【モリンガ茶】ってどんな味？人気の理由やおすすめ商品を紹介！

モリンガは、インド原産のスーパーフードといわれる植物。インドの伝統医学では300種類もの薬効があるといわれ、種や根、葉などさまざまな部分が食されてきた。現在ではお茶やサプリメントなどに加工されている。インドでは鞘が食され、家庭料理にも使用されている。
また、モリンガは生命力が高いとされる広葉樹で、ほかの樹木よりもはるかに早いスピードで成長する。広葉樹の中でもほかの樹木に比べて空気中の二酸化炭素を6倍吸収するため、地球や人間に優しい樹木でもあり環境保護にも貢献している。

強いクセはなく、日本人にも好まれやすい味わいだ。後味は香ばしいコーン茶のような味わい。

花や葉は香味野菜として食されてきた。根は香辛料として利用されたり、種を抽出してオイルに加工したり、化粧品などの材料にもなる。
しかし厚生労働省（※１）の注意喚起によると、妊婦のモリンガの摂取は流産の可能性があると示されている。妊婦やその可能性がある人は気をつけるように記載があるため、注意しなければならない。

モリンガは、栄養豊富な点でも魅力があるとされている。奇跡の木、生命の木と呼ばれているモリンガの木だが、90種類もの栄養素を含み、オメガ脂肪酸、食物繊維など多種多様な成分が含まれているスーパーフードなのだ。そして46種類以上の抗酸化物質を含み、世界でも注目されている。

とくに注目すべきは、豊富なビタミン、ミネラルだ。ビタミンAは人参の4倍、ビタミンCはオレンジの7倍、鉄分はほうれん草の31倍含まれているといわれている。

タンパク質を構成するアミノ酸のうち、人体で生合成できないものを必須アミノ酸といい、食べものなどから摂取することが求められる。モリンガは、これら必須アミノ酸（バリン、ロイシン、イソロイシン、リジン、メチオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、スレオニン、ヒスチジン）の9種類をすべて含んでいる。

GABAは人体の脳や脊髄に多く存在し、脳内の興奮を抑える働きがあり、ストレスを低減する作用があるといわれている栄養成分。モリンガにはGABAも含まれている。

沖縄県産で農薬や化学肥料を使わずに栽培された安全・安心なモリンガが使われている。青みの強いモリンガの葉は、その日のうちに乾燥や加工を行い、葉の状態に合わせて焙煎にこだわり丁寧に仕上げた茶葉だ。炒りたてのトウモロコシのように香り高く、ほのかな甘みが感じられる味わいだ。

煮出し方は、沸騰させた500mlのお湯にティーバッグ2個を強火で1分30秒煮出す。煮出すことで風味が弱くなることがあるため、2個入れることをおすすめする。

自社農園にて無農薬栽培で作られた沖縄県産のモリンガ茶だ。沖縄ベルクでは、無農薬の製品を提供するためのハウスを整備し、安全で安心できるモリンガ茶を栽培している。長年沖縄の土作りや栽培方法を研究し自社栽培をしているのが特徴。摘みたての葉はすぐに自社工場に運ばれ、洗浄から梱包、出荷まで自社一貫生産をしているため、鮮度が落ちにくいメリットがある。
飲み方としては1杯のお湯にティーバッグを入れるだけなので手軽さも嬉しいポイントだ。

モリンガはインド由来で歴史のあるスーパーフードである。栄養豊富で日常的に不足しやすい栄養素も補えるところはとても魅力的だ。そして日本人の口にも合って飲みやすい味なので、リラックスのティータイムやほっと一息つきたいときにモリンガ茶を飲んでみよう。

（参考文献）
※１出典：厚生労働省「Moringa oleifera（いわゆるモリンガ、ワサビノキ）について」
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/4e-3.html