目次
- ※1.厚生労働省「野菜、食べていますか?」 https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-03-015.html
1. キャベツの塩もみの上手なやり方

キャベツを塩もみして美味しく食べるには、どんなやり方があるのか。ちょうどよい塩加減や歯ごたえを得るための方法を見てみよう。
必要な材料と手順
キャベツの塩もみに必要なのは、キャベツと塩だけである。キャベツ100gに対する塩の量は、1~2gが適当といわれている。小さじで計る場合は3分の1ほどの量である。キャベツを食べやすい大きさに切りボウルにいれたら、キャベツの量に見合った塩を加えて軽くもむ。
5分ほど放置するとキャベツから大量の水分が出てくる。この水分をしっかりと除去し、絞ったものが塩もみしたキャベツとなる。シャキシャキとした食感はそのままに、ちょうどよい塩味が付いて食べやすくなるのである。
2. キャベツの塩もみの保存方法

多量のキャベツを消費できる塩もみ。食べ方もいろいろあるキャベツの塩もみは、保存ができるのだろうか。時短のためにもぜひ活用したいキャベツの塩もみの保存方法や日持ちについて紹介する。
保存の仕方と期間
塩もみしたキャベツは、使いやすいように小分けにして密閉容器や保存専用の袋などに入れて、冷蔵保存する。衛生状態に問題なければ冷蔵保存で3日ほど日持ちがするため、多忙な日には便利である。また、キャベツの量が多いときには、塩もみした後に冷凍保存するのもよい。この場合も使いやすい量を小分けにして、ラップや専用の保存袋に入れて冷凍する。
解凍する場合は、使う数時間前に冷蔵庫に移すか、袋ごと流水にあてる方法がある。冷凍したキャベツの塩もみは、1か月を目安に使い切るようにしよう。
3. キャベツの塩もみをアレンジ

水分が抜けるために、たくさんの量を食べることができるキャベツの塩もみ。そのアレンジ方法にはどんなものがあるのだろうか。さまざまな食べ方で野菜を多く摂取するメリットとともに紹介する。
たくさん食べられる料理
キャベツの塩もみは、そのままでもじゅうぶんに美味しい。しかし、塩昆布や梅肉、じゃこや干しエビを加えて、おかずやおつまみの一品にすることができる。マヨネーズやコーンとも相性がよいため、コールスローサラダにすればパンにも合うおかずとなる。豆の水煮と合わせれば、とてもヘルシーなサラダが完成する。キャベツの塩もみは、こうした方法で気軽に、より多い量を食べることができる。厚生労働省によれば、日本人の野菜の摂取量は推奨量に達していないことが多く、野菜は日常の中で意識して食べることが求められている。(※1)塩もみのキャベツは、推奨量を満たすために大きな役割を果たしてくれるだろう。
結論
キャベツはサラダにしたり加熱したり、応用方法が多い野菜のひとつである。意外に知られていないキャベツの塩もみは、簡単にできるうえ、キャベツを美味しくたくさん食べることができるのがメリットである。時短にも役立つキャベツの塩もみ、和風洋風さまざまな味付けで楽しんで、健康な食生活の一助としてほしい。
(参考文献)