目次
- ※1参照:文部科学省食品データベース「きのこ類/(ひらたけ類)/エリンギ/生」 https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=8_08025_7&MODE=4
- ※2参照:該当ページ名:株式会社KOMAINU「「エリンギが腐るとどうなる?見分け方は?臭い・見た目・味など特徴を紹介」 https://chisou-media.jp/posts/4579
1. エリンギは腐るとこうなる

きのこ類はエリンギだけに限らず、腐っているかどうかの判別が難しい食材だ。ここでは、エリンギが腐るとどのような状態になるのか解説していこう。
腐っているか見分ける方法
エリンギが腐ると、白いカビが生えたり軸が茶色く変色したりする。また、見た目だけではなくにおいにも変化が現われ、酸っぱいにおいやカビの生えたにおいがしてくる。さらに触ると普通はハリのあるエリンギが、ぶよぶよと柔らかくなるのが腐ったときの特徴だ。このことを目安にして腐っているかどうかの判断をしよう。
2. エリンギが腐る手前?気になる変化

エリンギが腐るまでにはさまざまな変化が起こる。ここでは、どの状態までなら食べても大丈夫なのかを解説していこう。
食べられる状態
エリンギは生鮮食品であり加工食品ではないので、賞味期限が表示されていない。そのため、腐っているのか食べれるのか状態で判断する必要がある。エリンギは90%以上が水分のため多少ぬめりが出ても問題なく食べれる。反対に、時間がたつと水分が抜けて表面がカサカサしてくる。また、鮮度が下がると軸が赤く変色するが、これはエリンギに含まれるチロシンという成分が酸化して変色したものなので問題なく食べられる。しかし、新鮮ではないので早めに食べきるのがおすすめだ。(※1)(※2)
3. エリンギを腐らせない保存方法

エリンギだけに限らずきのこ類を保存する前に水洗いはしないようにしよう。ここでは、エリンギを長持ちさせる保存方法について見ていこう。
冷蔵保存の方法
エリンギの賞味期限は常温で3日、冷蔵で1週間ほどだ。エリンギを保存するのに最適な温度は5℃なので、常温で保存するよりも冷蔵庫の野菜室で保存するのがよいだろう。保存方法は、パックから取り出してから、キッチンペーパーで包みビニール袋に入れて保存するようにしよう。
冷凍保存の方法
エリンギを冷凍保存する場合は、エリンギを食べやすいサイズにカットしてから、1回に使う分ごとにラップに包む。冷蔵用の保存袋に入れて冷凍庫に入れる。冷凍すると1ヶ月ほど保存が可能だ。
結論
エリンギだけに限らずきのこ類は腐っているかの判断が難しい食材だ。エリンギが腐ると白いカビ・すっぱい臭い・ぶよぶよと柔らかい感触などさまざまな変化が現れる。また、腐っている訳ではないが鮮度が落ちることで現れる変化も知っておくとよい。この記事を参考に、エリンギを食べる際の参考にしてみてはいかがだろうか。
(参考文献)