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【管理栄養士監修】なすと豚肉の炒め物のカロリーと栄養素|栄養図鑑

【管理栄養士監修】なすと豚肉の炒め物のカロリーと栄養素|栄養図鑑

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年4月 6日

なすと豚肉は相性のよい食材で、一緒に料理に使われることも多い。なすと豚肉炒めはとても美味しい料理だが、いつも同じような味付けになってしまうことはないだろうか。今回はなすと豚肉炒めのカロリーや栄養とともに、おすすめの味付けを紹介する。マンネリしがちな料理を意外なアレンジで変化させてみよう。

  

1. なすと豚肉炒めのカロリー

なすは水分の多い野菜として知られており、重量の90%以上が水分でできている。そのため、カロリーも100gあたり22kcalと低いのが嬉しいポイント。しかし、注意しなければならないのが油の吸収がよいこと。炒めものに使う際は、加熱によってなすの水分が抜ける代わりに油が吸収されてしまう。実際に炒めてみると分かるが、油を多めに入れたフライパンでなすを炒めると、すぐにフライパン内の油が吸われて少なくなってしまう。吸った油の分だけカロリーが高くなってしまうので、油の量には注意しながら調理しよう。
豚肉のカロリーは部位にもよるが、100gあたり130~400kcalほど。脂身の少ないモモやヒレはカロリーが低く、バラやロースは比較的カロリーが高い。ヒレは100gあたり130kcalほどだが、バラは395kcalもあるので、使う部位によってカロリーは大きく変化するだろう。油を控えてモモ肉などを使って作れば、1人前200kcalほどで作ることもできそうだ。

2. なすと豚肉炒めに含まれる栄養素

なすにも豚肉にもさまざまな栄養素が含まれているが、なすにはナスニンと呼ばれる特有の栄養素が含まれている。ナスニンはポリフェノールの一種で、なすの紫色の部分に多い栄養素だ。抗酸化作用が期待できるので、積極的に摂取するとよいだろう。
また、豚肉には豊富なタンパク質とビタミンB1、ミネラルが含まれている。タンパク質は三大栄養素のひとつで、筋肉や皮膚などを作る栄養素。生きるためになくてはならないもので、とくに子どもにはたくさん摂取してほしい。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換してくれる栄養素。ミネラルは普段の食生活で不足しやすいので、ぜひ食事に取り入れてほしい。

3. なすと豚肉炒めを作るときの下準備

なすは生のままフライパンで焼いてもよいが、レンジや蒸し器などを使って事前に加熱しておくと調理時間が短縮できる。それだけでなく、油の吸収も抑えられるのでぜひ試してみてほしい。完全に火を通さずに、ある程度柔らかくなるまで加熱しよう。アク抜きはしなくてもよい場合もあるが、気になる場合はカットした後に10分程度水にさらせばOK。長時間水にさらしてしまうと、栄養素の一部が溶け出してしまうので注意しよう。豚肉は好みのサイズにカットしておく。調味料は先に混ぜ合わせておくと、あとでバタバタせずに済むのでおすすめだ。

4. なすと豚肉炒めの味付け

なすと豚肉炒めにはいろいろな味付けのバリエーションがある。メジャーな味付けは醤油を使ったものや味噌を使ったものだろう。基本のレシピにちょっとしたものをプラスするだけでも、味が変わって美味しさが広がる。たとえばショウガやニンニクをプラスすればスタミナ系の味付けになるし、鷹の爪やラー油などをプラスすればピリ辛で酒もごはんも進む味になる。ほかにもカレー粉を使ってスパイシーに仕上げたり、ナンプラーやパクチーを使ってアジアンテイストに仕上げたりするのもおすすめ。オイスターソースを使って味付けをすれば、これまでとはちょっと違った味わいを楽しめる。

結論

なすと豚肉にはいろいろな味付けを合わせられるので、無限の可能性が広がる。どんな味になるか考えながら、たくさんのバリエーションの味付けを考えてみるのも面白いだろう。和風や中華風、アジア風などさまざまな観点から味を想像して作ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年4月 6日

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