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生姜のさまざまな形

【生姜の食べすぎに要注意!?】食べすぎるとどうなるか知ってる?恐るべき身体への『悪い影響』とは

投稿者:ライター 茨木亜衣(いばらきあい)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

鉛筆アイコン 2022年9月22日

ピリッとした辛味が料理の味を引き立たせてくれ、さまざまなシーンで活躍する生姜。健康にもよいとされているが、食べ過ぎてしまうと身体にどのような影響があるのかご存知だろうか。今回は、生姜の食べ過ぎによる影響や摂取する適量、適量をとるメリットなどを紹介していこう。生姜をよく摂取している方は、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 生姜の食べ過ぎによる影響

新鮮な生ショウガ
生姜が大好きでいろんな料理に使う方もいるだろう。しかし、生姜を食べ過ぎるとさまざまな副作用を起こす可能性もあるのだ。まずは、生姜を食べ過ぎると身体にどのような影響があるのかを見ていこう。

副作用について

健康や美容のため、積極的に生姜を摂取している方も多くいるはずだ。しかし、生姜を食べ過ぎると、胃や腸などの消化器官に刺激を与え、腹痛や下痢、胸焼けなどの症状が現れる可能性がある。(※1)(※2)さらに、消化器官に異常が生じると、肌荒れにもつながる恐れがあるのだ。(※3)とくに、胃腸が弱い方や疾患を抱えている方は食べ過ぎないように注意しよう。
また、生姜に含まれるジンゲロールは胆汁の分泌を促す作用がある。そのため、胆汁の成分が結晶化した胆石を有している方は生姜の副作用について理解し、食べ過ぎには十分気をつけなければならない。(※2)(※4)(※5)

2. 生姜の食べ過ぎにならない量

ショウガ
生姜を食べ過ぎると副作用を起こす可能性があることがわかった。では、どのくらいの摂取量なら、食べ過ぎにならず安全に食べられるのだろうか。ここでは、一日の摂取量の目安を紹介していこう。

一日の摂取量の目安

生姜の一日の摂取量目安は、生のスライスで6~7枚ほど、すりおろしで小さじ1だ。また、生の生姜で10g、水分量が少なく成分が凝縮している乾燥生姜で3gまでの摂取量に抑えると覚えておこう。生姜を購入したらまずは重さをはかり、何日間で使い切るのかをあらかじめ計算しておくと食べ過ぎを防げるのでおすすめだ。健康効果や美容効果を狙って生姜を摂取するのなら、一日にたくさん食べるよりも、毎日続けて摂取するほうが効果的である。

3. 生姜を食べ過ぎずに適量とるメリット

ショウガの根
食べ過ぎると消化器官に悪い影響を及ぼす(※1)生姜だが、さまざまな漢方薬にも使用されているように、適量をとるとあらゆるうれしい効能を得ることができる。以下では、食べ過ぎることなく適量摂取した場合に得られる、生姜の機能性と特徴について解説していこう。

機能性と特徴

生姜にはさまざまな効能があり、インドでは古くから保存食や医薬品として重宝されていた。生姜は、ジンゲロン・ジンゲロール・ショウガオールなどの辛味成分と、さわやかな香りが特徴だ。しょうがには、冷え症改善・殺菌・吐き気や炎症の抑制・アンチエイジング・コレステロール値や血圧の低下・喉の痛みや咳の抑制など、さまざまなうれしい効果が期待できる。体温が1℃上がるだけでも免疫力が30%ほど上がるとされているため、生姜によって冷え性が改善し体温が上がれば風邪の予防にも役立つだろう。(※6)
さらに、生姜の香りにはジンギベレン、シトラールといった400種類以上の精油成分が含まれている。解毒作用や消臭作用に加え、胃の健康を保つ効果が期待できる。(※7)加えて、生姜湿布や生姜風呂があるように、皮膚からエキスを吸収し、身体を温めたり血行を促進したりもできるのだ。(※6)このように生姜にはさまざまな効果があることから、食べ過ぎることなく適量に摂取することで、身体によい影響を与えるだろう。

結論

生姜は、さまざまな効果があり健康にもよく、料理も美味しくしてくれる優れものだ。しかし、生姜を食べ過ぎてしまうと消化器官に悪い影響を与えてしまう可能性がある。生姜を摂取する際はぜひこの記事を参考にして、適量をとるように気をつけながら、美味しく味わってほしい。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年9月22日

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