このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
シンタマについて詳しく知ろう!牛肉だけではなく鹿や豚にもある

シンタマについて詳しく知ろう!牛肉だけではなく鹿や豚にもある

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 岩切千晃(いわきりちあき)

鉛筆アイコン 2021年9月10日

希少部位として知られているシンタマ。牛肉が有名だが実は、鹿や豚にも存在している。今回は、牛だけではなく、鹿や豚のシンタマの特徴を紹介していこう。それぞれの特徴を知れば、美味しくシンタマを味わえることだろう。

  

1. 牛のシンタマの部位と特徴

牛のシンタマとは、牛内モモの下にある赤身の肉のかたまりのことだ。ちょうど外ももとランプに挟まれているシンタマは、別名マルとも呼ばれている。マルと呼ばれている理由は、シンタマが大きな丸い肉のかたまりだからだ。また、英語では日本語と同じ「sinntama」と呼ばれている。そして、シンタマは牛一頭から数キロしかとれないことから、希少部位としても注目されている。

牛のシンタマは4つの部位に分かれる

牛のシンタマはさらに4つに分かれて販売されている。シンシン、カメノコ、トモサンカク、シンタマカブリだ。それぞれサシの入り具合や、肉質も違うのでおすすめの調理法も異なる。シンシンは、赤身とサシのバランスがよく、ステーキやローストビーフにして食べられることが多い。カメノコは、旨みが強いが固くなりやすいので、しゃぶしゃぶやタタキなどがいいだろう。そして、トモサンカクはシンタマの中でのとくに人気の部位で焼肉として食べられることが多い。またシンタマカブリはサシが少ないので、煮込み料理におすすめだ。

2. 鹿のシンタマの部位と特徴

ジビエ料理としても人気の鹿料理。そんな鹿肉にもシンタマがある。鹿のシンタマは、牛肉と同じくモモ肉の一種だ。鹿の場合は、内モモ肉、外モモ肉、シンタマの3つに分けて販売されることが多い。鹿のシンタマは希少な部位でもあるので、あまり食べる機会も少ないだろう。引き締まった肉質である鹿肉の中でもシンタマは濃厚な赤身肉でもあるので、ぜひ味わってみてもらいたい。

鹿のシンタマの肉質とは?

鹿のシンタマは、アキレス腱と繋がる場所にあるので、筋肉のハリとしなやかさのある肉質が特徴だ。鹿のシンタマは、薄い筋膜で覆われているので、剥がして処理される。鹿のシンタマも牛と同じく、さらにシンシン、トモサンカク、カメノコなど細分化される。

鹿のシンタマの食べ方

鹿のシンタマは、シンプルにステーキにして食べられることが多い。シンタマの表面に焼き色をつけてから、弱火でじっくり火を通す焼き方がおすすめだ。この時、レアに焼き上げると、肉汁をしっかり楽しむことができるだろう。脂が少ない赤身である鹿のシンタマはさっぱりとした味わいが特徴で、にんにくやハーブなどを加えて鹿の旨みを引き出す食べ方もおすすめだ。

3. 豚のシンタマの部位と特徴

豚にも牛や鹿と同じくシンタマという部位がある。豚のモモ肉の部分で、脂身が少なく、赤身が多いのが特徴だ。さらに希少部位としても知られており、きめ細かい肉質になっている。豚肉の中でも赤身の旨みをしっかり感じられるので、ヘルシーな豚肉を味わいたい人におすすめだ。

豚のシンタマの食べ方

豚のモモ肉の一部であるシンタマは、さまざまな食べ方ができる。シンプルにローストにしたり、薄切りにしてしゃぶしゃぶしたりもいいだろう。さらに焼き豚やとんかつ、酢豚など豚肉を使った定番料理にも適している。ほかにも赤身肉であるシンタマは、濃厚な味わいが魅力なので、じっくりと時間をかける煮込み料理にしてもいいだろう。自分好みの調理法で豚のシンタマを味わってみてもらいたい。

結論

シンタマは、牛だけではなく鹿や豚にもある部位だ。どれもモモ肉の一種で赤身が多いのが特徴だ。シンタマは、取れる量も限られているので、希少部位としても知られている。シンタマは濃厚な赤身の味わいを存分に感じられるので、肉好きにはたまらない。シンタマは赤身なので、焼き過ぎると肉質が固くなることもあるので、注意が必要。なかなか出会えない希少部位のシンタマを見つけたら、味わってみてもらいたい。
この記事もCheck!
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 更新日:

    2021年9月10日

この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

人気記事一覧

急上昇
週間

新着記事一覧新着記事一覧