手羽中のオーブン焼きと相性のよい副菜やスープ、味噌汁とは！？

基本的に手羽中のオーブン焼きはプレーンヨーグルト・おろし生姜・にんにく・ハチミツなどの調味料に漬け込んで焼いたり、塩こしょうをふりオリーブオイルを塗って焼いたり、塩糀に漬けて焼いて味わうことが多いようだ。今回は塩こしょうで味付けする、シンプルな手羽中のオーブン焼きのレシピを紹介しよう。
下準備として手羽中の身の厚い部分に切り込みを入れ、酒と塩で下味を付けておく。オーブンは220℃に予熱しておき、グリルで焼くときは受け皿に水を張っておく。作り方は焼き網にオリーブオイルを薄く塗り、手羽中の水分をキッチンペーパーで押さえ、両面に塩こしょうをふり並べる。あとは熱しておいたオーブンに入れ12～15分焼けば完成だ。

次に手羽中のオーブン焼きのアレンジレシピを紹介しよう。アレンジのひとつが、手羽中をプレーンヨーグルト・おろし生姜・にんにく・ハチミツにカレー粉やチリパウダーを加えてタンドリーチキン風にしてオーブンで焼く方法である。ピリリとした辛さに仕上がりアルコールとの相性もバッチリだ。また、豆板醤・ナンプラー・甜麺醤・レモン汁・にんにく・砂糖などに漬けてオーブンで焼くと、つまみにピッタリのエスニック風の味に仕上がる。

さらに手羽中を白味噌・酒・薄口しょうゆ・砂糖に漬けてからオーブンで焼くとコクと旨みを堪能できるひと品に仕上がるだろう。ただし味噌は焦げやすいので途中で様子をみながら焼いてもらいたい。ほかにも明太子マヨネーズや中国の万能スパイスである五香粉（ウーシャンフェン）を手羽中の表面につけても美味しく味わえるはずだ。

次に紹介するのは、手羽中のオーブン焼きと相性のよい副菜だ。手羽中のオーブン焼きそのものがかなりボリュームのあるおかずなので副菜は軽めの料理がおすすめだ。たとえば豆腐と青菜のおかか和えや焼きししゃもの甘酢漬けなど。手羽中のオーブン焼きに使用する食材が鶏肉のみの場合、野菜を使用した副菜がおすすめだ。たとえばいんげんのごま味噌和えやサツマイモのレモン煮、焼きなすといちじくのマリネ、きゅうりのごま酢和え、トマトと玉ねぎのサラダ、海藻とスプラウトのサラダなどはいかがだろうか。

手羽中のオーブン焼きではごはんがすすみそうもないという人は、ごはんがすすみそうな副菜を用意するとよい。たとえば無限ピーマンや根菜のきんぴら、里芋とタコの煮物、長芋の明太子和えなど。ほかに、ししとうのおかか炒めやかぶとりんごのヨーグルト和え、カリフラワーのチーズドレッシングがけもおすすめの副菜だ。手羽中をあらびきこしょうでピリ辛味にしたときは、エビのオーロラ和えやシンプルなグリーンサラダ、人参の甘辛煮、大根のユズ風味もおすすめしたい副菜である。

最後に紹介するのは、手羽中のオーブン焼きと相性のよいスープや味噌汁だ。手羽中のオーブン焼きをハチミツやしょうゆなどで甘辛に味付けたときにおすすめなのは、さっぱりとしたキャベツのスープや玉ねぎとなすの味噌汁、あさりときのこのスープ、卵とわかめのかきたま汁、ブロッコリーのスープ、ワンタンスープなど。

手羽中のオーブン焼きに塩こしょうをきかせスパイシーな味にしたときにおすすめのスープは、牛乳と生クリームで作る人参スープや麩のかきたま汁、アボカドスープ、かぼちゃのスープ、マッシュルームのスープ、そら豆のスープ、春雨スープなどがおすすめだ。

ほかにも具だくさんな豚汁やシンプルな豆腐の味噌汁、玉ねぎの甘みがたっぷりの味噌汁、たっぷり野菜が入った食べるもやしの味噌汁、ブロッコリーと油揚げの味噌汁、なめこおろし汁もおすすめしたい。

手羽中をオーブンやオーブントースターでカリッと焼きあげたときにおすすめの献立を紹介した。手羽中のオーブン焼きのみでは栄養が偏りやすいので、ぜひ野菜や卵、豆腐、海藻類など、ほかの食材と一緒にバランスよく味わってもらいたい。