目次
- ピーマンを洗う
- 表面の水気をよく拭き取る
- ラップでぴっちり包む
- 保存袋に入れてなるべく早く冷凍する
- ピーマンを洗う
- 表面の水気をよく拭き取る
- 好きな形にカットする
- 保存袋に重ならないよう入れてなるべく早く冷凍する
1. ピーマンを冷凍保存するメリット

ピーマンは冷凍保存することができる。ここではまずそのメリットについて詳しく見ていこう。
その1.日持ちがよくなる
ピーマンは買ってきた袋のまま、野菜室で保存すると1週間くらいでシワシワになってしまうことがある。1度開けてキッチンペーパーで包み直せば、3週間ほどは日持ちするものの、その手間をかける時間がないという人もいるだろう。そんな人におすすめなのが、ピーマンの冷凍保存だ。ピーマンは冷凍するとなんと1か月の保存が可能になる。
その2.苦味が弱くなる
ピーマンもほかの食品同様、冷凍すると繊維や細胞が壊れる。このため、特有の苦味が感じにくくなるというのだ。小さい子どもやピーマンの苦味が嫌いな人には嬉しいメリットかもしれない。
2. ピーマンを冷凍保存する方法

ピーマンは冷凍保存すると日持ちすることがわかった。ここでは具体的にどのように冷凍保存すればいいか、その手順を見ていこう。
その1.丸のまま冷凍する方法・手順
ピーマンは丸ごと冷凍することができる。冷凍したものは種が黒くなるので、切ったときに驚かないように覚えておこう。
その2.切ってから冷凍する方法・手順
ピーマンはカットしてから冷凍保存するほうが、使い勝手が格段にいい。チンジャオロースや野菜炒めに使いやすい細切りや粗目のみじん切りなど、お好きな形にカットして冷凍することができる。
3. ピーマンを冷凍保存する際のポイント

ピーマンをよりよい状態で冷凍するためには、いくつかのポイントがある。ここではそのポイントをまとめていこう。
その1.水分をよく拭き取る
どんな食品でもそうだが、冷凍する際は水分をよく拭き取ることが重要だ。これは水分がついたままだと、食感が悪くなったり、劣化が進む可能性があるから。
とくにカットしたピーマンは断面が多くなっているので、丁寧にキッチンペーパーで拭き取る必要がある。
その2.乾燥しないようにする
乾燥させないこともピーマンの冷凍を成功に導く秘訣だ。このためには、しっかりと空気を抜いて袋をきちんと閉じることが重要である。乾燥すると、結果として酸化に繋がるので注意したい。
その3.加熱後でも保存ができる
ピーマンは下茹でなど、加熱後にも冷凍することができる。固めに茹でて冷凍すると加熱調理したときにちょうどいい状態になる。また下茹でした後は、十分に水分を拭き取ることもお忘れなく。
4. 冷凍ピーマンの解凍方法・食べ方

冷凍ピーマンは解凍せずにそのまま使うほうが、美味しく便利である。しかしやむを得ない場合もあるので、その際の解凍方法もあわせてご紹介していこう。
その1.凍ったまま加熱調理する
冷凍ピーマンは凍ったまま、炒め物やスープなどに活用することができる。火が通りやすくなっているので、火にかける時間は生のときよりも短めでOKだ。逆に火にかけすぎるとべちゃっとしてしまうので、注意したい。
その2.冷蔵庫に移して自然解凍する
基本的には冷凍のまま使うのがベストだが、和え物など冷菜にする場合は冷蔵庫解凍をすることもできる。水分が出るのでキッチンペーパーなどの上に置いてもいい。なお、生の状態で冷凍したピーマンは、軽く火を通してから料理に使うようにしよう。
結論
ピーマンは冷凍保存するとより日持ちがよくなる。使い勝手のいい大きさにカットをしておくと調理時間も短くなり、毎日の食事作りの手助けになってくれそうだ。水分をきっちりと拭き取り、空気に触れないよう一気に冷凍するといい。冷凍ピーマンは火を通して食べるのがおすすめだ。