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ダイエット食品

消費期限が一日でも切れたら食べないほうがいい!注意したい食品

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年8月 2日

消費期限は、食品を安全に食べられる期限を示すものだ。一日くらい過ぎても大丈夫と安易に判断するのは危険である。本記事では、消費期限が一日過ぎた食品を食べないほうがいい理由や、賞味期限切れとの違いについて解説する。

  

1. 消費期限が一日切れはNG

腹痛
消費期限が一日切れた程度なら食べられそうと思われがちだが、自己判断で安易に食べてしまうのはおすすめできない。

食べないほうがいい

消費期限は、正しい保存のもとで安全に食べられる期限を示したものである。一日でも消費期限が過ぎた食品は、安全性が保証されていないのだ。消費期限は劣化のスピードが早い食品に表示されている。食品によっては、一日過ぎただけで腐ってしまう場合もあるのだ。そのため、消費期限切れの食品は食べないよう注意喚起されている。消費期限切れの食品を食べて体調を崩しても、自己責任となってしまうのだ。(※1)

食中毒について記載

消費期限が表示されている食品は傷みやすいため、短期間で品質が劣化していく。消費期限切れのまま長期間放置すると見た目やにおいなどから腐敗がわかるようになるが、一日程度の場合は異変に気づかないかもしれない。しかし、異変が見られなくても細菌やウイルスが繁殖している可能性があるのだ。
消費期限切れの食品には、食中毒のリスクがある。食品に付着した細菌やウイルスは、時間が経過するにつれ増殖していく。とくに食品を20~50℃の環境で放置すると増えやすい。症状は嘔吐や腹痛、下痢などが代表的だが、症状や症状が出るまでの期間も含め細菌やウイルスによって異なる。食中毒を防ぐためにも、食品購入後はすぐに食べるか速やかに冷蔵保存し、消費期限前に食べきろう。(※1、2)

2. 消費期限と賞味期限の違い

お惣菜パック
食品には、基本的に消費期限か賞味期限のいずれかが表示されている。この2つの期限には大きな違いがあるため、それぞれの意味を正しく理解しておくことが大切だ。

期限表示のポイント

消費期限とは、前述の通り「安全に食べられる期限」である。一方、賞味期限とは「美味しく食べられる期限」を示すものだ。消費期限が傷みやすい食品に表示されているのに対し、賞味期限は比較的品質劣化のスピードが遅い食品に表示されている。
そのため、消費期限は一日でも過ぎると食べないほうがいいが、賞味期限切れの場合はすぐに食べられなくなるわけではない。消費期限切れと賞味期限切れでは、安全面でのリスクが大きく異なるため、区別して判断する必要があるのだ。(※3)

いずれも保存の条件は同じ

消費期限も賞味期限も、未開封の状態で適切な保存方法を守ることが前提とされる。開封後はいずれの期限も無効となり、速やかに食べきることが推奨されている。もちろん、誤った方法(冷蔵保存の食品を常温保存するなど)で保存した場合も期限前に傷んでしまうため、注意が必要だ。(※3)

3. 消費期限が一日でも切れたら要注意

色々な食材
消費期限の表示されている食品のなかでも、傷みやすさには違いがある。とくに傷みやすく、一日でも切れたら危険な食品についておさえておこう。

期限切れに注意したい食品

生肉や生魚などの生鮮食品は、食中毒の原因となる菌やウイルスが繁殖しやすい(※2)。また、弁当や調理パン、総菜なども傷みやすいため消費期限内に速やかに食べきる必要がある(※1)。注意が必要な食品について詳しく見ていこう。

生肉

肉の種類や形状により消費期限が変わる。牛肉、豚肉、鶏肉のなかでは、鶏肉が最も傷みやすい。形状では、空気に触れる面が多いほど傷みやすくなるため、ひき肉(ミンチ)の消費期限が短い。

生魚

とくに内臓がついたまるごとの魚は傷みやすい。購入後時間が経つとアニサキスという寄生虫が内臓から筋肉に移動し、食中毒を引き起こすことがある。鮮度のよいうちに内臓を取り除いておくことが推奨される。(※4)

弁当、総菜類

コンビニで販売されるものより、専門店などの手作りの商品のほうが消費期限が短い。いずれも、生野菜や揚げ物などが入った商品や、生魚を使用した寿司などはとくに傷みやすい。

テイクアウト、デリバリーの料理

消費期限が記載されていない場合も多いが、傷みやすいため速やかに食べきる必要がある。(※5)

パン、ケーキ類

生クリームを使用した菓子パンやケーキ、総菜パン、サンドイッチなどは、とくに消費期限が短く一日過ぎても傷んでしまうことが多い。専門店で購入したものは、消費期限の記載がなくても当日中に食べきるのが原則である。

結論

消費期限は、賞味期限と異なり安全に食べられる期限を意味する。期限切れの食品には食中毒のリスクがある。一日過ぎたくらいでは問題ないと判断せず、期限前に食べきることが重要だ。消費期限までに食べきれない場合は冷凍保存するなど、傷んでしまう前に対処しよう。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年8月 2日

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