目次
- ピザ用チーズ(溶けるタイプ)
- 牛乳(白ワイン)
- 片栗粉(コーンスターチ)
- にんにく
- パン、ベーコン、きのこなど好みの具材
- ベーコンは焼き、きのこは塩コショウでソテーし、食べやすくカットしておく
- パンをカットし、好みでトーストしておく
- ピザ用チーズに片栗粉をまんべんなくまぶす
- にんにくの断面を鍋に押しつけて香りを出す
- 牛乳を火にかけ、温める
- 弱火にして、チーズを3回に分けて入れる。
- チーズが溶けるまで焦がさないように混ぜる
- チーズに具材をからめて食べる
1. チーズフォンデュの作り方のコツ

美味しいチーズフォンデュになる作り方と、作る際にありがちな失敗を防ぐコツを解説していこう。
チーズ選びについて
チーズフォンデュの作り方において、要となるのがチーズ選びだ。一言でチーズといっても、プロセスチーズやピザ用チーズなどさまざまな種類がある。本格的なチーズフォンデュの作り方ならば、「エメンタールチーズ」や「グリュイエールチーズ」を用いる場合が多い。国によっても異なるが、このような変わり種チーズを揃えるのはハードルが高いだろう。
そこで、家庭で手軽にチーズフォンデュ作りを楽しむなら、「ピザ用チーズ」がおすすめだ。ピザ用チーズにも種類がいくつかある。モッツァレラチーズやゴーダ―チーズでできたピザ用チーズや、これらをミックスさせたピザ用チーズも売られている。好みでチョイスしていこう。
チーズフォンデュでは、チーズの組み合わせにより味の深みを増すことができる。ピザ用チーズをそのまま使ってもよいが、カマンベールチーズやブルーチーズなどをチョイ足しすると、より本格的なチーズフォンデュの作り方に近づくだろう。
失敗しないためのコツ
チーズフォンデュを作る際、起こりがちな失敗の1つにチーズの分離が挙げられる。このチーズの分離を防ぐには、コーンスターチや片栗粉をチーズにまぶしておくことが大切だ。ピザ用チーズを使う場合、チーズ全体に粉がつくようにしておこう。この対策を講じてもチーズが分離してしまいそうなときは、少量のワインや水で溶いたコーンスターチや片栗粉を加えるとよい。かき混ぜていくと、チーズがまとまりやすくなるはずだ。この作業は鍋を火にかけたまま行おう。
そのほか、チーズがうまく溶けないというトラブルも起こりやすい。チーズフォンデュの詳しい作り方については後ほど紹介していくが、チーズフォンデュに使うワインを十分に温め、チーズを数回に分けて入れるとうまく溶けていくだろう。
2. チーズフォンデュの簡単な作り方

チーズフォンデュの作り方を調べると、白ワインを使用していることが多い。しかし、子どもと一緒に食卓を囲む場合や、家にワインがない場合もあるだろう。そこで、ワインなしで、かつ簡単にできるチーズフォンデュの作り方を解説しよう。
材料と手順
<材料>
<手順>
下ごしらえ
チーズフォンデュは、卓上のコンロや電磁調理器などを使い、弱火で温めながら食べるのがおすすめの作り方だ。
3. チーズフォンデュの具材の作り方

ここまでは、チーズフォンデュのチーズについて、失敗しない作り方を重点的に説明してきた。ここからは、チーズフォンデュのなかでも具材に焦点をあてて、美味しい作り方を説明していこう。
具材のポイント
チーズフォンデュに使う具材は、チーズと合いそうなものであればとくに種類は問わない。定番はやはり、バゲットだろう。チーズフォンデュに入れるバゲットは、軽くトーストするのもおすすめの作り方だ。
そのほか、具材はじゃがいも・ブロッコリー・にんじん・きのこが合う。華やかにするなら、ミニトマトやパプリカを使ってみてもよいだろう。種類によっては下ごしらえが必要な野菜もある。じゃがいもやにんじん、ブロッコリーは少し固めに茹でて食感を残しておくのがポイントだ。きのこはソテーしておくのを忘れずに。
肉系の具材では、ウインナーやベーコンなどがおすすめ。チーズとの相性がバツグンだ。肉系でもあっさりと食べたいなら、サラダチキンを使うとよい。市販のものを使えば、より簡単に仕上がるだろう。
チーズフォンデュには魚介類を入れた作り方もある。エビやタコ、イカなどとチーズが絡むとたまらなく美味しい。魚介類は炒めたり茹でたりして、しっかりと火を通しておこう。
生の肉や魚介類は火を通しておくことを念頭に置き、自分好みのチーズフォンデュを楽しんでほしい。
結論
チーズフォンデュは、身近なピザ用チーズを使えば簡単に楽しめる。チーズフォンデュの本格的な作り方ではワインが必須となるが、牛乳で代用してもよい。幅広い種類の具材が合うのもチーズフォンデュの魅力。今回ご紹介したコツを参考にしながら、子どもから大人まで楽しめるチーズフォンデュを、ぜひ家庭でも取り入れてみてほしい。