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アラカブ

アラカブってどんな魚?おすすめの食べ方と釣りの注意点

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年7月19日

アラカブは、カサゴの別名である。主に九州地方でこの名前が用いられる。全国各地で広く漁獲できる魚で、味も非常によく、釣り人からの人気も高い。今回はそんなアラカブの美味しい食べ方や釣る際の注意点についてまとめていこう。

  

1. アラカブとはカサゴのこと

ガシラ
アラカブはカサゴの別名である。高級魚としても知られる存在だ。ここでは、アラカブの基礎知識について学んでいこう。

アラカブの特徴

アラカブは、全国各地で漁獲され、地方によって名前が異なる魚である。アラカブ、カサゴのほか、関西地方ではガシラ、瀬戸内ではホゴと呼ばれることもある。
アラカブは岩礁の周りやテトラポッドの影に潜み、甲殻類や小魚を食べる肉食の魚である。大きさは10~30cm程度で、口やヒレが大きく、背中が盛り上がったような独特のフォルムが特徴だ。ヒレやエラに棘があり、茶色から赤、黒が混じった色をしている。また産卵をせず、体内で受精し、孵化させて、稚魚になってから産み落とすところも特徴的である。

アラカブの旬の時期

アラカブの旬は、諸説ある。というのも年中漁獲でき、ある程度の味わいを楽しむことができるためだ。ただし、冬の方が味がよくなるという人が多い。
カサゴは全国各地で漁獲されるが、一度に大量に漁獲するのが難しいこともあり、目立った産地はない。

アラカブの値段の目安

アラカブがスーパーに並ぶことはほとんどないと言っていい。漁獲量が減っていることもあり、値段がやや高騰気味のようだ。
通販では1kg3000~5000円くらいで取引がされているようだ。

2. アラカブのおすすめ料理

日本ディナー
アラカブは、インパクトのある見た目とは裏腹に、繊細で旨みの強い魚である。さまざまな食べ方ができるところも嬉しい。ここではおすすめ料理をご紹介していこう。

アラカブの味噌汁

アラカブのおすすめ料理といえば、なんといっても味噌汁だ。アラカブのアラからは出汁がたっぷり出るので、内臓を除いてまるごと活用するのがポイントだ。

アラカブの煮付け

アラカブは、脂肪分が少なく、旨みの強い白身魚なので煮付けにももってこい。やや濃いめの味付けにするとごはんが進む。和風にはもちろんアクアパッツァなど、洋風にアレンジしても旨い。

アラカブの唐揚げ

小さめのアラカブは、内臓を除き、下処理をしてまるごと揚げるのもおすすめ。中骨など硬い部分は食べられないが、胸ビレなどは一緒に食べることができる。低めの温度で揚げ、さらに高温で2度揚げするとカラリとした食感になる。

アラカブの刺身

新鮮なものであれば、アラカブは刺身にすることもできる。ただし、歩留まりが悪いので小さいものを刺身にすることはおすすめしない。皮をひいてもよし、炙って焼き霜造りにしても美味しくいただくことができる。弾力のある肉質はクセになる人も多い。
魚の生食で気になることといえば、食中毒であろう。とくに気になるのがアニサキスだが、アラカブに寄生していたという報告はあまりされていないようだ。ただし、フィロメトラと呼ばれる寄生虫が卵巣に寄生していることがある。人体には影響を与えることはないようだが、見た目がミミズのようで気持ちが悪く、保健所に苦情や質問が寄せられることがあるそうだ。(※1)

3. アラカブの捌き方

晴天の海をバックに手に持ったカサゴの魚体
調理法によって、アラカブの捌き方は異なる。ただし、下処理については基本的には同じだ。まずは、包丁の背などを使って、鱗を落とす。アラカブは比較的、鱗が落ちやすい魚なので、力を入れて行う必要はない。また背ビレやエラぶたの棘に気をつけること。軍手や手袋をして行うと安心だ。

まるごと使う場合

エラを外し、そこからできるだけ内臓を取り出す。腹部分に切り込みを入れ、残りの内臓を取り出す。このとき、仕上がったときに切り口が見えないように工夫するといい。

サクにする場合

頭を外し、腹を切り開いて内臓を取り出す。丁寧に洗ったら、あとは三枚おろしにしていく。

4. アラカブの釣り方と注意点

カサゴ
アラカブは、釣り人にも人気の高い魚の一種である。ここでは詳しい釣り方と注意点をまとめていこう。

アラカブの釣り方

アラカブといえば、穴釣りが人気。テトラポッドや岩礁の穴に竿を落として釣るもので、比較的簡単に釣ることができるため、初心者にもおすすめ。餌は、サバやサンマなどの青魚がいい。仕掛けは、オモリとハリというシンプルなものでOK。

オニカサゴの毒に注意

アラカブには強い毒はないが、触れるとアレルギーを起こす場合もある。さらに見た目が似ているオニカサゴには強い毒がある。とくに気をつけたいのが、エラぶたやヒレ部分だ。
オニカサゴとアラカブの見分けがつかない人も多いため、釣りをする場合は素手では触れぬよう、手袋や軍手をするのが正解。経験豊富なベテラン釣り人などに、毒の有無について意見を求めるといいだろう。

結論

アラカブは、カサゴの九州での呼び名である。インパクトのある見た目からは想像できない繊細で旨みのある白身魚で、比較的簡単に釣れることから釣り人にも人気が高い。ただし、鋭い棘があり、見た目がそっくりなオニカサゴなどには毒があるため、細心の注意を払って取り扱う必要がある。美味しく食べるためにも、その点はしっかり留意しておこう。
(参考文献)
  • 公開日:

    2022年7月 9日

  • 更新日:

    2022年7月19日

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