目次
1. おかゆダイエットの簡単なやり方

おかゆダイエットは実際にどのように行うのか見てみよう。
白米に置き換える
おかゆダイエットは、普段食べている白米をおかゆに置き換えて摂取カロリーを抑えるものだ。
普段食べている白米は100gあたり156kcalである。(※1)では、同じ量のおかゆのカロリーはどうだろう。なんと白米よりも約90kcalも少ない65kcalとなっている。(※2)このカロリーの差は水分量だ。おかゆのほうが白米よりも多く水分を含んでいるため、満腹感を増やし、さらにカロリーが抑えられている。
白米をおかゆに置き換えるだけなので、ほかのおかずは普段通りで構わない。おかゆダイエットは炭水化物を減らさずに行えるのでストレスが少なく、取り入れやすい。作るのも炊飯器でお米と目盛に合わせるだけなので簡単にできるだろう。
2. おかゆダイエットで気をつけるポイント

簡単に始められるおかゆダイエットだが、気をつけるポイントはなんだろうか。詳しくみてみよう。
バランスのよい食事
おかゆダイエットだからとおかゆばかり食べていては、炭水化物ばかりで栄養に偏りが出てしまう。そのため、おかずは栄養バランスがよいものを心がけよう。
たとえば、せっかく摂取カロリーを減らしているのに脂っこい唐揚げを食べてしまうとおかゆダイエットの意味がなくなってしまう。和食を中心に、脂質を抑えたおかずを一緒に食べるのがおすすめである。するとおかゆダイエットで糖質をカット、しっかりとほかの栄養素を摂ることで健康的にダイエットができる。
適量を食べる
白米に比べておかゆのカロリーが低いと伝えたが、たくさん食べてしまってはおかゆダイエットに挑戦しても結果的に太った、となってしまう場合もある。おかゆダイエットを効率的に行いたいのであれば、適量を食べることをおすすめする。少なくとも250g、多くても400gを目安にしていただきたい。
3. おかゆダイエットの飽きない食べ方

いくらおかゆダイエットがおすすめだからと言っても、毎日同じ味付けのおかゆを食べると飽きてしまう。そこで、おかゆをより美味しく食べられるアレンジを紹介しよう。
美味しくアレンジ
まずは韓国風にアレンジしたおかゆ。材料はニラ・大根・にんじん・鶏ひき肉だ。野菜、肉が入っているので栄養バランスがよく、おかゆダイエットにふさわしいアレンジだ。
また、おかゆは和風のイメージが強いかもしれないが、実は洋風のアレンジもできる。おかゆにささみとトマトを加え、ハーブソルトや粉チーズ、こしょうで味付けをすればリゾットのような味わいに。ささみも入っているので高タンパクな一品だ。
最後に、和風のあんかけ粥だ。にんじんや大根、椎茸、鶏肉を入れて酒、味醂、醤油、出汁を合わせた和風な味付けでいただこう。出汁の香るおかゆは、日本人にはホッとする味ではないだろうか。
おかゆダイエットはさまざまなアレンジで楽しめるので、続けやすいと言えるだろう。
結論
おかゆダイエットについて紹介した。白米をおかゆに置き換えることで摂取カロリーを抑え、満腹感を得ることができる。しかし、おかゆダイエットを成功させるには注意点があり、バランスのよい食事を心がけ、食べすぎないようにしたい。手軽に始められるダイエットなので体重が気になってきた方、健康に気を使いたい方などはおかゆダイエットをはじめてみてはいかがだろうか。
(参考文献)
※1※2出典:文部科学省「食品成分データベース」