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サクラマス

サクラマスの特徴や味とは?おすすめの食べ方とサクラマス釣りのコツ

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2022年6月20日

サクラマスという名前を聞いたことがあるだろうか。マス釣りをする人や魚好きの人なら知っているかもしれないが、それ以外の人にはあまりなじみがない。ここでは、サクラマスという魚がどういうものか、どうやって食べるのか、マス釣りで釣れるのかといった疑問に答えていく。

  

1. サクラマスとはどんな魚?

サクラマスの遡上
サクラマスとはどんな魚か、基本情報を確認していこう。

サクラマスの特徴

サクラマスは顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区真骨亜区正真骨下区原棘鰭上目サケ亜目サケ科サケ属に属する魚だ。分類上はサケの仲間で、重さは2~3kgほどだ。山口県より北の日本海、および静岡県より北の太平洋に生息しているが、漁獲量が少ないため高級魚として知られている。海水魚であるが、サケと同じく産卵は淡水で行うため河川に回帰する習性がある。12月頃に孵化した稚魚は淡水で1年を過ごしてから海へ下る。海で1年過ごしたのち、産卵のために河川に戻ってくる。産卵後は死んでしまうため、寿命は3年弱と短い。

サクラマスの名前の由来

サクラマスの産卵時期は夏から秋にかけてだが、河川回帰は春から始まる。ちょうど桜が咲く時期に戻ってくること、ほかにはサクラマスの婚姻色(繁殖期に色が変わること)が桜色であること、身が桜色であることからこの名前がついたとされる。ちなみに、河川で孵化した稚魚が1年後に海に下ればサクラマスとなるが、そのまま河川に留まる稚魚もいる。その場合はヤマメという名前になり見た目も異なる。

鮭とは違う?サクラマスの味

サクラマスはサケの仲間であるため、キレイなサーモンピンクの身を楽しめる。しっかりと脂がのっているので身が柔らかい。気になる味わいはサケに似た風味だが、甘みと強い旨みが特徴的だ。サクラマスは冬から春にかけて、とくに3~5月に出回ることが多いので、気になる人はぜひチェックしてみよう。

2. サクラマスのおすすめの食べ方

サクラマスの刺身
高級魚といわれているサクラマス。手に入ったらどんな風に食べようか想像が膨らむ。ここでは、サクラマスを堪能できるおすすめの料理を紹介する。

サクラマスの刺身

サクラマスの身の色を楽しみたいなら刺身がおすすめだ。サクラマスは身が柔らかいため、なめらかな舌触りも楽しめる。サクラマスの濃厚な旨みはごはんがほしくなる。そんなときは寿司にするのもおすすめだ。さっぱりとした酢飯がサクラマスの甘みと旨みをより引き出してくれる。ただし、刺身にする際は寄生虫に注意しよう。アニサキスや裂頭条虫などの寄生虫はサクラマスに寄生している可能性があり、腹痛や嘔吐といった症状を引き起こす(※1)。目視確認だけでは取り除ききれないため、-20度以下で24時間冷凍または60℃以上で1分以上の加熱をして死滅させる必要がある(※1)。サクラマスを刺身にして食べたい場合は-20度以下で販売されているものを購入するようにしよう。ちなみに、半解凍にしたサクラマスの刺身をわさび醤油や辛子酢味噌で食べるのもおすすめだ。

サクラマスの塩焼き

サクラマスは焼いても身が柔らかく、ふんわりとした食感を楽しめる。そのため、シンプルな塩焼きでも美味しくいただける。塩をふって焼くだけなので、料理が苦手な人でも失敗せずに作れる。時間に余裕があるなら、ふり塩をして1時間以上寝かせてから焼くとよい。サクラマスの味わいがより引き立つ。ちなみに、サケの塩焼きだと皮も美味しく食べられるが、サクラマスの皮は硬いため、食べるのが難しい。皮ごと焼いてもよいが、食べる際は外すようにしよう。

サクラマスのムニエル

魚料理といえば和食を想像しがちだが、洋食のムニエルに挑戦するのも面白い。ムニエルはソースをかけて食べる料理だが、サクラマスの旨みだけで十分だ。小麦粉をつけてカリッと焼くため、サクラマスのふんわりとした食感との対比を楽しめる。また、サクラマスはバターと相性バツグンで、洋食ならではのサクラマスの味わいを堪能できる。

3. サクラマスの捌き方とコツ

鮭の調理
サクラマスは重さが2~3kg程度なので、家でも捌くことはできる。手順は一般的な三枚おろしの方法と一緒だ。まず、ウロコを取ったらエラに包丁を入れ、そのまま頭を切り落とす。尾びれあたり(腹側)に包丁を入れたら、そのまま頭側へ包丁を動かし、腹を開く。切り開いた部分から内臓を取り出し、流水で血合いなどを洗い流す。
頭が右側になるようにサクラマスを置いたら、背骨の上部に沿って尾の方向へ包丁を動かす。このとき、包丁は滑らせるように動かし、一気に捌くようにしよう。サクラマスの身は柔らかいため、包丁を動かしすぎると身が崩れる原因になる。片身がとれたら、サクラマスをひっくり返し、同じように包丁を動かして三枚おろしにする。三枚おろしにできたら、適当な大きさに切り分けて、塩焼きやムニエルにして楽しもう。

4. サクラマス釣りにチャレンジしよう

釣竿
高級魚であるサクラマスを自分で釣れたら、と憧れる人もいるだろう。ここでは、サクラマス釣りに適した場所や釣り方を紹介する。

サクラマスの生息地

サクラマスは産卵前なら河川で、それ以外の時期なら海で釣ることができる。釣りをしたことがない人は河川で釣りたいと思うかもしれないが、サクラマスの釣りができる場所は限られているので注意が必要だ。サクラマスの漁業権がある河川以外でサクラマスを釣ると違法になってしまうので、必ずサクラマスを釣ってよい河川かどうか確認しよう。ちなみに、北海道の河川ではサクラマス釣りは禁止されているので、海で釣るようにしよう。
海で釣る場合はサクラマスの回遊ルートをチェックしよう。サクラマスは広い地域で釣れるが、回遊ルートを外れてしまうとまったく釣れなくなってしまう。たとえば、北海道だけでも12月中旬~4月までは道南部の日本海側、4~7月までは道央の太平洋側と移動する。釣れる場所は早めにチェックしておこう。

サクラマスジギングの釣り方

海釣りで有効なのがジギングだ。ジギングはいわゆる疑似餌を使ったルアーフィッシングだ。疑似餌(ジグ)の大きさや動かし方によってさらに細分化され、ショートピッチジャークやスローピッチジャーク、ハードジャークなどがある。たとえば、40mよりも浅い場所にいるサクラマスを釣りたいならショートピッチジャーク、それよりも深い場所でサクラマスにアピールしたい場合はスローピッチジャーク、大物を狙いたいならハードジャークといったように目的に合わせて使い分けるのがサクラマスジギングのポイントだ。サクラマスとの頭脳戦にもなってくるので、より高い戦略性を楽しめる。

おすすめのサクラマスロッド

河川と海で釣れるサクラマス。ロッドは長いほうがおすすめだ。また、適度な硬さとふれる重さであることも重要だ。

シマノ(SHIMANO)「カーディフ モンスターリミテッド TW83ML」

長さは2.51m、硬さはML(ミディアムライト)。長いロッドだが、重さは130gと軽いためふりやすいのが特徴だ。

ダイワ(Daiwa)「シルバークリーク ネイティブスティンガー 85M」

長さは2.57mと長いものの重さは137gと非常に軽い。硬さもM(ミディアム)なので申し分ない。

ソウルズ(SOULS) 「トラウトファイナリスト ジャーキングスピニング TF-JA88XHS-TZ ジャパンモデル」

長さは2.64m、重さは184gと少し重め。硬さはXH(エクストラヘビー)とかなり硬めだ。そのため、大型のサクラマスにも対応できる。

結論

分類上はサケの仲間であるサクラマス。サケと同じく河川回帰して産卵する魚で、桜の時期に帰ってくることからこの名がついたとされる。ほどよく脂がのった身は柔らかく、甘みと強い旨みを堪能できる。刺身はもちろん、塩焼きやムニエルでも絶品の味わいを楽しめるので、ぜひ1度は食べてみたい。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年6月20日

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