目次
- ※1〜※3日本チョコレート・ココア協会 http://www.chocolate-cocoa.com/
- ※4 純ココア | ココア | 食品 | 商品情報 | 森永製菓株式会社 https://www.morinaga.co.jp/products/detail.php?id=PRD2009-08-0159
- ※5 果実類/(かんきつ類)/オレンジ/バレンシア/果実飲料/ストレートジュース https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07042_7
1. ココアはダイエットに活用できる?4つの理由

ココアは甘く太るイメージが強いが、実は上手に活用することで、ダイエット中にも飲むことができる。なぜココアはダイエットに効果があるのだろうか?
カカオポリフェノールの代謝促進効果
ココアには、カカオポリフェノールが含まれている。カカオポリフェノールには、糖や脂質の代謝を改善する働きがあるといわれているので、ココアを飲むことで代謝促進効果が期待できる。(※1)
食物繊維の腸内環境改善効果
ココアは、カカオ豆を焙煎してすり潰したものを原料としているので、食物繊維を含んでいる。そのため、食物繊維による腸内環境の改善効果が期待できるのだ。(※2)
テオブロミンの食欲抑制効果
ココアには、テオブロミンという成分が含まれている。このテオブロミンは、ココアの原料となるカカオ豆に含まれている成分で、食欲を抑制する効果が期待できる。(※3)
低カロリーで満足感がある
ココアのカロリーは、砂糖や牛乳を使用しなければ、1杯(純ココア5g使用)あたり18kcalだ。(※4)オレンジジュースのカロリーが100gあたり45kcal(※5)なのと比較すると、ココアのほうがカロリーが低いことがわかる。ただし、ココアを作る際、砂糖や牛乳を加えたりすると、カロリーはぐっと高くなる。お腹周りが気になるときは、これらの使用を控えるのがおすすめだ。
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2. ココアダイエット中の7つのポイント

ココアダイエットを行う際は、7つのポイントを抑えることが大切だ。ポイントを抑えることで、よりダイエット効果が期待できるだろう。
1:無糖の純ココアを使用する
ココアダイエットを行う際は、加糖タイプのココアではなく、無糖の純ココアを使うことが大切だ。純ココアは、加糖タイプよりも低カロリーで低糖質だ。
2:甘みには蜂蜜を加える
純ココアに甘みを加えたい場合は、砂糖ではなくはちみつを使うのがおすすめだ。蜂蜜は砂糖に比べてGI値が低く、砂糖よりも摂取後の血糖値の上昇が緩やかだとされている。
3:牛乳より無調整豆乳
ココアに牛乳を加えて飲む人が多いが、牛乳よりも無調整豆乳を使うことで、脂質を抑えられるのでおすすめだ。
4:食事前に飲む
ダイエット中にココアを飲むなら、食事前がおすすめだ。食事前に飲むことで、ココアに含まれている食物繊維が食事に含まれる糖の吸収をおだやかにしてくれる。(※2)
5:寝る前に飲む
ココアを寝る前に飲むと、自律神経を整えてくれるので、睡眠の質がよくなるといわれている。さらにココアに含まれているカカオポリフェノールには、血糖値の急激な上昇を抑えるはたらきがあることもわかっている(※1)。
6:朝に飲む
ココアを朝に飲むなら、ホットココアがおすすめだ。朝に温かい飲み物を摂ることで、体を温める効果が期待できる。さらに、ココアには食物繊維も含まれているため、スムーズな便通にも役立つだろう。
7:1日2杯を目安にする
ダイエットにココアを取り入れる場合は、1日に2杯を目安にするのがいいだろう。飲み過ぎてしまうとカロリーやカフェインの摂りすぎになってしまうからだ。
3. ダイエット中のココアのアレンジメニュー

ダイエット中にココアを飲むなら、より効果アップが期待できるアレンジを加えてみるのがおすすめだ。ココアにプラスしたいおすすめアレンジメニューをみてみよう。
ココアにきな粉をプラス
ココアにきな粉をプラスすることで、きな粉に含まれる食物繊維とオリゴ糖も摂取することができる。きな粉ココアは、ココアを作るときに、大さじ1杯のきな粉を加えるだけなので、簡単に作ることができるだろう。
ココアに生姜をプラス
ココアと生姜というと意外な組み合わせのような気がするが、生姜に含まれているジンゲロールという成分が加わるので、代謝を活発にする効果が期待できる。作り方は、生姜の絞り汁をココアに加えるだけだ。生姜の絞り汁は辛味があるので、飲みにくい場合は、はちみつを加えるといいだろう。
ココアにオートミールをプラス
ダイエット中の食事にココアを取り入れたいのなら、オートミールと合わせるのがおすすめだ。オートミールは、栄養満点なシリアルとして人気で、ココアを加える場合は、鍋でふやかしたオートミールに豆乳やココアなどを加えて作る。食べ応えがあるうえに、ココアの味なのでオートミールが苦手な人でも食べやすい。
結論
ココアは甘くて太るイメージがあるが、純ココアを使うことでダイエット効果が期待できる。ココアにはさまざまなダイエット効果が期待できる栄養素が含まれており、飲むタイミングを調整することで、上手にダイエットに取り入れることができるだろう。また、ココアはいろいろな食材と組み合わせてアレンジも楽しめるので、飽きることなく続けることができる。
(参考文献)