目次
1. 餅をレンジで加熱する方法:焼き餅

餅を電子レンジで温めるとき、そのままの状態でお皿に乗せて温めてはいないだろうか。そうすると餅がお皿にくっついてしまい、とても食べづらくなってしまう。餅を電子レンジで焼くときのコツを紹介しよう。
やり方
まず、電子レンジを使った餅の焼き方の手順の紹介だ。
1.餅を水で濡らす
耐熱皿に餅を置き、水をまんべんなくつける。
2.電子レンジを使って加熱
ラップなどはかけずそのままの状態で、600Wで20~30秒ほど加熱する。取り出してみて、中まで柔らかくなっていないようであれば、追加で10秒くらいずつ加熱して様子を見よう。
3.お好みの調味料や具材を乗せて完成
定番のきな粉や海苔をつけていただこう。砂糖醤油もおすすめだ。
くっつかないようにするコツは?
くっつかない餅の焼き方のコツを2つ押さえておこう。
・水を少量加える
切り餅1個に対して、小さじ2程度の水を加えて濡らす。このときに、餅全体に水分がいきわたるようにするのがポイントである。
・1個ずつ焼く(もしくは離して焼く)
1個ずつ焼くか、2個同時に焼く場合は離して焼いたほうがよいだろう。餅同士がくっついてしまうことを避けるためである。
この調理法は手間がかからないというメリットがあるが、デメリットが2つある。1つ目は、「焼く」という表現をしているものの、網焼きやフライパンでの調理とは違って焼き目がつかないこと。そして、2つ目は、置いておくと固くなってしまうという特徴があることだ。この調理法で加熱した餅は、焼きあがったらすぐにいただくようにしよう。
すぐに食べる方や焼き目にこだわりがない方におすすめの調理法といえる。
2. 餅をレンジで加熱する方法:茹で餅

電子レンジを使った、簡単で手間が少ない茹で餅の調理方法を紹介しよう。
やり方
1.耐熱皿に水と餅を入れる
餅が隠れるくらいの水を入れるのがポイントだ。
2.ラップをせずに電子レンジで加熱
600Wで1分~1分30秒。ラップをせず、そのままの状態で加熱する。
切り餅の大きさに比例して、加熱時間も変わってくる。少しずつ様子を見ながら、加熱時間を調整してほしい。
失敗しないためのコツは?
食べようとしたら餅が水分を含み過ぎてべちゃべちゃになってしまい、食感が悪くなってしまった、なんていう経験はないだろうか。加熱後の餅は水っぽくなっているため、加熱したあとは耐熱皿から取り出し、水気を切ることが大事である。
3. レンジでチンした餅で作るおすすめ料理

電子レンジで作る焼き餅と茹で餅、2種類の調理方法を紹介した。次に、電子レンジで加熱した餅を活用する、おすすめ料理3つを紹介しよう。
餅おかき
意外と簡単な、ふわサクの餅おかき。餅といえばモチモチ食感なイメージが強いが、その食感に飽きてしまったときにピッタリな料理だ。600Wの電子レンジで3~4分ほど加熱し、餅が膨らみきるまで扉を開けずに待つだけで完成!しょうゆなど、お好みの調味料でいただこう。
餅とは思えない軽い食感のため、サッと食べられるのがよい。
きな粉餅
餅料理の王道ともいえるほど人気で、大人はもちろん子どもにも人気のあるきな粉餅。
電子レンジを使用して作った焼き餅か茹で餅を皿に盛り、砂糖ときな粉をたっぷりかけたら完成。きな粉の風味と砂糖の甘さがモチモチの餅とマッチして美味しい。茹で餅のほうが表面がしっとりとしており、よりきな粉と絡みやすいのでおすすめだ。
チーズ餅
こってりとした味わいが好きな方にピッタリなチーズ餅。餅を少量の砂糖醤油と一緒に電子レンジで加熱したあと、チーズをたっぷり乗せてまた加熱するだけで完成だ。とろーりとしたチーズのコクと、砂糖醤油を加えた甘じょっぱい餅との組み合わせは絶妙だ。
4. 餅はレンジで手軽に焼いたり茹でたりできる

「洗い物や調理の手間が増えて面倒だな...」餅は、鍋や網による調理のイメージが強い方も少なくないだろう。だが、どの家庭にもある電子レンジを使用することで、簡単にいつでも餅が楽しめるのだ。簡単で手間いらずな電子レンジを使った餅の作り方をマスターしたら、餅料理のバリエーションももっと広がるだろう。
結論
餅の調理に電子レンジを使用したとき、くっついてしまって困っていた方も多いのではないだろうか。そんな方に向けて今回は、電子レンジを使用した柔らかい餅の作り方を、焼き餅と茹で餅の2パターンで解説した。電子レンジを使用して、気軽に美味しく餅を楽しもう。