目次
1. バターナッツかぼちゃとは

バターナッツかぼちゃとは、南アフリカ大陸が原産のかぼちゃで、アメリカでは人気の品種だ。英語では、バターナッツ・スカッシュやバターナッツ・スクワッシュとして販売されている。バターナッツかぼちゃは夏野菜でもあり、8~10月に多く出荷されているのだ。
味や見た目の特徴
バターナッツはかぼちゃ、見た目は通常のかぼちゃとは異なり、縦長でひょうたんのような形をしている。皮はベージュや黄褐色をしており、表面がツルツルとしているのが特徴だ。バターナッツかぼちゃは、下半分と上半分では違った味わいが楽しめ、下半分は種の周りがねっとりしており強い甘さがある。それに対して上半分は水っぽくあっさりとした味わいが特徴だ。また、バターナッツかぼちゃは加熱するとねっとりとした食感になるが、生のままだとカリッとした歯ごたえが楽しめる。またバターナッツとかぼちゃという名前の由来は、ナッツのような風味が楽しめることから名づけられている。
2. バターナッツかぼちゃの美味しい食べ方

甘さが特徴のバターナッツかぼちゃはスープやポタージュ、スイーツ作りに活用されることが多い。そんなバターナッツかぼちゃの美味しい食べ方を紹介するので、バターナッツかぼちゃを見つけたら、いろいろな料理にチャレンジしてみてもらいたい。
おすすめの食べ方
甘さとコクが楽しめるバターナッツかぼちゃは、ポタージュにするのが定番の食べ方のひとつだ。濃い色合いのバターナッツかぼちゃを使ったポタージュは色の鮮やかさと濃厚な味わいが楽しめる。ほかにも茹でたバターナッツかぼちゃを潰してバターやチーズと合わせるサラダにしても美味しい。また、バターナッツかぼちゃは、生でも食べられるので薄くスライスしてサラダにトッピングするのもいいだろう。さらに人気スイーツのかぼちゃプリンにバターナッツかぼちゃを使うのもおすすめの食べ方だ。甘みが強いバターナッツかぼちゃを使えば、濃厚な味わいのかぼちゃプリンを作ることができる。
3. バターナッツかぼちゃの保存方法

たくさんのバターナッツかぼちゃがある場合は、食べきれない場合などは正しい保存方法で保存しておくことで、バターナッツかぼちゃの風味を逃すことなく食べることが可能だ。保存期間も長くなるので、正しい保存方法をチェックしてみよう。
保存の仕方
丸ごとのバターナッツかぼちゃは、そのまま常温で保存が可能だ。傷がなく熟していないバターナッツかぼちゃの場合は、数週間ほど保存が可能だ。しかし熟しているバターナッツかぼちゃは柔らかく腐りやすくなってしまうので、できるだけ早く食べきるのがおすすめだ。また、使いかけのバターナッツかぼちゃなどカットしてある場合は、ワタを取り出してからラップをして冷蔵庫で保存するのがいいだろう。もしもカットしたバターナッツかぼちゃを長期間保存したい場合は、冷凍保存も可能だ。バターナッツかぼちゃの種とワタを取り除いてから、食べやすい大きさにカットしてラップで包んでから、保存袋に入れておく。冷凍庫に入れたバターナッツかぼちゃは、2週間ほど保存できるようになる。
結論
バターナッツかぼちゃは、通常のかぼちゃと見た目が異なり、濃厚で甘みが強いのが特徴だ。そんなバターナッツかぼちゃは、特徴である甘みを活かして、ポタージュなどのスープにしたり、スイーツにすると美味しく食べることができる。なかなか見かけることの少ないバターナッツかぼちゃだが、いろいろな食べ方ができるので、見つけたらぜひ味わってみてもらいたい。