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【パプリカ】はピーマンとは違う野菜?色によって違う栄養を解説!

【パプリカ】はピーマンとは違う野菜?色によって違う栄養を解説!

投稿者:ライター 井澤佐知子(いざわさちこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

2020年8月11日

ピーマンといえば緑色の小ぶりものが一般的であり、パプリカが普及してきたのはここ最近である。緑色のピーマンよりも甘みが強く、なによりも鮮やかな色が特徴のパプリカは、野菜としてどんなメリットがあるのだろうか。パプリカをより美味しく食べるために、知識を深めてみようではないか。

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1. そもそもパプリカの起源は?

緑色のピーマンと比べると価格も高く、普及し始めたとはいえ少し敷居が高いパプリカ。同名のヒット曲によって、いまでは子どもも知る野菜として知名度があがった。パプリカは、いったいどのような経緯で日本にもたらされたのであろうか。その変遷を見てみよう。

ピーマンもパプリカも原産地はアメリカ大陸

われわれが一般的に口にするピーマンは、明治時代にアメリカから到来したといわれている。一方、パプリカはヨーロッパからもたらされた野菜である。ピーマンもパプリカも、原産地はアメリカ大陸であることに変わりない。コロンブスがアメリカ大陸に到達してのち、南米を植民地化したスペイン人は甘みのあるパプリカを愛したため、ヨーロッパにおける栽培はパプリカが主流になった。

遺伝的に苦みや辛みがないパプリカ

パプリカの栽培は、16世紀後半にヨーロッパで広がったとされている。ピーマンもパプリカも、ナス科トウガラシ属の植物であることにかわりはない。しかし、パプリカのほうは遺伝子的に苦みや辛みを有していないという特徴がある。パプリカは、温かい気候を好んで育つために、地中海料理のメニューにもよく登場する野菜である。パプリカが日本に輸入されるようになったのは1990年代のことである。現在は、宮崎県や茨城県などピーマンの産地でパプリカも栽培され、国産のものが出回っている。

2. パプリカの栄養とカロリー

甘みが強く鮮やかな色合いの野菜パプリカ。緑色のピーマンに慣れているわれわれには、少し使いづらい印象もある。しかし、栄養面におけるメリットも高いといわれるパプリカは、積極的に食卓に取り入れたい野菜なのである。

色によって違う栄養?

パプリカといえば、赤や黄色が主流である。いずれも、甘みが強いことに変わりはない。じつは、色によっても栄養価が多少変わるのがパプリカなのである。たとえば、黄色のパプリカにはα-カロテンが71μgも含まれている。これは、赤いパプリカや緑のピーマンとは一線を画す数字である。赤いパプリカの特徴としてカプサンチンが多いことが特記される。緑色のピーマンは、熟する前に収穫して食するのが特徴である。一方パプリカは、熟してのちに収穫するため栄養価も高いのである。

色によって微妙に異なるカロリーと糖質

また、パプリカに含まれるカロリーと糖質も色によって微妙に異なる。パプリカ100gあたりのカロリーは、赤いものが30kcal、黄色いものが27kcalである。ピーマンの22kcalと比べると、多少高めである。糖分はどうであろうか。糖分も、赤いものほど高めになる傾向にある。大きさによって異なるものの、通常の大きさの赤いパプリカ1個には8g前後の糖質が確認される。これは、緑のピーマンと比較すると約2倍の量である。

特筆すべきはビタミンC

パプリカの最大の特徴として、豊富なビタミンCの含有量が挙げられる。赤いパプリカ150g中には、255mgものビタミンCが含まれているのである。黄色いパプリカも、これに準ずる量を有している。ビタミンCといえば酸味のあるフルーツを連想するが、甘いパプリカからも豊富なビタミンCを摂取できることをよく覚えておこう。

3. 夏野菜としてパプリカを食卓に取り入れるには

パプリカは決して安価な野菜ではないが、家庭菜園でも栽培可能な野菜である。夏が旬のパプリカは、まずその美しい色で夏の食卓にふさわしいといえる。さらに、生でサラダにしたり酸味をきかせたマリネにしたりすることで、夏のメニューとして活躍してくれるだろう。冷製のおかずとして、盛夏には食べやすい。また、同じく夏野菜のナスやズッキーニとともに、カポナータにしても美味しい。この場合も、レモンや酢を使用して酸味をつけると冷やした白ワインが進む一品となる。

結論

パプリカは南米原産の野菜であるが、その甘さがヨーロッパで愛され普及した経緯がある。日本に到来したのは1990年代であり、ここ数年スーパーでもよく目にするようになった。その豊富な栄養素と甘さを、ぜひ夏の食卓に取り入れて堪能してみてほしい。
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