目次
- 1. 生ハムの賞味期限はどのくらい?
- 2. 賞味期限切れの生ハムはいつまで食べられる?
- 3. 賞味期限切れで食べない方がよい生ハムの見分け方
- 4. 賞味期限切れの生ハムの食べ方
- 5. 生ハムの賞味期限をのばす保存方法
1. 生ハムの賞味期限はどのくらい?

生ハムは原木で販売されているものと、真空パックで販売されているものがある。それぞれ賞味期限が異なるので、賞味期限の違いをチェックしてみよう。
生ハムの賞味期限は長い
生ハムは、豚肉を塩漬けにして乾燥熟成したもので、もともと保存食として重宝されていた。そんな生ハムの賞味期限は長いもので6ヶ月~2年ほどで、短くても90日ほど保存が可能だ。特に、原木の生ハムは常温で保存するもので賞味期限も長い。
真空パック生ハムの賞味期限
スーパーなどでは、真空パックの生ハムが販売されている。真空パックの生ハムは原木の生ハムよりも賞味期限が短い。
未開封の生ハムの場合
未開封の名はハムの場合は、賞味期限が3週間~1ヶ月だ。生ハムは塩分を多く含んでいるので、普通の精肉よりも長期間保存が可能だ。
開封後の生ハムの場合
真空パックの生ハムは、開封後は早めに食べきる必要がある。真空パックの生ハムの場合は、開封することで、乾燥が進んでしまうので2~5日ほどで食べきろう。
2. 賞味期限切れの生ハムはいつまで食べられる?

賞味期限とは、食品を美味しく食べることができる期間なので、賞味期限が切れても多少は食べることができる。では、生ハムの場合はどのくらいまで食べることができるのだろうか?
未開封の生ハムの場合
未開封の生ハムの場合は、賞味期限が切れても1~2週間程なら食べても問題はない。さらに1~3ヶ月程過ぎてしまっても保存状態によっては食べることができる。
開封後の生ハムの場合
開封した生ハムは、できるだけ賞味期限内に食べきるのがいいだろう。しかし生ハムを冷凍保存した場合は、賞味期限が過ぎていても3ヶ月ほどなら食べることができる。保存状態によって開封後の生ハムが食べられるかは変わってくるので、生ハムの状態を確認してから食べてもらいたい。
3. 賞味期限切れで食べない方がよい生ハムの見分け方

賞味期限が切れている生ハムを食べるかは、生ハムの状態をチェックしてから決めることが大切だ。チーズのような匂いや腐敗臭がする生ハムは、食べないようにしたい。また、生ハムが赤黒く変色していたり、水っぽくなっていたりする場合は、食べないのがいいだろう。
4. 賞味期限切れの生ハムの食べ方

賞味期限切れの生ハムをそのまま食べるのに抵抗がある場合は、ひと手間加えて使うのがおすすめだ。賞味期限切れの生ハムの食べ方を紹介する。
焼くなど加熱して食べる
賞味期限切れの生ハムを生のまま食べるのに抵抗がある場合は、加熱して食べるのがおすすめだ。加熱することで、菌を減らすことができ、ハムのような食感が楽しめる。加熱してそのまま食べたり、炒めものやスープなどに入れるのもいいだろう。
濃い味付けの料理に使う
賞味期限が切れて風味が落ちている生ハムは、濃い味付けの料理に使うのがいいだろう。濃い味付けにすることで、生ハムの風味の軽減をごまかすことができる。生ハムを刻んでユッケ風にしたり、パスタに入れるのもおすすめだ。
5. 生ハムの賞味期限をのばす保存方法

生ハムは、保存方法によって賞味期限を伸ばすことができる。生ハムの正しい保存方法をチェックしてみよう。
真空パックの生ハムの場合
スーパーでよく見かける真空パックの生ハムの場合は、そのまま冷蔵保存することが大切だ。開封したあとは、早めに食べきるか冷凍保存するのがいいだろう。冷凍する場合は、アルミホイルで包んでから、保存袋にいれてから冷凍庫に入れよう。
原木の生ハムの場合
原木の生ハムは真空パックと違い常温保存するのが基本だ。しかし生ハムは乾燥に弱く高温多湿も嫌うため、切り口にオリーブオイルをしみ込ませた布を巻き、冷暗所で保存するようにしよう。
結論
生ハムは、もともと保存食として作られた食品なので、賞味期限も長く、賞味期限が切れてもしばらくは食べることができる。しかし保存状態によっては、腐ってしまう場合もあるので注意が必要だ。生ハムは乾燥を嫌うので、食べかけの場合は、正しい保存方法を行うことで、美味しい生ハムを味わうことができる。