1. 小松菜の基礎知識を紹介

小松菜は東京で誕生した、冬を代表する野菜として知られている。一年中流通しているため、いつでも簡単に入手することができるが、12~2月に採れた小松菜は肉厚で甘みが強いので一段と美味しくなる。ビタミンCやカルシウム、鉄などを豊富に含んでいるため、日々の不足しがちな栄養を補うために小松菜入りのスムージーなどを飲む人も少なくない。
美味しい小松菜の選び方
美味しい小松菜の料理を食べたいのであれば、鮮度が高く質のよい小松菜を見極める必要がある。小松菜を店頭で選ぶ時は、まず小松菜の葉の状態を確認しよう。できるだけ鮮やかな緑色をしていて、肉厚なものを選ぶことをおすすめする。ただし、葉脈があまりにも目立っているものを選んでしまうと、食べる際に食感が悪くなってしまうため注意が必要だ。
小松菜の保存方法
小松菜は傷むスピードが早いので、長期間保存せずできるだけ早く食べきることをおすすめする。ただし、どうしてもしばらく保管しておきたい場合は濡らしたキッチンペーパーなどで小松菜を包み、冷蔵保存をしておけば2~3日程度であればもたせることができる。
2. 小松菜のおすすめの洗い方と切り方は?

小松菜は洗い方や切り方を工夫することによって、とても調理がしやすくなる。これから小松菜を調理する人はぜひ参考にしてみてほしい。
小松菜の洗い方のポイント
小松菜は根元の部分に汚れがつきやすいため、まずは根元に軽く切り込みを入れて、しっかりと洗おう。切り込みを入れてから洗うことにより、根元の汚れを落としやすくなる。また、葉の部分を洗う時は、流水にあてながら1枚ずつ丁寧に洗っていくのがポイントだ。茎の部分にも汚れが溜まっていることがあるので、葉だけでなく茎の部分も忘れずに洗うことをおすすめする。
小松菜の切り方のポイント
小松菜は、茹でる前に切るケースと茹でたあとに切るケースの2通りがある。茹でる前に切る場合は2~5cm程度の大きさに小松菜をカットしてから茹でよう。炒め物、煮びたし、スープ、味噌汁などに小松菜を入れる時は、茹でる前に切るのがおすすめである。サラダや酢の物などで小松菜を使う場合は、反対に茹でたあとに切る方法をとるのがよい。水洗いをしたあと、そのまま切らずに鍋に入れて茹でよう。茹であがったあとは、料理に合わせて2~5cm程度の大きさにカットするとよい。
3. 小松菜のおすすめアレンジ方法を紹介

小松菜の洗い方や切り方をマスターしたら、小松菜の料理を作るのがもっと楽しくなる。そこで、おすすめの小松菜料理を2つほど紹介しよう。
小松菜のからし和え
和え物といえば、小松菜は定番の材料といっても過言ではない。マスタードで和える方法や、マヨネーズで和える方法など、小松菜の和え物だけでもレシピの種類が豊富にあるが、シンプルな和え物が食べたいのであれば、小松菜のからし和えがおすすめだ。小松菜、練りからし、しょうゆ、かつお出汁を和えるだけで作れるので「急遽もう一品おかずを作りたい」という時にもうってつけである。
小松菜とえびの煮びたし
小松菜は魚介類とも相性がよく、えびなどと一緒に食べるのもおすすめである。小松菜、むきえび、細かく刻んだしょうがを煮込んで白出汁で味付けすれば、家庭的な味の煮びたしを作ることができる。ちなみに、えびには背わたがあるので、必ず背わたをつまようじで取り除いてから調理するようにしよう。
結論
小松菜の洗い方や切り方をしっかりと把握したうえで調理をすれば、満足度の高い小松菜料理を作ることができる。今回紹介した通り、洗い方や切り方の工程において難しい作業などは一切ないので、料理が苦手という人もぜひトライしてみてはいかがだろうか。
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