1. おからパウダーに使うおからの選び方

おからパウダーを作る際に、用意するのは生のおからだ。生のおからはスーパーや豆腐店で購入することができる。生のおからは、豆乳を絞ったあとのしっとりしているおからのことで、そのままの場合はよく卯の花などにして食べられる。しかし生のおからは日持ちが悪く、購入したら、早めに使う必要があり困ってしまう人もいるだろう。そんな人にもおからパウダーはおすすめだ。おからパウダーはおからを乾燥させてパウダー状にしたもので、日持ちもよくなるのだ。そのため、生のおからを購入し使いきれなかった場合などもおからパウダーにしておくことで、1ヶ月ほど保存ができるようになる。
2. おからパウダーを作る前に

生のおからは多くの水分を含んでいる。その水分をしっかり乾燥させることで、パウダー状になるのだ。その際の方法として、よく使われるのがフライパンとレンジだ。どちらもやり方を覚えれば、誰でも簡単におからパウダーを作ることができる。どちらのやり方が自分に合っているかは、次に説明する作り方を見て参考にしてもらいたい。
3. おからパウダーの簡単な作り方

■フライパンを使ったおからパウダーの作り方
フライパンを使ったおからパウダーの作り方はいたって簡単だ。フライパンを強火で熱し、生のおからを入れてよく煎るのだ。この際、おからから湯気があがったら弱火にして木べらなどを使って10分ほどかき混ぜながら加熱する。そうすることで、生のおからの水分がなくなりパラパラとパウダー状になるのだ。
■レンジを使ったおからパウダーの作り方
おからパウダーはレンジを使って作ることもできる。作り方は、生のおからを耐熱皿に均等に広げて、ラップをせず500Wのレンジで10分加熱するのだ。10分たったら一度レンジから取り出しておからをよく混ぜてさらに10分加熱する。これを繰り返し、おからが乾燥したら完成だ。レンジを使っておからパウダーを作る場合は、何度も乾燥具合を確認してレンジの時間を調整する必要がある。
4. おからパウダーを時短で作る裏ワザ法

■フライパンとレンジの両方を使う
おからパウダーをより時短で作りたいのなら、フライパンとレンジの両方を使うのがおすすめだ。作り方はまず生のおからを耐熱容器に入れ、広げて3分ほどレンジで加熱する。その後フライパンにおからを移して水分が飛ぶまで弱火で煎るのだ。ヘラを使って炒めることで、パラパラとパウダー状のおからパウダーが完成する。レンジとフライパンを組み合わせることで、どちらかのみで作るよりも時短でおからパウダーを作ることができる。
■できあがりの目安
生のおからはしっかり乾燥すると、その量がだいたい3分の1くらいになる。さらにしっかり時短で水分を飛ばすには、フライパンで煎る際によく混ぜることだ。混ぜることで均一に乾燥して早くおからパウダーが完成するのだ。できあがったおからパウダーは密閉容器に入れて1ヶ月ほど冷蔵庫で保存することができる。
結論
おからパウダーは生のおからをフライパンやレンジを使って簡単に作ることができる。手早くおからパウダーを完成させたい場合は、レンジとフライパンの両方を使って作るのがおすすめだ。作る際のポイントは、均一に生のおからを乾燥させるために、よくかき混ぜることだ。しっかり乾燥させることで、パラパラのパウダー状のおからパウダーになる。
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