで開発者たちはハッピー(幸せ)がターン(戻る)するようにという意味を込めたお菓子を開発したのだ。
ハッピーターンといえば、粉だけでなく、せんべいに珍しいキャンディラッピングを採用していることも注目を集めることが多い。これは普通のせんべいのように袋に複数枚を詰めてしまうと美味しさの要であるハッピーパウダーが袋内に落ちてしまうから。さらに食べるときにも手を汚してしまう。このデメリットを解決してくれるのがキャンディラッピングだったのだ。
ハッピーターンといえば、粉だけでなく、せんべいに珍しいキャンディラッピングを採用していることも注目を集めることが多い。これは普通のせんべいのように袋に複数枚を詰めてしまうと美味しさの要であるハッピーパウダーが袋内に落ちてしまうから。さらに食べるときにも手を汚してしまう。このデメリットを解決してくれるのがキャンディラッピングだったのだ。
ハッピーターンの美味しさ
ハッピーターンの周りにたっぷりとまぶされたハッピーパウダーは、せんべいにまろやかさと濃厚なコクを与えてくれる存在。ハッピーパウダーがせんべいにしっかりと付着するよう、表面にはパウダーポケットなる凸凹がある。さらに味付けの最後に、コクと旨みをシャワーのようにたっぷりとかけているそうだ。これをハッピーシャワー製法と呼ぶらしい。
2. ハッピーターンのカロリーと栄養

ハッピーターンは非常にバリエーションが豊富。味わいはもちろん、さまざまなパッケージ、大きさで販売されている。キャンディラッピングされている最もポピュラーな108g入りのハッピーターンで調査していこう。
1個あたり
- カロリー:20kcal
- たんぱく質:0.2g
- 脂質:1.0g
- 炭水化物:2.6g
- 食塩相当量:0.06g
カロリーと栄養素を見てみると1本であれば、さほど多いというほどでもないが、普通のせんべいと比べると、パウダーがついていることなどから、カロリーはやや高めだ。炭水化物量が多いのは、原材料がうるち米だからだ。
塩分控えめタイプも
なんと美味しさはそのまま、塩分を30%オフしたやさしいハッピーターンなる商品も発売されている。食べやすい一口サイズと小さめのパッケージなので食べ過ぎる心配もない。1袋13gで67kcalなので小腹が減った時にもぴったりだ。
濃いめタイプも
逆にハッピーパウダーが増し増しの濃いめのハッピーターンも人気。パウダーは普通の1.5倍!1枚あたりのカロリーは22kcalなので、普通のものとカロリー自体はあまり変わらない。
3. ハッピーターンのアレンジメニュー

アイスクリーム
ハッピーターンの癖になる甘しょっぱい味わいは、なんとアイスクリームとも相性バツグン。とくに合うのは、濃厚なバニラ味。アイスをハッピーターンですくって食べるもよし、挟んでアイスサンドにしても美味しいだろう。実はこれ、Twitterで以前話題になったこともあるアレンジ方法。病みつき確実の味わいだ。
サラダのトッピングに!
ハッピーターンを砕いてサラダのトッピングにするのもおすすめ。グリーンサラダに散らすとよいアクセントになる。そのほか、マヨネーズで和えるポテトサラダ、マカロニサラダ、かぼちゃサラダなどに入れるのもおすすめだ。粉々にならない程度に砕いて入れると美味しく食べられる。
結論
甘くてしょっぱい、癖になるせんべいとして知られるハッピーターン。適量を食べる分には、さほど心配がないカロリーであることがわかった。アイスクリームをつけて食べる禁断のアレンジメニューは、カロリーが高くなりがちなので注意しながらいただこう。