目次
1. オクラを生のまま冷凍保存する方法

ここでは、オクラを生のまま冷凍保存する方法を紹介していく。
そのまま冷凍する方法とポイント
オクラをそのまま冷凍保存する前に、オクラの下処理をする必要がある。まずオクラをまな板の上に置き、全体に塩をひとつまみ分まぶそう。続いて、まな板の上でオクラをゴロゴロと転がして板ずりをしていく。これにより、オクラの表面の産毛が取れるので食感がなめらかになるのだ。最後にオクラのヘタにあたる先端部分を切り落とし、包丁を1周させてガクの硬い部分を皮むきするように薄く削いだら下処理の完了だ。
下処理が終わったオクラを、2~3本ずつラップに包もう。包んだものをフリーザーバッグに入れ、空気を抜いて薄く平らにしたら、約1か月冷凍保存できる。
2. オクラを茹でてから冷凍保存する方法

ここでは、オクラを茹でてから冷凍保存する方法を紹介していく。
茹でて冷凍する方法とポイント
オクラを茹でてから冷凍保存する場合も、生のオクラの冷凍保存の仕方と同じように下処理を行ってほしい。ただし、ヘタ全体をカットしてしまうと茹でたときにオクラの中へ水が入る恐れがあるので茹でる前のヘタの処理には注意しよう。
下処理が終わったら、オクラを熱湯に10~15秒程度くぐらせる。このときオクラを茹ですぎてしまうと、食感が悪くなるため注意が必要だ。オクラが茹であがったら、粗熱をとろう。早く冷ましたい場合は、ザルにあげたオクラをうちわなので仰ぐとよい。
粗熱がとれたら1回で使用する分量ごとに小分けをし、ラップで包む。最後にフリーザーバッグへ入れたら冷凍庫で保存しよう。茹でたオクラの冷凍庫での保存期間の目安は、約1か月だ。
3. オクラをレンチンして冷凍保存する方法

ここでは、オクラをレンチンしてから冷凍保存する方法を解説していく。
レンチンしてから冷凍する方法とポイント
オクラをレンチンしてから冷凍保存する場合も、ほかの方法と同様にまずは下処理を行おう。そして耐熱皿にオクラを並べ、爪楊枝で数か所穴を空ける。これにより、加熱時にオクラの破裂を防止できるのだ。その上にラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで40秒加熱する。加熱後は、オクラをすぐに取り出し、ザルに重ならないように広げて粗熱をとろう。次に、1回で使用する分量ごとに小分けをし、ラップで包む。そしてフリーザーバッグに入れて密封したら、冷凍庫に入れる。
また、レンチンして粗熱が取れたところでオクラを刻み冷凍する方法もおすすめだ。刻んだオクラをフリーザーバッグに入れて薄く広げ、口を閉じたら冷凍庫で保存する。レンチンしたオクラは、丸ごとの場合約1か月、刻んだ場合約3週間保存可能だ。
4. 冷凍オクラの解凍方法と活用法

ここでは、冷凍オクラの解凍方法と活用法を紹介していく。
おすすめの使い方
下処理して生のまま冷凍したオクラを煮物・炒め物などで使う場合は、解凍せずにそのまま加熱調理しよう。サラダや和え物などに使いたいときは、凍ったオクラをサッと茹でて使うとよい。なおカットするときは、冷凍庫からオクラを取り出して1分ほどしたら包丁で切れる。
下茹でもしくはレンチンのどちらかで加熱後に冷凍保存をしたオクラは、冷凍庫から出してそのまま使用できるので大変便利だ。室温に1分ほど置いて好みのサイズにカットすれば、サラダや和え物に使える。さらに煮物や炒め物にもそのまま使ってよい。
冷凍したオクラをストックしておくと、手軽にごはんのおかずやおつまみを作りたいというときにも重宝するだろう。たとえば、ツナとオクラを和えてめんつゆをかければ、簡単に美味しい一品が完成する。また、オクラとキムチにごま油をかけるだけの簡単レシピもおすすめだ。そのほかにも、味噌汁の具材や肉巻きなど冷凍オクラは幅広く活用できる。
結論
オクラを長期保存したいのであれば、冷凍保存がおすすめである。下処理後は、生または下茹でやレンチンして冷凍庫に入れればよく、いずれも冷凍したら約1か月保存が可能だ。冷凍したオクラをストックしておくことで、手軽にオクラを食事に取り入れることができる。この記事を参考に、みなさんもぜひオクラの冷凍保存にチャレンジしてみてほしい。