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デコポン

不知火はどんな果物?デコポンとの違いや味や見た目の特徴を解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2022年6月 1日

不知火は柑橘類の一つで、こぶのように出た頭部が特徴的な果物だ。デコポンと見た目は変わらないが、どのような違いがあるのだろうか。本記事では、不知火の特徴や食べ方、選び方や正しい保存方法について紹介する。

  

1. 不知火とはどんな果物?

デコポン
不知火(しらぬひ、しらぬい)という名称は、発祥地である熊本県不知火地区からつけられた。どのような果物なのか、詳しく見ていこう。

品種の特徴

不知火は清見とポンカンの交配種で、下記のような特徴をもつ。
  • 大きさ:200~280gほど
  • 果皮:橙色でやや粗いが、手で剥くことができる
  • 形状:倒卵形で頭部が出っ張っている
  • 果肉:橙色で柔らかく果汁が多い
  • じょうのう膜:やや薄く、剥かずに食べられる

デコポンとは違う?

不知火とは、デコポンも含む品種名(正式名称)のことである。一方デコポンは、熊本県果実農業協同組合連合会により平成5年に商標登録されたブランド名だ。デコポンという名称を使用するには、全国のJAから出荷され、かつ糖度13度以上、クエン酸1%以下など指定された条件をクリアしている必要がある。これらの基準を満たすものがデコポンで、それ以外が不知火ということだ。

ほかの名称もある

デコポン以外の不知火でも、ひめぽん(愛媛県)やポンダリン(徳島県)など独自の名称で呼ばれることがある。また、アメリカで生産される不知火は、出っ張りの部分を力士の髷に見立て「SUMO(スモー)」という名称で販売されているという。

主な産地と旬の時期

不知火は熊本県不知火地区の特産品でもあるが、全国の主なみかん産地で栽培されている。熊本県をはじめ、愛媛県や和歌山県が代表的な産地である。不知火は2月中旬~4月上旬に収穫・出荷される、春が旬の果物だ。露地栽培のものは3~4月頃が旬のピークとなる。

2. 不知火は甘い果物

デコポン
収穫されたばかりの不知火は酸が強いため、出荷前に貯蔵し酸抜きされる。店頭に出ているものは、すぐに食べられる状態だ。食べ頃の不知火の美味しい食べ方を紹介する。

甘みが強くジューシー

酸抜きされた不知火は甘みが強く、果汁も多くジューシーで美味しい。果肉は柔らかいがプリっとした食感も楽しめる。果皮は手で剥けて袋(じょうのう膜)ごと食べられるため、まずはそのまま食べるのがおすすめだ。

食べ方のコツ

基本的には、温州みかんのように果皮を手で剥いて袋ごと食べる。出っ張っているこぶの部分に包丁で切り目を入れると、さらに剥きやすくなる。袋が柔らかく多汁で扱いづらい場合は、ナイフでカットして食べてもよい。

アレンジ

不知火が大量にある場合は、果汁を絞ってジュースにするのもおすすめだ。そのまま飲んでもよいし、ゼリーに使ってもよい。また、凍らせてシャーベットにしても美味しい。果肉をケーキやヨーグルトなどのトッピングに使う方法もある。

3. 不知火の選び方と保存方法

デコポン
不知火を選ぶ際、こぶが出ているものや外見が美しいものに目が行きがちだが、こぶや美しさは美味しさや鮮度とは無関係である。美味しい不知火を選ぶためには、下記のポイントをおさえておくとよい。

選び方のポイント

  • 果皮の状態:ハリがあり濃い橙色で、ヘタの部分に青みが残っているものが新鮮
  • 重み:手で持ってみて、ずっしり重いものほど果汁が詰まっている

保存の仕方

不知火は春の果物のため、気温が高くなければ常温保存も可能だ。基本的には冷暗所に置いておけばよい。酸が抜けきらず酸っぱい場合も、保存しているうちに酸が抜けて食べやすくなる。ただし室温が20℃を超える場合は、傷みやすくなるため冷蔵保存がおすすめだ。

冷蔵保存の手順

  • 不知火をラップで包むか袋に入れる(乾燥を防ぐため)
  • 冷蔵庫の野菜室に入れて保存する

結論

不知火は清見とポンカンから生まれた、甘くジューシーな味わいが特徴の柑橘である。デコポンという名称は、決められた条件をクリアした不知火に限られるため、より高い品質が期待できる。大きな果実でありながら、みかんのように手で皮が剥けて袋ごと食べられるのも、不知火の魅力の一つだ。春の果物、不知火の美味しさをぜひ堪能しよう。
  • 更新日:

    2022年6月 1日

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