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ブラックチップグルーパー

ハタってどんな魚?気になる値段や美味しい食べ方を紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年7月11日

ハタは、高級魚として知られ、料亭などで供される魚の一種である。スーパーなどで目にする機会が少ないため、よく知らないという人も多いことであろう。今回はそんな知られざる高級魚、ハタについて徹底解説。基礎知識から、美味しい食べ方まで幅広くお届けしていこう。

  

1. ハタとは幻の高級後・マハタのこと

略奪的な珊瑚の魚
ハタはハタ科の魚を指す言葉だが、狭義ではマハタのことを指す。漢字では真羽太、真旗と書くそうだが、あまり使われることはない。英語では、Grouper、Rock-codと呼ばれている。ここではそんなハタの基礎知識をまず、学んでいこう。

ハタの特徴

スズキ目ハタ科に属するマハタは、非常に大きな魚として知られている、体長は1mを超えるものもあり、ぽってりとした口と大きな頭が特徴で、岩礁帯を好み、浅瀬から水深300mに至る深場まで広く生息をしている。
小豆色の美しい身体に縞模様があるが、これは大きくなるにつれ、徐々に薄くなるといわれている。また、幼魚の頃は比較的浅瀬にいるが、成長に伴い、徐々に深場へと潜っていき、カンナギと呼ばれる老魚は深海魚に分類されるようになる。ちなみにこのカンナギはなんと100kg以上の巨体になるという。
ハタは北海道から九州まで広く漁獲されており、各地で呼び名が異なる。九州地方ではアラと呼ばれ、とくに珍重されている。ただし、天然物は安定して漁獲できないため、昨今では養殖も行われているようだ。

ハタとハタハタは別の魚

ハタハタは、スズキ目ハタハタ科に属する魚で、別名雷魚。体長20cmほどの小さな魚で、山陰や秋田が産地。このハタハタを使った魚醤しょっつるは、秋田の名産品としても知られている。
マハタとハタハタはそもそも種類が異なり、大きさもまるで違うので間違えることは少ないはず。ただし、広義の意味でハタには、体長がハタハタと同じくらいの種も存在するので、間違える可能性がないとは言い切れない。

ハタとクエの違いは?

クエもまた、高級魚として知られる存在である。クエはスズキ目ハタ科に属する魚なので、広義の意味ではハタの仲間といえる。
ただし、狭義の意味でのマハタとは異なる魚である。両者の大きな違いのひとつが色だ。ハタが小豆色であるのに対し、クエは茶色で、縞模様が頭の方に流れるように配されている。模様や色がはっきりしない場合は、尾鰭に注目をするといい。双方、尾鰭が白く縁取られているが、マハタの方が不明瞭で縁取り部分が広い。逆にクエは明瞭で、縁取り部分が少ない。

2. ハタの値段の目安

ジャンプしたグルーパーエピネフェラスフィッシュ3Dレンダリング
ハタが市場に流通することは、非常に少ない。とくに天然物は、漁獲量が少ないため、価格も定かではない。
養殖物であれば、通販でも手に入れることができる。1~1.5kgのもので10,000円くらいが目安だ。より調理しやすいよう、下処理済みのものも販売されている。

3. ハタの食べ方は?おすすめの料理

プレートに甘いチリソースをドレッシングする赤い縞模様のグルーパー魚の揚げ物
マハタは白身の魚だ。しっかりとした肉質と上品な旨み、甘みが特徴で、この味わいに魅了される人も多い。ここではハタの美味しい食べ方、おすすめ料理をご紹介していこう。

ハタの刺身

新鮮なハタであれば、ぜひ刺身で食べてみてほしい。コリコリとした食感と強い甘みはクセになること間違いなし。皮を湯引きにしても旨い。

ハタの煮付け

ハタの煮付けは、とくにお頭が旨い。火を通すと皮がゼラチン質になり、プルプルとした食感と強い甘みを楽しむことができる。生姜をしっかり効かせると大人の味わいに。

ハタの鍋

アンコウなどと同様、捨てるところがないといわれるハタは鍋にするのもおすすめだ。出汁がたっぷりと出るので、汁もとても旨い。

4. ハタは危険な毒魚?

生きているアニサキスワーム
ハタ(マハタ)には毒はないが、広義の意味でのハタには毒があるものも存在する。なかでもよく知られるのがバラハタやアカマダラハタだ。その毒性について解説をしていこう。

毒があるのはバラハタ

ハタ科バラハタ属のバラハタやハタ科マハタ属のアカマダラハタの筋肉や内臓には、毒がある。食すと神経症状やめまい、頭痛だけにとどまらず、消化器系や循環器系の症状に発展するケースも。(※1)

ハタも寄生虫には注意が必要

魚を食べる上で、総じて気をつけなくてはならないのが寄生虫である。とくに注意が必要なのは、生食時のアニサキスである。アニサキスは線虫の一種で、幼虫の見た目は糸のよう。アニサキスの幼虫は通常、魚の内臓に寄生しているが、魚が死ぬと徐々に筋肉に移動してくる。このアニサキス幼虫は、人間の体内に入ると胃壁や腸壁を刺して刺激する。これにより激しい痛みや嘔吐、腹痛などが引き起こされるのだ。(※2)
天然のマハタについては、アニサキスがいないとは言い切れないため、注意が必要である。ちなみにアニサキスは、-20℃で24時間以上冷凍すると死滅するとされているので、刺身で安全に食べたい場合は、一旦冷凍するなど工夫をするといい。

5. マハタ以外のハタの種類

アカハタ
広義の意味でハタを捉えるとその数は非常に多く、500種類近いともいわれている。すべてを見分けるのは、一般の人にはかなり難しい。

アカハタ

その名の通り、全体的に赤い体表をもつ。そもそもは中華料理の食材として活用されていたが、現在ではさまざまな料理に使われている。ハタの中では中型。

アオハタ

ハタの中では小型。アオハタという名前だが、見た目は黄色っぽい。黄ハタと呼ばれることも。

オオモンハタ

こちらも小型のハタ。褐色で斑点模様が全身にある。卸売市場などを訪れると、時折見かけることのある種類で、近年人気が高まりつつある。

結論

ハタは、広義ではハタ科の魚のこと。狭義ではマハタを指す言葉である。マハタは、クエと並ぶ高級魚で、一般にはなかなかお目にかかれない。確かに一度食べると忘れられない旨みのある白身魚だ。生で食べる場合は、アニサキスなど食中毒に注意していただきたい。
(参考文献)
  • 更新日:

    2022年7月11日

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