- もも肉を切る
- 手羽先を切る
- むね肉を切る
- 完了
- 鶏ガラと香味野菜を煮込む
- 鶏ガラスープの完成
- 余ったチキンの身を入れる
- まるごと冷凍
- 部位ごとに冷凍
1. ロティサリーチキンの特徴
見た目の大きさと、鶏がまるごと焼き上げられているインパクトが強いコストコのロティサリーチキン。内容量と美味しさから、コストパフォーマンスの高い一品と話題のデリだ。ところで、ロティサリーチキンとは何なのかご存じだろうか?ここでは、その基本情報をお伝えする。
ローストしたチキン
ロティサリーチキンとは、フランス語が語源のrotisserie(回転式肉焼き器、焼き肉店)とchicken(鶏肉)の単語から成る料理名。香辛料などを使って味付けした鶏肉を、専用のオーブンで焼き上げたローストチキンである。コストコでは、できたてのロティサリーチキンが保温機能付きの陳列棚に並べられており、その食欲をそそる香りと手頃な価格、一年を通して購入できる点で人気を博している。
2. ロティサリーチキンの解体方法
ロティサリーチキンを食べる際に必要な解体。日本では鶏のまる焼きを食べる習慣がないため、いざ解体しようとも「どこから手を付ければよいのかわからない」となってしまう方もいるのではないか?ここでは、ロティサリーチキンを簡単かつキレイに解体する手順を紹介しよう。
解体の手順
両足が括られているので解き、左右のもも肉を切る。このとき骨のない付け根を意識して刃を入れると、スムーズかつキレイに切れる。
もも肉と同様、骨の位置を確認しながら付け根に刃を入れるようにして切る。
最も大きな部位であるむね肉は、中心にある背骨から外すような感覚で切り出す。肋骨まで刃を入れたら、あとは骨からはがすように切ろう。
全部で6ピースに切り分けた。もも肉はさらにドラム・サイ、むね肉はささみを切り出すこともできる。また、鶏ガラからは出汁がとれるので余すことなく使ってほしい。
3. ロティサリーチキンのアレンジ料理
そのままでももちろん美味しくいただけるロティサリーチキン。ただ、まる焼きということもあって量が多く、食べ方がワンパターンなのは飽きてくるしもったいない。そこで紹介するのは、余ったチキンを使ったアレンジ料理だ。今回はロティサリーチキンの身と骨を使い、鶏エキスが濃厚なスープを作ってみた。
余ったときのアレンジ料理
ロティサリーチキンの解体時に切り出した鶏ガラと香味野菜を煮込むだけで、鶏の味がしっかり味わえるスープのレシピを紹介する。意外と簡単にできるので、気負わず試してみてほしい。
鍋に鶏ガラ・香味野菜・水を入れて煮込む。香味野菜はお好みのものや余りもので構わない。
お玉などで鶏ガラに圧力をかけ、簡単に崩れたらザルで漉して完成。
余っているチキンの身を入れる。スープ単体でもよいが、味を調えてごはんや麺と合わせても美味しくいただける。
ロティサリーチキンのアレンジ料理として紹介したスープだが、これをさらにアレンジすることもできるベースの一品だ。香味野菜や味付けはお好みのものを使い、マイベストスープレシピを見つけてほしい。
4. ロティサリーチキンの冷凍保存
ジューシーで美味しいコストコのロティサリーチキン。しかし、大容量であるがゆえに一度では食べきれないこともあるだろう。アレンジ料理で消費するのもよいが、どうしても食べきれないときや、後日また味わいたい場合は冷凍保存も可能だ。最後は、ロティサリーチキンの冷凍方法と解凍方法を紹介しよう。
冷凍保存の仕方
コストコのロティサリーチキンはまるごと冷凍保存も可能。その場合はラップで密着させるように包み、保存袋に入れてから冷凍しよう。乾燥が気になる方は、ラップで包む前に刷毛でオイルを塗っておくと効果的だ。
解体したチキンを部位ごとに冷凍保存すれば、解凍後の用途によって使いやすいだろう。まるごと冷凍する場合と同様、ラップで密着させるように包み、保存袋に入れてから冷凍する。骨も冷凍保存できるため、鶏ガラスープを作りたい方にはおすすめだ。
解凍の仕方
冷凍保存したロティサリーチキンを解凍するには、冷蔵庫でゆっくりと冷蔵解凍させるのが一番だ。低温でゆっくり解凍することで、水分や旨みが流れ出すことを防げる。チキンを食べる前日には冷蔵庫に入れ、解凍できたら温めていただこう。
結論
コストコのロティサリーチキンについて紹介した。大容量ながら手頃な価格で購入でき、これがあれば「特別な日」を演出できる人気のデリ。正しく冷凍すれば1カ月ほど保存できるため、さまざまなアレンジ料理を試してみよう!