目次
- ※1参照:文部科学省食品データベース「野菜類/(キャベツ類)/キャベツ/結球葉/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06061_7
- ※2参照:厚生労働省e-ヘルスネット「ダイエット(だいえっと)」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-090.html
- ※3参照:TANITA「カロリーとは」 https://www.tanita.co.jp/
- ※4参照:健康長寿ネット 食物繊維の働きと1日の摂取量 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/shokumotsu-seni.html
- ※5※6参照:わかさ生活 https://himitsu.wakasa.jp/
1. キャベツダイエットは太る?

キャベツダイエットをおこなって、太ってしまった経験がある人もいるかもしれない。ここでは、なぜキャベツダイエットで太ってしまうのかを解説していこう。
食べる量や食べ方は適切か
キャベツの100gあたりのカロリーは、21kcalと比較的低い。しかし、低カロリーだからといっても食べ過ぎればカロリーオーバーになってしまうのだ。一般的な成人男性の1日の基礎代謝量は1500kcalといわれている。それを元に、自分の運動量などを考慮して、必要なカロリー以上を摂取しないように気をつけよう。(※1)(※2)
調味料についてもチェック
キャベツはカロリーが低いため、比較的ダイエットに向いている食材だ。しかし、味が苦手でドレッシングなどの調味料を大量にかけて食べている人も多いのではないだろうか。マヨネーズやドレッシングは油でできているものがほとんどで、高カロリーなものが多い。そのため、せっかく低カロリーなキャベツを食べても、油を多く摂取することで高カロリーになってしまうのだ。
2. キャベツダイエットで太るのを防ぐ方法

ここでは、キャベツダイエットで太るのを防ぐ方法を紹介しよう。
カロリー計算をする
体脂肪を減らすためには、摂取カロリーが消費カロリーを下回る必要がある。そのため、自分の基礎代謝や食べているもののカロリーなどを計算することが大切だ。脂肪を1kg落とすには7,200kcal減らす必要があるといわれており、つまり1か月で脂肪を1kg落とすには1日あたり240kcal減らす計算になる。(※3)
適度な運動をする
基本的にダイエットは食事量を抑えておこなう場合が多いが、極端に食事量を抑えるのは逆効果である。必要な栄養素が足りなくなると基礎代謝が下がるため、逆に痩せづらくなってしまうのだ。そのため、食事は減らし過ぎず、適度に運動も取り入れて、消費カロリーを増やすのもよいだろう。
3. キャベツダイエットで得られる効果

キャベツダイエットの方法といえば、生のキャベツを食前に食べる、というのが一般的だ。生のキャベツをしっかりと噛むことで満腹感が得られたり、キャベツに豊富に含まれる食物繊維により、食後血糖値の急激な上昇を抑える効果などが期待できるだろう。(※4)
また、キャベツには食物繊維以外にもさまざまな栄養素が含まれているので、以下に紹介する。
栄養素とその効果について
キャベツには、ビタミンCや葉酸が多く含まれている。ビタミンCは、水溶性のビタミンで免疫を高め風邪を引きにくくする効果が期待できる栄養素だ。(※5)また、葉酸は、ビタミンB群の一種で赤血球の形成を助ける働きがある。そのため、造血のビタミンとも呼ばれている。(※6)このように、栄養豊富なキャベツをダイエットに取り入れ健康的に痩せるようにしよう。
結論
キャベツは比較的低カロリーな食材のため、ダイエットに向いていると考えられる。しかし、低カロリーといえども食べ過ぎは太る原因になるので適量を食べるようにしよう。また、マヨネーズやドレッシングは高カロリーのものが多いので注意が必要だ。この記事を読んで、キャベツダイエットをする際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)