1. バッター液とは?
バッター液とは、小麦粉・牛乳・卵・水などを混ぜ合わせた揚げ衣のこと。トンカツやエビフライなどの揚げ物を作るときは本来、小麦粉をまぶし、溶き卵につけて、それからパン粉をつける。しかしこのバッター液があればバッター液、パン粉の順につければよくなる。そのため、揚げ物の調理工程を減らすことができる。また、パン粉のつきやすくなり、サクサク感もキープしやすくなる。
バッターミックスとは何か?
バッターミックスとは、水と混ぜるだけで簡単にバッター液が作れるミックス粉のこと。主にデンプン、小麦粉、食塩、砂糖などが使われており、通常は溶き卵が使われていない。そのため、特に揚げ物を大量生産する場合に使われることが多い。「たまご風バッターミックス」などの商品もあり、溶き卵を使っていないにも関わらず、卵を使っているような見た目に仕上がるものもある。
2. バッター液の基本的な作り方
バッター液は、一般的な家庭でも作ることが可能だ。材料は作りたい揚げ物によって異なるが、通常は以下に書いてあるような小麦粉・卵・水・塩コショウなどとなっている。これらの材料を用意したら、さっそくバッター液を作ってみよう。なお、以下の分量はトンカツ2枚分程度となっている。
バッター液の基本的な材料
・卵:1個
・小麦粉:大さじ4
・水:大さじ2
・塩コショウ:少々
・小麦粉:大さじ4
・水:大さじ2
・塩コショウ:少々
バッター液の作り方・手順
1.ボウルに全ての材料を入れる
2.ダマにならないようよく混ぜる
3.液が滑らかになったら出来上がり
2.ダマにならないようよく混ぜる
3.液が滑らかになったら出来上がり
3. バッター液の基本的な使い方~トンカツの場合~
バッター液の使い方は簡単で、具材をバッター液にくぐらせるだけでOKだ。それからパン粉をつけて油で揚げるだけで美味しい揚げ物が完成する。以下で、バッター液を使ったトンカツの作り方を確認しよう。
バッター液を使ったトンカツの作り方・手順
1.豚ロース肉のスジを切り、塩コショウをする
2.豚ロース肉をバッター液にくぐらせる
3.豚ロース肉にしっかりとパン粉をくっつける
4.180℃に温めた油に豚ロース肉を入れる
5.きつね色になるまで揚げたら取り出して完成
2.豚ロース肉をバッター液にくぐらせる
3.豚ロース肉にしっかりとパン粉をくっつける
4.180℃に温めた油に豚ロース肉を入れる
5.きつね色になるまで揚げたら取り出して完成
4. バッター液のアレンジアイデア
バッター液はアレンジしやすいことも魅力だ。もともとアメリカンドックのようなふんわりした食感なので、デザートを含めていろいろな料理に応用できる。そこでバッター液のアレンジアイデアをいくつか紹介しておこう。
その1.カレー粉
バッター液にカレー粉を混ぜて、スパイシーな揚げ衣を作るのもおすすめだ。カレーの刺激的な香りが楽しめて食欲がアップする。トンカツや唐揚げなどの揚げ物をはじめ、野菜やちくわのフライなどに使うのもおすすめ。あとからソースやマヨネーズをつけても美味しく食べることができる。
その2.粉チーズ
バッター液に粉チーズを混ぜて、濃厚な衣液を作ってみるのもおすすめ。チーズの香りとコクがプラスされて、お酒のおつまみやお菓子として楽しむことができる。唐揚げ、白身魚のフライ、エビフライ、ちくわなどさまざまな食材と相性がよく、カマンベールチーズなどと合わせても美味しい。
その3.砂糖
甘い衣を楽しみたいなら、バッター液に砂糖を混ぜるようにしよう。魚肉ソーセージにつけて揚げれば、アメリカンドック風を楽しむことができる。また、ガッツリ甘くしたバッター液にシナモンパウダーを混ぜ、りんごをつければ甘みたっぷりのスイーツとして楽しむことができる。
結論
バッター液とは、小麦粉・卵・水などを混ぜて作る揚げ衣のことである。面倒な揚げ物の工程が少なくなり、その上、揚げ物自体も美味しく作ることができる。また、アレンジしやすいことも魅力の一つとなっている。トンカツやエビフライなどを作るときには、ぜひバッター液を使ってみよう。
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