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おでん

【冷蔵しても要注意!】食べてはいけない「おでん」の見分け方知ってる?傷みの特徴と日持ちさせるポイントとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤井千晃(ふじいちあき)

鉛筆アイコン 2022年10月15日

今回紹介するのはおでんを冷蔵保存したとき、どれくらい日持ちするかだ。また常温で日持ちさせるポイントを紹介しよう。弱火でじっくりと煮込んで作り、寒い冬場に食べることが多いおでんだが、どれくらい日持ちするのだろうか。

  

1. おでんを冷蔵保存したときの日持ち

おでん
たっぷりと作って何日か続けて食べるという人の多いおでんだが、どれくらい日持ちするのだろうか。

保存方法と期間

味が染みると美味しいので多めに作って数日かけて食べることのあるおでんだが、家で作るものとレトルト食品では日持ちは異なるのだろうか。
【家で手作りするおでん】
家で手作りするおでんは冷蔵保存がおすすめだ。おでんを冷蔵保存で日持ちさせるコツを紹介する。
  • おでんができたら鍋ごと氷水につけて急速に冷ます
  • じゃがいも・ちくわぶ・たまごを密閉容器に入れて1~2日ほどで食べきる
  • 大根と牛すじのような肉を密閉容器に入れて2~3日ほどで食べきる
  • こんにゃくと練り物を密閉容器に入れて3~5日ほどで食べきる
賞味期限が近い具材ごとに冷蔵保存すると、より長くおでんを味わえるだろう。冷蔵保存しても1日1回火を入れるとより安心だ。コンビニのおでんは家で手作りするおでんと考え方は一緒である。
【レトルト食品のおでん】
レトルト食品のおでんの日持ちを調べてみると製造日から120日や6ヶ月といったものがある。

2. おでんを常温で日持ちさせるポイント

おでん
次におでんを常温で日持ちさせるポイントを紹介しよう。

再加熱する

おでんを常温で日持ちさせたいなら1日に1~2回火を通すとよい。皆さんはおでんのような煮物やカレーを大量に作り、鍋のまま常温でおいておくと、ウエルシュ菌という食中毒が発生することを知っているだろうか。ウエルシュ菌とは川や土のような自然界に存在する細菌のことだ。100°Cで加熱しても耐久性の高い細胞構造の芽胞(がほう)を形成するので、完全に死滅させることはできない。1度調理したおでんのような煮込み料理であっても、ゆっくりと冷めるときにウエルシュ菌が酸素の少ない鍋底で急速に増殖する。ウエルシュ菌が多量に増殖した食べ物を食べると約6~18時間で下痢や腹痛といった症状が起こる可能性がある。通常は1~2日で治るが、注意したい食中毒だ。ウエルシュ菌による食中毒を防ぐために、おでんのような煮物やカレーは、食べきれる量を作って早めに食べること。やむをえず保存するときは、先述したように急速に冷やして小分けにし、冷蔵か冷凍保存すること。再加熱するときは、しっかりとかき混ぜながら十分に全体を加熱することが大切だ(※1)。

室温に気をつける

食中毒菌は温度が高いところに食品をおくと、急に菌数が増殖して食中毒の原因になりやすい(※2)。暖かい場所での保存はNGだ。

蓋をしめる

食中毒を起こす細菌とウイルスが、おでんのような食べ物に付いているかは、見ただけではわからない。細菌は小さくて目で見ることができないので、付かないよう蓋をして保存することが大切だ(※3)。

3. おでんの日持ちと傷みの特徴

おでん
最後におでんが傷んだときの特徴を紹介しよう。

見た目の特徴

おでんが傷んだら見た目はどう変化するのだろうか。おでんが傷むと汁にとろみが出たり、表面に膜のようなものが張ったり、小さな気泡が出ることがある。

においや味の特徴

おでんが傷んだら酸っぱいにおいや、いつもとは違うにおいがしたり、食べると酸っぱい味がしたりすることがあるようだ。なるべく食べきれる量を作るか、小分けして冷蔵保存すると日持ちがよくなる。ちなみにおでんを美味しく仕上げるポイントは焦がさないよう、弱火でじっくり煮ると味がよくしみる。

結論

おでんの日持ちについて紹介した。おでんというと大きな鍋でたっぷりと作り、数日かけて食べる人も多いだろう。美味しく味わいたいなら、なるべく食べきれる量を作ること。食べきれない量を作ったときは、先述した方法で冷蔵保存がおすすめだ。
(参考文献)
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  • 更新日:

    2022年10月15日

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