1. 欧米ではジャンクフード扱い?オニオンリングのカロリーは?
アメリカで1930年代に生まれたといわれているオニオンリング。たまねぎのフライというシンプルな料理は、またたく間に世界で大人気となった。欧米ではジャンクフードのくくりに入れられるというオニオンリング。日本では総菜コーナーにも置かれていておやつやおかずとして人気がある。そのカロリーは、どのくらいになるのであろうか。
1人前80~100gのカロリーは?
アメリカで生まれたといわれるオニオンリングは、カナダやオーストラリア、イギリスでも絶大な人気を誇る。日本では、フライドポテトと比較すると地味な存在ではあるが、オニオンリングが嫌いという人は珍しいだろう。オニオンリングの1人前とはどのくらいなのであろうか。モスバーガーで販売されているオニオンリングは80gである。欧米でもせいぜい100gといったところのようだ。オニオンリングは8~9個が通常である。これは、だいたい玉ねぎ半個分に相当する。オニオンリング1人前のカロリーは、250~270kcalである。これは、フライドポテト1人分のカロリーと大差ない。さらに、これにケチャップやディップを塗って食べれば、当然カロリーは高くなる。
揚げずにオーブンで焼けばカロリーは抑えられる
オニオンリングは、もちろん油で揚げた料理である。しかし、カロリーを抑えるためにオーブンで焼くという手もある。ノンオイルのオーブンで焼いたオニオンリングのカロリーは、100kcalとかなり低めになる。サクサク感やカリカリ感は物足りなくなるかもしれないが、カロリーを抑えるためにオーブンで焼くのも手であろう。
2. オニオンリングの栄養は?
揚げ物ゆえにカロリーが高くなってしまうオニオンリングだが、中身のたまねぎにはそれなりの栄養がある。
過ぎたるは及ばざるがごとしを念頭において、適当な量を美味しく食べるべきである。オニオンリングの栄養素をみてみよう。
過ぎたるは及ばざるがごとしを念頭において、適当な量を美味しく食べるべきである。オニオンリングの栄養素をみてみよう。
オニオンリングに含まれる3大栄養素
身体によいとされる玉ねぎが主原料とはいえ、揚げ物のオニオンリングは糖質も高くなる。まず、たんぱく質は4.5g、脂質は15gほどになる。また、衣がついていることから炭水化物も22gと高めである。特筆すべきはやはり糖質で、20g近くなる。そもそも、たまねぎそのものの糖質が高いため、調理後はさらに上昇するのである。
オニオンリングに含まれるミネラル
オニオンリングには、玉ねぎに含まれるビタミンCやビタミンEの存在が認められている。また、ミネラルはナトリウムが500mg強、カリウムが75mg、カルシウムが110gほどとなっている。食物繊維は、1.5gである。
衣の部分のアレンジによっても変わるカロリー
オニオンリングを作る際には、衣の部分を小麦粉やパン粉、人によってはてんぷら粉を使用することもある。また、衣の部分にパルメザンチーズを加える人もあるだろう。こうしたアレンジによっても、カロリーは多少変化する。
3. 6月22日はオニオンリングの日!
オニオンリングがいかに世界で愛されているかは、6月22日はナショナル・オニオンリング・デーに定められていることでも明白である。ほどよい甘さが特徴のオニオンリングは、ハンバーガーのサイドメニューとしてだけではなく、ビールなどのつまみにも最適である。定番のオニオンリングだけではなく、クリスピータイプやノンオイルタイプ、味噌で味つけしたタイプなど、バラエティーに富んだオニオンリングのレシピが世界中で公開されている。6月22日のオニオンリングの日に、ふだんとは趣向を変えたオニオンリングを楽しむのもよいかもしれない。
結論
日本にかぎらず欧米でも大人気のオニオンリングは、ナショナルデーが存在するほど人気の料理である。カロリーに関していえば、フライドポテトと大差ないためジャンクフードの扱いとなることが多いが、抗いがたい美味しさがあるのだから当然だろう。衣の部分に工夫を加えて、ぜひ好みのオニオンリングを見つけてみてほしい。
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