目次
1. ドライフルーツの作り方

ドライフルーツは、自宅で作ることで砂糖不使用で素材の味を生かしたヘルシーなものを作ることができる。そんなドライフルーツのいろいろな作り方をみてみよう。
ドライフルーツ向きのフルーツの選び方
ドライフルーツ向きのフルーツは、りんごやバナナ、マンゴー、いちじくなどが挙げられる。ドライフルーツは果実の水分を乾燥させて作るので、作る前と後では大きさが変わってくる。また、パイナップルやバナナ、レーズン、キウイもドライフルーツに適している。
天日干しのドライフルーツの作り方
天日干しで作るドライフルーツは、カットした果実をザルの上にのせて屋外で乾燥させるだけだ。最近では、干し野菜用のネットも販売されているので、活用してみるのもいいだろう。天日干しの場合は、天気が悪い日や日が沈んだ後は、そのままにせず家の中に入れるようにする。
オーブンを使ったドライフルーツの作り方
オーブンを使ったドライフルーツは、天日干しと違い寒い冬場や天候が悪い日も簡単に作ることができる。さらに短時間で作ることができるのも魅力だ。作り方は、クッキングシートを敷いた天板にフルーツを並べ、オーブンで加熱するだけ。加熱時間は作るフルーツやオーブンの種類によって異なるので、好みの固さになるまで加熱しよう。
レンジを使ったドライフルーツの作り方
より簡単にドライフルーツを作りたいのなら、レンジを使うのがおすすめだ。レンジを使う場合は、様子を見ながらフルーツを加熱する。簡単なので、初心者のドライフルーツ作りに適している。
2. 種類別のドライフルーツの作り方

ドライフルーツは、フルーツの種類によって下処理や乾燥にコツが必要だ。レモンといちじくのドライフルーツの詳しい作り方を見てみよう。
レモンのドライフルーツの作り方
レモンのドライフルーツは、皮なしでも皮ありでも作ることができる。好みによって皮を剥いておこう。レモンは、4~7㎜ほどの厚さの輪切りにして種がある場合は、取り除いてから乾燥させる。レモンは水分が多いので、厚めに切ってしまうと乾燥時間が長くなってしまうので、注意しよう。
いちじくのドライフルーツの作り方
いじくは、皮を剥いてからドライフルーツにする。いちじくの皮は、熱湯にさっと入れてから冷水をかけると簡単に剥ける。あとは、いちじくをカットしてから好みの方法で乾燥させる。いちじくも水分が多いので、乾燥には時間がかかる。必要に応じてひっくり返しながら作るといいだろう。
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りんごのドライフルーツの作り方
りんごのドライフルーツは、半生でしっとり仕上げるのがおすすめだ。りんごの皮と芯を取り除いてから、八等分に切る。鍋にりんごと砂糖を入れてりんごの表面に砂糖をつける。この状態で一晩置くと、りんごの水分を簡単に抜くことができる。あとは、鍋にかけてじっくり煮込んでから乾燥させる。外は固めで中はしっとりとしたりんごのドライフルーツが完成するだろう。
いちごのドライフルーツの作り方
いちごのドライフルーツは、そのままでも美味しいが、ヨーグルトのトッピングなどにもよく合う。砂糖不使用で作る場合は、いちごを4~5mmにスライスして、乾燥させるだけだ。砂糖を使う場合は、袋にいちごと砂糖を入れて1晩ほど寝かせて水分を抜いてから、鍋に入れてレモン汁と共に火にかけてから乾燥させる。砂糖を使うと、中がしっとりとした仕上がりになる。
3. ドライフルーツの作り方の注意点

自家製のドライフルーツは、市販のものと比べて完全な乾燥状態にはなりにくい。そのため、長期保存には適していない。水分が少しでも残っている状態で長期保存をすると、カビが生える原因になってしまう。手作りのドライフルーツは、3~4日ほどで食べきれるようにしたい。
結論
ドライフルーツは、自宅で手軽に作ることができる。作り方もいろいろあるので、調理時間に合わせて作り方を変えてみるのもいいだろう。ドライフルーツに使うフルーツは種類によって水分量が違うので、完成までにかかる時間や下処理などが異なる。種類別の作り方のコツをチェックしてから作ってみてもらいたい。