2022年10月 5日目次
1. なすは食感が変わるが冷凍できる！
なすは生のまま冷凍してしまうと食感が変わってしまう。なぜ食感が変わってしまうのだろうか？
冷凍なすがまずいといわれる理由
なすは、水分を多く含む野菜なので生のまま冷凍すると水気が出てしまい、中はぐにゃっとした食感、皮の部分はコリコリとした硬い食感になってしまう。さらに解凍すると、水分が出てしまうので、炒めものには適さない。
煮浸しや揚げなすは美味しく冷凍できる
冷凍すると、食感が変わってしまい美味しくないといわれるなすも、柔らかくなる食感を活かして、煮物や煮浸しなどにするのがいいだろう。なすは冷凍することで、細胞が壊れるので、味が染み込みやすくなるので、煮込み料理にするとおいしく仕上がるのだ。
2. なすの上手な冷凍保存方法
なすを冷凍するのなら、上手な冷凍方法で行うのがおすすめだ。なすを美味しく食べるための冷凍方法をいくつか紹介しよう。
加熱調理したなすを冷凍
なすは焼きなすや揚げなすなどの加熱調理をしてから冷凍すると、食感の変化を抑えることができる。加熱調理したなすは冷凍庫で2～3週間ほど日持ち可能だ。
なすの冷凍方法
なすは加熱調理して冷凍することで、アク抜きせずに冷凍することができる。焼きなすや揚げなすを作ったら、保存袋に入れて冷凍庫に入れるだけだ。
冷凍なすの解凍方法
焼きなすは、自然解凍か冷蔵解凍することで、食べることができる。さらに揚げなすは、凍ったまま炒めものやパスタの具材などに活用するのがおすすめだ。
丸ごとそのままのなすを冷凍
なすは丸ごと冷凍することができる。丸ごと冷凍したなすは1ヶ月ほど日持ちする。
なすの冷凍方法
なすを丸ごと水洗いし、水気を拭き取ってからヘタをつけたままラップで包む。あとは、保存袋に入れて、空気を抜いて密閉してから冷凍庫に入れる。
冷凍なすの解凍方法
丸ごと冷凍したなすは、凍ったままレンジで加熱したり、蒸したりするなどの解凍方法を行うのがいいだろう。冷凍すると皮が硬くなってしまうので、細かい切り込みを入れ煮浸しや蒸しなすにするのがおすすめだ。
切ったなすを冷凍
なすは切ってから冷凍することも可能だ。切ったなすは冷凍庫で1ヶ月ほど日持ちする。
なすの冷凍方法
水洗いしてヘタをとったなすを食べやすい大きさに切る。切ったなすを水に浸してアク抜きをし、水気をしっかりキッチンペーパーで拭き取ったら、保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍庫に入れる。
冷凍なすの解凍方法
水分の多いなすは、解凍すると柔らかくなってしまうので、冷凍のままカレーやラタトゥーユなどの煮込み料理に使うのがおすすめだ。
3. 離乳食用のなすの冷凍保存方法
冷凍したなすは離乳食用として活用することができる。離乳食用のなすは、皮を抜き細かく刻んでからアク抜きをして、加熱してから冷凍しておくといいだろう。月齢に合わせてすり潰してから冷凍することも可能だ。冷凍したなすは、お粥に混ぜたり、うどんの具材などに活用できる。
4. 冷凍のなすの美味しい食べ方
冷凍のなすは、食感が変化するので、煮浸しや和え物、味噌汁の具材などに活用するのがおすすめだ。さらになすを半解凍させた状態でカットし、炒めものに活用することも可能だ。冷凍することで、柔らかな食感になるので、味が染み込む料理にするのがいいだろう。
結論
なすは、冷凍すると食感が変わってしまうが、調理法によって美味しく食べることができる。冷凍することで、日持ちさせることが可能になるので、食べきれない場合は冷凍しておくのがいいだろう。なすの冷凍方法はいくつかあるので、調理法に合わせて冷凍しておけば、料理の時短にも繋がるだろう。
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