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オムライスの包み方を紹介!失敗しないで包める裏ワザ・テクニックも

オムライスの包み方を紹介!失敗しないで包める裏ワザ・テクニックも

投稿者:ライター 佐々木このみ(ささきこのみ)

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年8月 5日

オムライス作りでもっとも難易度が高いのが、卵でチキンライスを包む工程だ。キレイな薄焼き卵が作れても、包む際に破れてしまったり形が崩れてしまったりと失敗しやすい。そこで本記事では、オムライスの基本の包み方を確認するとともに、誰でも失敗なく包める方法も紹介する。オムライスに挑戦したことがない人もぜひ試してみてほしい。

  

1. オムライスの主な包み方2種類

オムライスには、卵を半熟に仕上げたものやしっかり焼いてから包んだものなど、さまざまなタイプがある。いずれの場合でも、主な包み方は次の2種類となる。

その1.ごはんに卵をのせて包む方法

まず皿にチキンライスを置いて形を整えておき、薄焼き卵を上からかぶせるという方法である。チキンライスと卵を別々に調理し皿の上で形成するため、失敗しにくく初心者にもおすすめの包み方だ。卵の硬さを簡単に調整できるというメリットもある。

その2.卵にごはんをのせて包む方法

フライパンで焼いた卵の上にチキンライスをのせて、包みながら形成する方法である。フライパンのなかで形を整えて皿に移すため、ラグビーボール状の美しい仕上がりが魅力だ。昔ながらの洋食店などではこの方法で作られることが多く、コツが必要な包み方でもある。

2. 簡単なオムライスの作り方・包み方

オムライスの2種類の包み方はそれぞれ手順が異なるため、自分に合った方法を選ぶと作りやすい。ここからは、オムライスの作り方や包み方について具体的に紹介していく。まずは、簡単な包み方「その1.ごはんに卵をのせて包む方法」の手順を説明しよう。

簡単なオムライスの作り方・手順

1.チキンライスを作る

フライパンに油をひき、切った鶏肉、玉ねぎ、マッシュルームの順で炒める。トマトケチャップを加えて炒め合わせ、温かいごはんを入れる。具材となじませたら、皿に盛っておく。ちなみにチキンライスは、炊飯器で炊き込んで作ってもよい。

2.薄焼き卵を作る

チキンライスを作ったフライパンの汚れを落とし、火にかけ油をひく。溶き卵を流し入れ全体に広げ、好みの硬さに仕上げる。卵に少量の油と水を加えてから焼くと、柔らかく仕上がりくっつき防止にもなる。

3.チキンライスに卵をのせる

皿に盛っておいたチキンライスに薄焼き卵をかぶせ、形を整えたら完成だ。
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3. 本格的なオムライスの作り方・包み方

次に、もうひとつの包み方「その2.卵にごはんをのせて包む方法」について説明する。卵をごはんにのせる方法よりもやや難易度は上がるが、より本格的な仕上がりが期待できる。半熟卵を作る方法も併せて紹介する。手順をおさえて、ぜひ挑戦してみてほしい。

本格的なオムライスの作り方・手順

1.チキンライスを作る

簡単なオムライスの作り方と同様に、チキンライスを作って皿に盛っておく。

2.半熟の薄焼き卵を作る

卵をふわふわに仕上げるために、卵を泡立て器でしっかりとほぐす。ザルでこすとさらにきめ細かくなる。フライパンを火にかけバターを溶かし、卵液を流し入れる。ゴムベラで混ぜながら半熟のスクランブルエッグを作る。

3.卵にチキンライスをのせる

火を止めるか弱火にして、半月状に整えたチキンライスを卵にのせる。両サイドの卵をチキンライスにかぶせたら、フライパンのカーブを利用しながら形を整える。

4.皿に盛り付ける

フライパンを皿の上で返し、オムライスを盛り付けたら完成だ。

4. 本格的なオムライスを上手に包むポイント

卵にごはんをのせて包む本格的な作り方はハードルが高そうだが、コツをおさえておけば上手に包むことができる。次の3つのポイントを踏まえ、オムライス作りを成功させよう。

ポイント1.フライパンに濡れ布巾を当てる

半熟のスクランブルエッグや薄焼き卵ができたら、一度フライパンを火から外す。ごはんをのせる前に、フライパンを濡れ布巾の上で上下にトントンと動かしておこう。フライパンの温度を下げることで卵が焦げにくくなり、慌てず作業ができるため失敗を防ぐことができる。

ポイント2.ごはんは卵焼きの中央に置く

チキンライスを卵の中央にのせることで、包みやすくなる。全体をしっかりと覆うことができ、卵の端もキレイに折りたためるため、皿に盛り付けたときにキレイに仕上がるのだ。卵の大きさに余裕がある場合は、片側にごはんをのせて卵を折るようにかぶせる方法でもよいだろう。

ポイント3.フライパンと皿でV字を作る

オムライスをフライパンから皿に移す際に、チキンライスが卵からはみ出してしまうことがある。このような失敗を防ぐには、フライパンと皿をV字になるようにくっつけながら移すとよい。また、皿をフライパンにかぶせて返しながら移す方法も多く紹介されている。

5. オムライスを包むのに役立つアイテムと使い方

より簡単かつ上手にオムライスを包むためには、アイテムの利用もおすすめだ。3つのアイテムと使い方を紹介する。オムライスの包み方に不安がある人は、ぜひ試してみてほしい。

アイテム1.食品用ラップ

フライパンよりも大きめのサイズのラップを用意し、あらかじめ切って広げておこう。

1.薄焼き卵をラップにのせる

薄焼き卵をフライパンからラップの上に移す。形が崩れてしまったら、卵を破らないように少し形を整えよう。

2.チキンライスをのせて包む

薄焼き卵の中心にチキンライスをのせ、ラップごと卵を持ってチキンライスを包む。

3.皿にのせてラップを取り外す

オムライスを包んだらひっくり返して皿にのせ、ラップを取り外せば完成だ。もし、ラップを外す際に形が崩れてしまったらペーパータオルを使って形を整えよう。

アイテム2.弁当箱

オムライス弁当を作る場合はもちろん、皿に盛り付ける場合も弁当箱を使えばキレイに包むことができる。ラップも併せて用意しよう。

1.弁当箱にラップを敷く

弁当箱の内側に沿って、ラップを敷いておく。

2.薄焼き卵を敷く

ラップの上に薄焼き卵を敷く。弁当箱からはみ出した部分はそのままにしておく。

3.チキンライスを詰めて包む

卵のなかにチキンライスを詰め、ラップの端を集めるようにしながら包む。

4.ラップを取り外す

弁当箱からラップごとオムライスを取り出す。ひっくり返して皿にのせたら、ラップを外そう。または、再度弁当箱に入れればオムライス弁当の完成だ。

アイテム3.食品用オーバルトレイ

使い捨ての食品用トレイを使ってオムライスを包む方法もある。カレーなどによく使われるラグビーボール型のトレイがおすすめだ。ラップも併用する。

1.トレイにラップを敷く

トレイの形状に合わせて、大きめに切ったラップを敷いておく。

2.薄焼き卵を敷く

ラップの上に薄焼き卵を敷き、はみ出した部分はそのままにしておく。

3.チキンライスをのせて包む

薄焼き卵の上にチキンライスをのせ、ラップで卵をたたみながら包む。

4.形を整えラップを外す

トレイの形状に沿わせながらオムライスの形を整え、ひっくり返してラップを外す。トレイをそのまま利用して食べてもよいし、別の皿に移してもよい。

結論

オムライスの包み方には2パターンあり、難易度も異なる。薄焼き卵やスクランブルエッグにチキンライスをのせてから包む本格的な方法は一見難しそうだ。しかし、ポイントをおさえたりアイテムを活用したりすることで、成功しやすくなる。簡単な包み方をマスターしたら、ぜひ本格的な包み方にも挑戦してみてほしい。
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  • 公開日:

    2020年11月 5日

  • 更新日:

    2021年8月 5日

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