- 1. サンドイッチは冷凍保存できる
- 2. 冷凍しても美味しいサンドイッチのコツ
- 3. 冷凍保存のサンドイッチの解凍方法
- 4. 冷凍サンドイッチは夏のお弁当も便利
- 5. 作り置きにおすすめの冷凍サンドイッチ
- 6. 冷凍サンドイッチの人気通販
1. サンドイッチは冷凍保存できる
サラダなどの野菜、ハムや卵を具材として使うサンドイッチ。賞味期限が短いというイメージがあり、何日も保つものではない。食べきれないサンドイッチは、具材によっては冷凍することが可能である。冷凍したサンドイッチは、状況にもよるが通常は1週間ほど保存が可能といわれている。サンドイッチを廃棄せずに冷凍するには、どんな条件が必要になるのか、以下の項目で説明していこう。
2. 冷凍しても美味しいサンドイッチのコツ
冷凍保存を考慮してサンドイッチを作る場合、どのような点に注意すべきなのだろうか。冷凍保存に耐えうるサンドイッチを作るために、具材の選択や調理過程におけるコツを紹介する。
コツ1:食パンの選び方
しっとりとした食パンを好む人も多いが、作ったサンドイッチを冷凍する場合には水分が少なく、多少パサつきを感じるパンのほうが好ましい。具材に含まれる水分が、解凍後にパンに吸収されて食感が悪くなる可能性もあるため、あらかじめ水分が少ない食パンを選ぶのがベターである。
コツ2:具材の選び方
冷凍サンドイッチを作るうえで最も注意が必要なのが、具材の選択である。解凍後に具材から水分が出ることを考えると、具材そのものに多量の水分を含んでいる食材は冷凍に向かない。サンドイッチの具材の定番であるレタス、きゅうりなどの野菜、茹で卵、ハムは、いずれも冷凍に向かないのである。いっぽう、ツナは冷凍しても問題のない具材である。卵はしっかりと火を通したスクランブルエッグにするとよい。そのほか、カツやコロッケなどの揚げ物はサンドイッチの具材にしても冷凍できる。
コツ3:パンに油分を塗る
具材の水分がパンに吸収されないためには、水を通さない油分が役に立つ。パンにはバター、マヨネーズ、またはオリーブオイルなどを塗っておくと解凍後も美味しさを維持できる。
コツ4:小分けしてラップに包む
出来上がったサンドイッチは、1個ずつ小分けにしてラップに包む。その際には、できるだけ空気が入らないようラップとサンドイッチを密着させるのがコツである。小分けにしたサンドイッチは、専用の袋に入れて冷凍庫で保存する。急速冷凍機能がある場合は利用するとよい。
3. 冷凍保存のサンドイッチの解凍方法
冷凍したサンドイッチは、解凍後に美味しく食べたいものである。パンや具材の味を損ねずに解凍するにはどんな方法があるのか。冷凍サンドイッチの解凍方法を見てみよう。
自然解凍する
食べる時間があらかじめわかっている場合は、自然解凍するのがよい。具材が傷まないよう、冷蔵庫に移動して数時間ほど入れておけば解凍される。寒い時期であれば常温での解凍も可能であるが、室温が低い部屋での解凍を心がけよう。
レンジやオーブンで加熱する
自然解凍する時間がない場合や、具材が揚げ物の場合は電子レンジやオーブンで温めると風味がよくなる。性能のよいレンジならばパンも具材もふっくらと温かに仕上がり、より美味しいサンドイッチを楽しめるだろう。
4. 冷凍サンドイッチは夏のお弁当も便利
猛暑の季節、お弁当にサンドイッチを持って行くのを躊躇する場合もある。そんなときも、具材を考慮して冷凍サンドイッチにすれば、普通のサンドイッチよりも傷みにくいというメリットがある。夏場の冷凍サンドイッチは、具材に加熱したものを使うことを推奨する。スクランブルエッグやチキン、グリルした野菜などを挟んでみよう。前日の夜にこれらのサンドイッチを作って冷凍しておけば、当日の朝も早起きする必要がない。まさに一石二鳥というわけだ。
5. 作り置きにおすすめの冷凍サンドイッチ
忙しいときも冷凍サンドイッチの作り置きがあれば、朝ごはんやランチに活用できる。あらかじめ冷凍することを目的にサンドイッチを作る場合、どんな具材の組み合わせがあるだろうか。彩りはそのままのサンドイッチを作りたい場合は、ハムやレタスの代わりにベーコンやアスパラ、ズッキーニなどのグリルを使うことができる。また、鶏肉を野菜とトマトソースで煮込んでパンに挟んでも彩りがよい。卵は茹で卵ではなくそぼろにして、クリームチーズやベーコンを具材にすると、温めたあとも美味しく食べることができるだろう。水分が少なく傷みにくい具材を工夫して、ぜひオリジナリティあふれる冷凍サンドイッチを作ってほしい。
6. 冷凍サンドイッチの人気通販
冷凍サンドイッチは自家製で楽しめるほか、冷凍食品のひとつとして通販でも購入可能である。家庭で好きな具材を挟むのも悪くないが、プロの味に舌鼓を打つのも一興である。また、冷蔵で購入して冷凍することができるサンドイッチもある。そのうちのいくつかを紹介する。
串乃家 カツサンド
サンドイッチのなかでもボリューミーで満足感が高いカツサンド。揚げ物のため冷凍サンドイッチ向きである。串揚げ専門店のカツだけに、肉の選択から揚げ具合が絶妙で、贅沢に楽しめる冷凍サンドイッチといえるだろう。
京都パン屋GREEN ビーフカツサンド
パンの専門店の冷凍サンドイッチもぜひ味わってみてほしい。京都パン屋GREENのサンドイッチは、ビーフカツの断面が美しく食欲をそそる一品である。冷蔵で届くものの、冷凍保存も可能。食べる前にオーブンで温めるとさらに美味しいとはお店の弁。
結論
お弁当や朝食の定番であるサンドイッチ。余ってしまった場合には、冷凍保存できる場合もある。具材に水分が含まれていないことや火が通っていることなど、いくつかの条件をクリアすれば、作り過ぎたサンドイッチも冷凍して無駄なく食べきれる。夏場のお弁当にも向く冷凍サンドイッチ、正しく作り冷凍し、解凍後も美味しく食べてほしい。