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ジャムとクリームのパンケーキ クレープ

クレープの冷凍方法のコツと市販のおすすめの冷凍生地を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

鉛筆アイコン 2022年8月21日

つい作りすぎてしまったり食べきれなかったりするクレープだが、冷凍保存ができることを知っているだろうか?クレープ生地のみはもちろん、生クリーム入りのクレープも冷凍が可能である。ここでは、クレープの冷凍方法のコツと市販のおすすめ冷凍クレープを紹介していく。冷凍しておくと冷蔵保存よりも日持ちするので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. クレープは冷凍で保存できる

お皿に盛られた焼きたての自家製クレープ
「買ってきたクレープを食べきれなかった」「クレープを作りすぎてしまった」。そんなときは冷凍すると長く保存できるので便利だ。クレープの冷凍保存についてや保存期間を解説しよう。

クレープの生地・皮だけで冷凍するのがおすすめ

クレープの冷凍は、具材入りではなく、生地・皮だけの状態で冷凍するのがおすすめだ。クレープには果物入りのものが多くあるが、そのままの状態で冷凍すると解凍したときに水分が出てしまい、食感や風味が悪くなってしまう。食感や風味を損なわず美味しく食べるためには、生地・皮だけの状態で冷凍することをおすすめしたい。

生クリーム入りクレープも冷凍可能

ホイップ状の生クリーム入りクレープは、冷凍後に解凍すると風味は少し損なわれるが、冷凍可能である。カスタード入りのクレープも冷凍可能だが、解凍すると舌触りが悪くなる。解凍するときは、半解凍の状態にしよう。アイス入りのものはクレープの冷凍が完了する前に溶けてしまい、べちゃべちゃになるので冷凍できない。

冷凍したクレープの保存期間

クレープの生地のみを冷凍する場合は、10日~2週間は保存できる。具入りのクレープも10日~2週間は冷凍保存できるが、長い期間冷凍すると風味が落ちるため、できるだけ早く食べることが望ましい。

2. クレープの冷凍方法

生冷凍パンケーキ
クレープ生地のみも生クリーム入りのクレープも冷凍できるが、酸化や乾燥から守ることが重要である。クレープ生地と生クリーム入りのクレープ、それぞれの冷凍方法を解説していく。

クレープの生地・皮の冷凍方法

クレープ生地は、タネのままではなく焼いた皮の状態で冷凍ができる。クレープの粗熱はとってから冷凍しよう。
まずは、クレープの皮とラップを1枚ずつ交互に重ねて包んでいく。そのときに気を付けてほしいのが、酸化や乾燥を防ぐためにクレープの皮とラップの間の空気を抜きながら、しっかりと密封することだ。そして、ラップで包んだクレープの皮をフリーザーバッグに入れ、空気をしっかり抜きながら閉めたら冷凍庫に入れる。急速冷凍するために、フリーザーバッグに入れるクレープの皮は5枚までにしよう。

生クリーム入りクレープの冷凍方法

生クリーム入りのクレープは、1つずつラップに包んでいく。コツはクレープ生地のみの場合と同様、酸化や乾燥を防ぐために空気を抜きながら包んでいくことだ。そして、ラップに包んだクレープをフリーザーバッグに入れて、しっかりと空気を抜きながら閉めよう。冷凍庫に入れるとき、冷凍庫の温度調整を「強」にして金属トレーやアルミなどを敷いて急速冷凍すると、美味しさを保てる。厚みのあるクレープは、少し押さえて薄くすると、急速冷凍しやすくなる。

3. 冷凍クレープの解凍方法

ビンテージ トーンのスレート ボードに三角形に折り畳まれた薄いクレープ
冷凍保存したクレープは、冷蔵庫で解凍すると美味しく食べられる。解凍方法とおすすめの食べ方を解説していこう。

冷凍クレープは冷蔵庫で解凍

冷凍クレープは、冷蔵庫で解凍できる。冷蔵解凍することで、美味しさを保ったまま食べられるのだ。
クレープ生地のみなら、冷蔵庫に2時間入れておくだけで解凍できる。生クリーム入りのクレープは解凍に多少の時間はかかるが、冷蔵庫に数時間入れておくと解凍できる。
ここで控えたいのが、もっと早く解凍させたいからと常温で解凍することだ。とくに夏場は気温が高いため、室内に置いておくと雑菌が繁殖して傷んでしまうこともある。夏場は必ず冷蔵庫で解凍してほしい。

半解凍のおすすめの食べ方

果物入りのクレープは、冷凍させてから解凍すると水分が出てしまい、食感や風味が損なわれる。しかし、半解凍の状態だと風味を損なわず、シャリシャリとした食感が楽しめるのでおすすめだ。生クリーム入りのクレープは、半解凍の状態だとアイスのようになってさらに美味しくいただける。

4. 冷凍食品のおすすめクレープ

苺クレープ バナナクレープ
いま、市販の冷凍クレープが人気である。皮のもちもちした食感が魅力的だ。スーパーや通販で買える冷凍クレープのおすすめを紹介する。

・COSTCO(コストコ)「フレンチチョコレートクレープ」

クレープ発祥のフランス産。人工着色料や香料、保存料不使用で、温めてもそのままでもOK。食べやすいサイズ感なので、手軽に食べられる。

・Picard(ピカール)「クレープ」

ピカールは、フランス発祥の冷凍食品専門店。ほんのり甘いクレープ生地で、アレンジクレープがすぐ作れるのが魅力だ。

・KOROT(コロット)「ミニクレープ」

冷凍クレープではないが、KOROT(コロット)のクレープもおすすめ。もちもち食感の生地に、甘さ控えめのクリームが楽しめるミニクレープだ。季節限定商品を含む、10種類のメニューが期間ごとに変更されるため、いろんな味が楽しめる。現状、通販はなく、店頭販売のみである。

結論

クレープ生地のみはもちろん、生クリームや果物入りのクレープも冷凍保存できる。冷蔵保存だと日持ちしないが、しっかり密封させた状態の冷凍保存なら、酸化せず2週間は美味しくいただける。冷凍後は冷蔵庫に入れておくだけで冷蔵解凍でき、いつでも美味しいクレープが味わえるのだ。食べきれないときや作り置きしたいときは、ぜひ実践してみてほしい。
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  • 更新日:

    2022年8月21日

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