目次
- 茎を1~2cmほど残して切り落とす
- 茎の根元に泥などが残らないようにフォークや手でかきだしながら洗う
- 根の方から茎にかけて皮をむく
- 茎と根の付け根部分を切り離す
- 根の方から茎にかけて皮をむく
1. かぶの皮むきは必要?

かぶは通年、スーパーで販売されている定番の野菜である。葉っぱと根の部分で栄養価が異なり、さまざまな料理に活用することができる。そんなかぶだが、料理するとき、皮をむくかどうか迷う人もいるだろう。ここではかぶの皮をむくべきかを解説していこう。
皮むきをする理由
一般的には、かぶは皮をむいて食べることが多い。これは皮付近は繊維質が多く、硬いためだ。食感をよりよくするために、皮をむいているのだ。また、皮付近には苦みがあることも多い。この苦みはかぶのせっかくの甘みを邪魔する可能性がある。これも皮をむいて食べる理由のひとつだ。さらにかぶは、まるごとそのままの状態で販売されていることも多い。衛生面から皮をむきたいという人もいるかもしれない。
皮むきはしなくても大丈夫
そもそも多くの野菜は、皮と身の間に多くの栄養が含まれている。このため無農薬野菜であれば、皮も一緒に食べる方が栄養素を多く摂取することができるし、ゴミも少なく、エコロジカル。硬さや苦みが気にならない品種や安心して食べることができるかぶであれば、皮をむかなくても食べることができるのだ。近頃ではサラダかぶなど、そのまま生で皮ごと食べることができる品種もある。料理や品種に合わせて皮をむく、むかないを選ぶとよさそうだ。
2. かぶの皮むき方法

かぶの皮は硬く口に残ること、苦みを感じることがあるため、むいて食べるのが一般的である。ここでは簡単に皮のむき方を解説していこう。
主に2種類のむき方がある
かぶは葉っぱ付きで販売されていることがほとんどだ。この葉をどこでカットするかによって2種類のむき方ができる。皮は包丁でもピーラーでもむくことができる。
茎を残す場合
緑の茎を根に少し残した状態で皮をむくと煮物などにしたときに美しい。
茎を切り落とす場合
茎と根をバラバラに使う場合はこちらの方法が便利だ。
3. かぶの皮を使った料理

かぶは、皮をむいてもむかなくても食べることができる。ここでは皮ごと食べる方法やむいた皮の活用方法を解説していこう。
皮むきのあとはしっかり活用
むいた皮はきんぴらや炒めナムルなど、油と合わせて火を通すとぐっと食べやすくなる。葉っぱと一緒に炒めてふりかけのようにしてもいいだろう。細めに切ると食感がいい。皮をこのようにして食べる場合は、包丁であえて厚めに皮をむいてもいいだろう。
皮つきが美味しい料理
かぶの漬物のなかでも人気の高い千枚漬けは、かぶをまるごと使うといい。そのほか、ぬか漬けやべったら漬けなどの漬物は、皮つきの方が美味しい場合も多い。
結論
かぶは、皮も食べることができる。ただし、繊維質で硬いことも多いのでむいて食べる方が食感がよくなる。むく場合は、根から茎にかけてむいていくのがベター。むいた皮はアレンジして食べると生ゴミが出ず、環境にも優しい。漬物の場合はむかずにそのまま使うといいだろう。